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人材育成にもっと”数字”を持ち込もう

こんにちは、宮田です。

人材育成に携わる仕事をする中、「数字」で把握していくことが大切だなと感じています。今回は人材育成と数字について書こうと思います。

仕事において「数字」は切っても切れないものです。売上目標・アポイント数・残業時間などなど至る所に数字があります。

私たちがあらゆるモノゴトを数字にしている理由は、数字にすることで進捗や効果を主観を交えることなく把握することができるからです。

主観を交えない、つまり客観的にモノゴトを把握することができれば、前月と今月/AさんとBさんなど比較することが可能となり、比較結果から何が原因だったのか?と考えるヒントを見つけることも可能になります。

では、人材育成についてはいかがでしょうか?
たとえばリーダー育成を目的とした研修を実施した後、実際に何人のリーダー輩出につながったのか、どれくらいの期間かかったのかなど数字にできていますか?

恥ずかしながら私も数字で把握できていないことがありました。管理職研修を実施していたのですが、上司から「研修後、参加者の何人が管理職になっているのか、数字で効果検証をしたほうがよい」とフィードバックをもらったことがあります。

とくに研修は、研修実施者・研修参加者が「いい反応でしたね」「すごく学びになりました」といった良し悪しの感想で満足してしまうことが、現場でまだまだ起こっています。

研修はあくまでも目的を達成するための手段。数字で把握しなければ進捗・効果・比較ができず、達成はおろか改善することもできなくなってしまいます。

人材育成にもっと数字を持ち込むことができれば、研修テーマ・対象者・実施時期などを考える際、画一的な考えから脱却する糸口が見つけられると思います。(執筆者:宮田)

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