14. 「on」「upon」の使い方
「on」は前置詞で「~の上に」という意味やニュアンスで使われていることは、中学高校レベルの英語でご存じの方は多いはず。
この意味合いでもよく使われるが、同じ頻度で使われているものの、
日本の英語教育の中では記憶に残るほど出題されていなかったという印象がある使い方がある。
それは、「about」と同じ意味合いの使い方。
英語は「同センテンス内で繰り返し使われることを嫌がる」性質があります。
「~について/関して」を同じセンテンス内で使いたいときにも、「about」と「on」を併用することがある。
もちろん、単純に「about」の意味で使用することもある。例えば、いくつかのメールのやり取りをしていて、メール送信者が先方からの進捗を待っている時、
「Do you have any updates on this?」(この件で何か進捗はありますか?)
というような使い方で「~の件」という時に「on」を使う。
この使い方は、もしかしたら大学受験では出ていたかもしれないものの、記憶に残るほど頻出ではなかったと思う。
ビジネスの環境では、頻出する使い方なので覚えておいて損はない。
次に「on」とニュアンスが似ている「upon」の使い方や訳し方でよく見る使われ方を紹介する。
Upon your request, it has been processed.
(ご依頼の件、処理が完了しました。)
この使い方は、ビジネス英語でよく使うので覚えていて損はないと思われる。
「on」と「upon」の違いって何?
違いは、「on」はカジュアルで
「upon」はフォーマルなニュアンスの違いと思っていい。
「on」のこの使い方は、会話で頻出する。
特に「on it」の組み合わせでよく使われるので
「on it (オニッ!)」と一括りで
発音と共に覚えて置くのも吉。
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