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28. What the fxxk/What the hell

お待たせ致しました。
 
 
学生の間で最も話されている最たる例である。
 
 
 私は、アメリカでバンドを活動をしており、しかもジャンルはメタル系。
 
 
メタル系のバンドを組んでいる仲間はこのフレーズのオンパレード。
 
 
 Fxxk
Shxt
 
 
これ抜きの会話は聞いたことがない。
 
 
 このフレーズ自体に意味は存在せず既存のフレーズに悪態をつきながら表現したいときや強調をしたいときに使う補完的要素のフレーズ。
 
 
 よく使われるのが What is going on? につける言い方で、What the fxxk is going on? という使い方。
 
 
 What is going on? は「何かあったの?」という訳になるが、What the fxxk is going on? になる時は文頭に「一体」をつけると、汚い言葉でも「綺麗に」訳すことが出来る。
 
 
「一体、何があった?」
 
 
と言うのがテレビ的な訳となる。
 
 
リアルだと、状況的に「マジ、どうなってんだよ!」という訳がぴったり当てはまることが多い。
 
 
 さて、Fxxkは、強調で使うことが多いが、Shxtは動詞的に使うこともしばしばあり汎用性が高い単語でもある。
 
 
 名詞での意味は「うんぴ」だ。
 
 
転じて「くそっ!」と言う表現に使われる。
 
 
動詞で使うと「He is shxtting about me」と使っていたら「He is talking behind me」と同じような意味合いになる。
 
 
「He is talking behind me」
 
 
といういい方があるが、「He is shxtting about me」といういい方をして「彼は、私の陰口を叩いている」という訳が「あの野郎、陰でこそこそしやがって!」的な訳になる。
 
 
 留学生が使う英語は、得てしてネイティブからすると可愛く聞こえる。
 
 
そのため、心無いネイティブの人からバカにされることもある。
 
 
 もし、「shxt about me」などの表現が自然な発音で出れば、多少の凄みを出せるかもしれない。
 
 
 気を付けて欲しいのが、発音の仕方である。
 
 
凄みを出そうと気持ちが先立っても、口から出た発音が可愛くなってしまったら元も子もない。
 
 
 一番気を付けるのは「Shxt」の発音が「Sit」にならない事
 
 
 カタカナで書くと、どちらも「シット」かもしれないが違いが分かるようにカタカナで書くとすれば「Shxt」は「シェット」「Sit」が「シィット」である。
 
 
 またFxxkの発音は、「u」の発音に着目して欲しい。
 
 
一般的に「ファック」と書かれてあることが多いが、「ファッ」の部分は「フォッ」と「ファッ」のちょうど間辺りの音で「スタッカート感」を意識的に出すように発音するといいのが生まれる。 
 
 
 スタッカートは、音符の記号で、跳ねるように弾くときに書かれる記号。
 
 
音がないので説明しにくいが「ッ感」のことである。
 
 
これも発音すらできないが、まさにこの感覚がベスト。
 
 
 またFの発音には、「下唇をちょっと嚙む感じで」と教わるが、ちょっと噛むくらいだとスタッカートが軽すぎてしまう。
 
 
逆に下唇を噛むことでFxxkの発音が遅れるくらいの「溜め」を意識して、一気に空気を放出すると、綺麗な「Fxxk」が出来上がる。
 
 
 私は、何度も独り言で練習した。
 
 
バンド仲間から毎日のように聞かされていたのも助かり、耳が音と空気の抜け具合を覚えることに成功したのである。
 
 
 最後に、この言葉たちは、働くようになったら使わないように。
 
 
私が勤務した企業のイタリア人社長は、キレるとFxxkingを連発していたがやらないことに越したことはない。
 
 
 健闘を祈る。

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