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スキーとスキーボードとスキーワックス

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スキーボード(ファンスキー)におけるメンテナンス、主にスキーワックスについて解説しています
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記事一覧

スキーとスキーボードとスキーワックス(その4 動画で見るクリーニングワックスとリキッドワックスのやり方)

この記事は連載です。

↑前回まではこちらから

 少し連載に間が空いてしまいましたが、続きになります。文章で解説を考えていましたが・・・「これ、動画じゃ無いとわからないよなぁ」・・・ということで、動画を作成しました。

 いかがでしょうか。イメージは出来ました?

 動画は20分もの大作になってしまったのでご飯でも食べながらご覧頂ければと思いますが、できるだけ丁寧に解説できたと思います。
 また

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スキーとスキーボードとスキーワックス(その3 食パンとバターとクリーニング)

この記事は連載です。

前回まではこちらから

これまでの話で、どう例えればスキーワックスってイメージしやすいかを改めて考えてみました。

食パンでした。

食パンにバターを塗って食べる方は多いと思います。そのまま食べても美味しいですが、バターを塗った方がより美味しくなりますよね。
ですが何もせずに袋から食パンを取り出して冷蔵庫からバターを出して塗ろうとすると…バターが硬くてうまく塗れませ

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スキーとスキーボードとスキーワックス(その2 熱と滑走面と塗り重ね)

この記事は連載です。

前回まではこちらから

さて、基礎的雰囲気を前の記事で確認してもらって今回は『滑走面』にフォーカスをあててお話します。

よく勘違いされているのが、スキーワックスは塗り込むものと思われていることです。板がたわむほど力を入れてじっくりと行う方も居ますが、ほとんどの場合においてこのような方法は必要ありません。

 滑走面は溶けたワックスが触れれば浸透するので、ワックスを溶かす

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スキーとスキーボードとスキーワックス(その1 溶けるワックスと溶かすアイロン)

最近、ワックスの話を見かける事が多いのでチューナー目線でのお話です。

ワックスって、車で言えばエンジンオイル、人間なら炭水化物ってくらい大事なものです。それぞれ無くてもなんとかなりそうですが、無ければいずれ大変な事になります。

スキーの滑走面には『ポリエチレン(PE)』が使われています。結構身近なプラスチックで、バケツとか袋とかによく使われます。頑丈で温度変化に強く、特に氷点下でも性質が

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