クライエントの多様性は認めるが、職員の多様性は?
じめっとした暑さがきつくなってきましたね
最近、強い組織ってなんだろうと考えることがありました。それで思ったことの一つが、職員の多様性を考慮できる組織は強いのではないかということです。
福祉の業界は出入りが多いとよく聞きます。本当にそうだと思います。続く人続かない人がいたり、退職率の多い分野や法人がある気がします。
クライエントに対しては「個別性」をよく意識しますよね。だけれど、職員に対しての「個別性」ってあまり意識されてない気がします。
福祉業界では、サービス残業も多く、上司は「俺の時はもっと大変だった」と言った言葉を使っていることは多いのではないでしょうか。あなたにとってとわたしにとっては違うはずであるのに、自分のものさしで決めることがあります。
「みんなこの量の業務をやっている」「自分も大変だったけどできたから君にもできる」こんな言葉がありふれている気がします。
クライエントシステムをどれだけうまく機能させられるたとしても、ワーカーシステムを整えられないのは組織として弱いです。
どちらも相互作用があると思うのでワーカーシステムが整っていないならばクライエントシステムも最大限には活かせてないと思われます。
クライエントのためにワーカーシステムを壊していては、結局クライエントのためになっていないのです。
これもある意味で自己犠牲の上でしか、クライエントを満足させられないというような勘違いがあるのではないかと思います。
Win-Winの関係は本当にできないのでしょうか、自分自身もテーマとして考えなければと日々感じてます。
おやすみなさい💤
まだまだ初心者ですが、福祉が限られた対象のものではなく、人々がより豊かになるためのものであることを発信していきます。よかったらサポートよろしくお願いしますm(__)m