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5. Where are you at?

 「Where are you?」と同じ意味だが、「Where are you at?」の方がカジュアル。大学の寮では、よく使われている。
 
 他によく使われるのが、出前を頼むときに店員から住所を聞かれる時に、この表現でよく聞かれる。
 
 固定概念で、出前を頼むときに住所を聞かれるだろうという想定がある。その時の英語は「What is your address?」と聞かれるはずだと思い込んでいる。
 
 すると、店員さんは「Where are you at?」(発音的には、Wear you aと聞こえる)と返してくる。住所を聞くのに、Addressという単語がないというだけで、Whereが出てきても住所を聞かれているのだという勘も働かない。
 
 最初、何度も「Say it again please」(もう一度お願いします)と聞き返していたものだ。何度も聞いているので、もう一度ならず5回くらい聞き返したこともあり、相手も諦めて「Address」と一言だけ言ってきた。
 
 ここで初めて私の記憶の中にある表現と、店員さんの表現が線で結びついた。店員さんは、「ウェアユゥアッ?」と発音しているわけだが、この最後の「アッ」が何か分からなかった。
 
 アドレスとから引き出される場所を表す「a」から始まる単語は「AT」だなと仮説を立ててみた。その仮説を隣人に聞いてみた。
 
 「How do you spell, ウェアユゥアッ?」と聞いてみると、最後が前置詞のatになっていて、「こういう表現もあるのか」とラーニングしたものである。
 
日本語での違いを書くとすれば
「Where are you?」どちらにいらっしゃいますか?
「Where are you at?」今、どこにいる?
で正しいのだろうか。

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