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23. How should I put it?
ここでは、putの使い方を覚えよう。
Putは、日本の英語教育では、「置く」という意味で使うことが多いように記憶していると思う。
アメリカでも「置く」という意味でもよく使われているが、単体で使うよりかは、熟語や代名詞と一緒に使うことがとにかく多いということである。
また、Sayの意味でも使うことは多い。それがまさに、
How should I put it…
である。
Howから始まっているので「?」をつけたものの、相手に対する疑問符ではなく、どちらかというと自分自身に対する疑問符である。
訳は「何て言えばいいかなあ」と訳す。
使い方は、説明しにくい質問を受けたとする。
その質問に、自分なりに即答したものの、相手は何か腑に落ちなさそうな表情で意味を解していない。
そんな時、日本語の状況で、独り言のように
「何て言ったらいいかな…」
とつぶやく人がいると思うが、そのつぶやきがまさに
How should I put it…
である。つぶやきなので小声で自分だけに聞こえるように言うようなフレーズと覚えておこう。
せっかく、shouldが出てきたのでshouldの補足説明を入れておく。
Shouldは、「~すべき」と訳すように学んだと思う。
その使い方も、日常的にあるのだが、もう一つのよくある使い方は、「~のはず」という意味で使う使い方である。
例として、It should be aroundを紹介する。
意味は、「この辺りにあったような…」という訳し方になる。
使う状況としては、
「そういえば、新聞見なかった?
今朝持ってきたところまでは覚えているんだけど…」
この返しとして
「I believe it should be around」
(さっきこの辺で見たと思うんだけど)
といいながら、テーブルの周りを探す動作。
訳だと、「この辺り」と出ているのでaroundの後にhereは必要ないのか
と言う話もありそうだが、自分の近くにありそうだと思えばhereは省略してもいい。
それは、aroundがその役割を担っているからである。
遠目にある時は、around thereと言うかもしれないが、動作的にshould be aroundと言っている人が探しながら言っている場合は、hereもthereもいらない。
Aroundには、「この辺りに」というニュアンスがあるので、遠いところにあっても、話し手がその方向まで歩いて探しながらshould be aroundと言っているのであれば、その人の周囲も移動していくわけなのでaroundだけでよい。
ここに書いてある表現は、教科書で定められている定義ではなく、あくまでも実生活での使い方を再現しているだけなので、学術的に調べたい人は、専門家に聞くことをお勧めする。
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