邦画好き大学生による,「すごい映画3選」

こんにちは。

私は邦画が大好きです。

いい意味でも悪い意味でもリアルで,その没入感は観る人の心を2時間で掴んで離さない感じがします。

特に,「見てはいけないものを見てしまっている感」を感じる映画が本当に好きで,クセになります。

日常に刺激がないので,映画を観ている時はずっとヒリヒリしてたいというか…


そこで,今回は語れるほどの映画好きとは言えない(かもしれない)女子大学生の私が,「すご」と感じた邦画について紹介します。

偏見まみれの個人の意見ですので,悪しからず…


① 淵に立つ(2016)


深田晃司 監督,浅野忠信 主演

↓雑あらすじ↓

 普通の家族→夫の知り合いの男くる→住み込みで男が働くようになる→家族に変化→男何者なん?→

終始暗くて不気味な雰囲気が漂っている映画ですが,ひと時も目を離さず前のめりで観ました。

浅野忠信演じる謎の男が,家族に寄生して,じわじわ変化していく関係性に目が離せません。

衝撃と余韻でしばらく立ち上がれなくなるのでご注意を。


② 誰も知らない (2004)

是枝裕和監督、柳楽優弥主演

↓雑あらすじ↓

ダメシングルマザー→ダメ母:子供<<<男→長男がきょうだいの世話→状況悪化


今や日本映画会を代表する俳優、柳楽優弥さん主演です。

なんと当時14歳で、カンヌ国際映画祭主演男優賞も獲得しました。

育児放棄され、きょうだいの面倒を見る長男を演じています。

この映画は本当に胸が苦しくなります。

母親に放置されて、狭いアパートがどんどん荒れていって、子供たちも衰弱していって…と

子供たちの様子や関係性までもがだんだん変化していって、画面を通り越して部屋の床が軋む音や、悪臭が伝わってくるような演出が見事です。

この映画を観ながら、あの家族が苦しんでいる様子を、見て見ぬふりしているようで私自身、すごく苦しくなりました。

でもいずれ親になるであろう人は、見ていて損はない作品です。


③ メランコリック (2018)


田中征爾監督、皆川暢二主演

↓雑あらすじ↓

銭湯でバイトはじめる→その銭湯夜はまさかの殺し場→裏の事情を知る→巻き添いに→


制作費300万円の低予算映画です。

この映画、まじでやばいです。

低予算映画だからかもしれませんが、途中で、「あれ、これってドキュメンタリー?」って思うほどの演出です。

ちょっと雑なカメラワークと、登場人物の絶妙なイケてなさで一気に引き込まれます。

オチは「え?!なんしとんねん!」って感じで笑いましたが、そこまで含めて気に入りました。


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3つ紹介しましたが、だいぶ好みがでちゃいました。

暗くてリアルでじわじわくる恐怖…

これだから邦画はやめられません。





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