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GSCのnoteにようこそ。当noteは、野球審判のために私が発行してきましたメールマガジンのバッグナンバーから厳選した内容に加筆して、少しでもグラウンドで審判をする上で役立つだろうと思う内容を、アップしていきたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。

最近の記事

『こっそり審判』的 2人制アンパイアシステムの考え方

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■『こっそり審判』的 2人制アンパイアシステムの考え方■ ★走者無しの場合、打球に関しましての責任範囲について★ 走者無しの場合の打球の判断について今回は、その2人制システムの考え方というお話です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━走者なしの場合は、2通りのフォーメーションがあるというのは、ご理解いただけると思います。 走者なしの場合。 ★1つ目は、塁審の打球の判断

    • 宣告のタイミングはどうすれば一定になるのか?

       宣告のタイミングはどうすれば一定になるのか?  皆さん今回の目次は興味ありますか?    判定のタイミングが取れなくて苦労されている方も多いと思います。      そこで少しアドバイスです。    宣告のタイミングは、皆さん同じではありません。    また、同じくする必要もありません。    ご自分に合った、宣告のタイミングをつかむことだ大事です。      2つの確認事項を、一回で確認するという技術があれば、それは可能です。      つまり、      捕球と確捕。

      • 反省会の意味

        自分がカバーリングするべき塁に、他の審判が動いたために、その塁へのカ バーリングが遅れたとすれば、それは他の審判の所為ではありません。 自分の反応が遅いために、他の審判が先に動いたという反省に立つ必要があ ります。 当該の塁での判定はなくとも、前もって動くという意識を常に持たなければ 、次の試合でも同じ事を繰り返しますね。 判定がなかった事をいい事に、その責任を他の審判に押し付ける事は、反省 をしているという事にはなりません。 反応が遅いのは、それはご自身が反省す

        • ◎審判技術の向上には何が必要か?

          ◎審判技術の向上には何が必要か?                         1)野球規則の研究        2)経験年数        3)出場試合数        4)トラブルの数        5)ジャッジの正確さ        6)バックネット裏での審判員への訓示(爆)        7)「こっそり審判」を読む(笑)        8)自分の判定について悩みまくる。        9)そして酒を飲む(爆)        10)その他           ご覧の皆

        『こっそり審判』的 2人制アンパイアシステムの考え方

          何にタイミングを合わせるのか

          走者なしで、打球が打たれたら、塁審も球審と同じように打球の方向にステップしてからスタートします。 1塁審判の場合、内野ゴロだったときは、素早く良い位置取りをして、そのプレイに自分のタイミングを合わせ、送球を待ちます。   ★この送球にタイミングを合わせるというのが、ポイントです。 送球にタイミングを合わせながら位置取りをするのではなく位置取りをしてから、タイミングを合わせるというのが、判定を正確に保つ秘訣です。 打球と送球に合わせると、遅い打球・遅い送球では位置取りが遅

          何にタイミングを合わせるのか

          打球が打たれたら、球審はどのように動くのか?

          打球が打たれたら、球審はどのように動くのか? 1.打球が打たれたら、その方向にステップして素早くスタート。 これが全てです! 簡単でしょ。 4人制システムや3人制システムで審判をされている貴方は、スタートは素早く切っていますか? 打球の方向を確認後に、スタートを切っていませんか? スタートは、システムで変わりませんので、まず素早くスタートを切る、これを今まで以上に意識する必要があります。 とにかく打球の方向を確認する暇もなく、すぐにスタートという感じです。 ス

          打球が打たれたら、球審はどのように動くのか?

          審判にとって「ハッスル」とは

          審判の『技術』というものは、未熟な人間でもその程度に応じて知っている要素ですが、技術の不足が、結局は良い審判と、そうではない審判の境界線となります。 上手な審判員は決して見落としはしないものです。 (私は見落とした事がありますので、上手な審判とはいえませんね 泣泣) しかし、2つのプレイが同時に起こらなければという条件がありますが・・・。 そして、もう一つ大切な事では『ハッスル』があります。 格闘家の小川直也さんが、「ハッスル! ハッスル!」と連呼していましたが、これ

          審判にとって「ハッスル」とは

          こっそり審判バックナンバー

          「こっそり審判」は、現在1103号まで発行となっておりますが、当noteでは必要だと思われる内容をアップしていきたいと思っています。 気に入った記事がありましたら、どうぞお友達に紹介いただけばと思います。 「スキ❤」も読みましたという意思表示のために、クリック頂ければ私も励みになります。 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 今回の内容は、以下になります。 ■ご質問 私は1塁の審判をしています。 走者1塁の時、内野ゴロの場合、判定する位置が近いのですが、上手く判

          こっそり審判バックナンバー

          もし本当に最善を尽くしていれば、失敗を気にかけるひまなどなくなる。

          ≪ 今日の名言 ≫ もし本当に最善を尽くしていれば、失敗を気にかけるひまなどなくなる。 (ロバート・ヒリヤー アメリカの詩人) _____________ 最善を尽くすことに意味があるのですよ。 反省しても意味は無い。 失敗する前に、最善をつくす努力をしたのかどうか、これが問題なのですよ。 最善を尽くさないで失敗するのは、失敗を積み重ねるということにも繋がります。 審判は自分の判定に疑念を持ってはいけないとも書かれているはずですね。 常に周囲の反応を気にして

          もし本当に最善を尽くしていれば、失敗を気にかけるひまなどなくなる。

          失敗は成功の母

          「失敗は成功の母」という格言もありますが、「失敗」だけでは「成功」にはなりません。 「失敗の積み重ね」だけなのですよね。 「失敗」を「成功」に変えるには、実践して「成功」する必要があるのです。 審判技術というものは、「失敗の積み重ね」ではありません。 「成功の積み重ね」だけが、審判技術の向上となるのです。 多くの審判の方達は、「失敗を反省すること」だけしかしていませんので、審判技術は向上しないのです。 ですから、同じ間違いを繰り返すのです。 反省し

          失敗は成功の母

          実践マスター審判講座 球審の構え・動き編

          「審判マニュアル」は、「審判」をする上での、やり方に他なりませんので、まず「審判マニュアル」を理解する必要があるかもしれませんが、本書はその「審判マニュアル」を含めた(理解した上での)「審判技術の解説書」という内容になっております。 「実践マスター審判講座 球審の構え・動き編」は「球審」に特化した内容ですので、球審をする上で、皆さんが「楽しい球審」をするための一助になれば、著者としてこれほど嬉しい事はありません。 「球審」は、一番判定が多いポジションですが、「球審」の「技

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          実践マスター審判講座 球審の構え・動き編

          公認野球規則の条文を読んではいけません

          「公認野球規則」を読まれる場合は、規則の条文を読んではいけませんよ。 規則の精神と、その起こり得るプレイを読むんですね。 規則の条文だけを読めば、それは規則を理解すると言う事にはなりません。 「規則解釈のための規則解釈」では、本当に規則を理解する事は不可能なんですよ。 「規則解釈のための規則解釈」と「規則解釈」は違うんです。 この違いが解らないうちは、「規則」を理解する事は出来ません。 現実のプレイを想定する事は、なかなか難しいのですが、順番にプレイを追って行きな

          公認野球規則の条文を読んではいけません

          何故、プレイに正対しなければいけないのか 1~4

          審判にとって、プレイに対して「正対する」ということは、とても重要ですね。 正対するには、その意味を理解しておくことが重要です。 机上論ではなく、私の実践してきた実践論をまとめてみました。 興味のある方はどうぞお求め下さい。 どうぞ宜しくお願い致します。

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          何故、プレイに正対しなければいけないのか 1~4

          教える側になるか、教わる側になるか

          内容に興味がある方は、どうぞダウンロードされて下さい。 それではどうぞ。

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          あなたは審判ですか、それとも観客ですか?

          審判として「ハッスル」出来ないのには理由があります。 それは審判としての任務を考える以前に、 「野球」そのものを見ているからですね。 審判の任務は、試合運営とプレイの判定だけ。 それ以外の事を見ていると、「足が動きません」。 これを観客と言います。(爆) 試合が始まったら、審判モードに切り替えて「ハッスル」しましょう。 特にお昼ご飯を食べた後は、特に観客(爆)になりやすいですよ。 腹八分目で審判をしたほうが良いですね。 ま、弁当を食べる事が楽しみで審判をされ

          あなたは審判ですか、それとも観客ですか?

          良いアドバイスを自分のものにするために

          自分が求める審判像というものは、それは「貴方」が決めるものなのですよね。 決して他人からのアドバイスで決めるものではありません。 自分で決められない方は、先輩審判や同僚審判からのアドバイスによって、アッチにフラフラ、コッチにフラフラしてしまいますね。 その責任は、結果的に本人にあるのですよ。 自分自身がなりたい審判像をしっかりと持ってさえいれば、アドバイスにもポイントを逃さないで吸収する事ができますが、そうでなければ、間違ったアドバイスでも「それが正しい」と勘違いして

          良いアドバイスを自分のものにするために