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キャリアを考える

キャリアとは、なんぞや?

Weblio辞典では、
キャリア(career)とは、
個人がが生涯を通じて積み重ねていく職業経験やスキル、知識のことを指す、と説明しています。

ライフキャリア、という言葉は、聞いたことがあるでしょうか?
キャリアコンサルティングを学ぶと、ライフキャリアレインボー、というものを学びます。
1950年代にアメリカの教育学者ドナルド・E・スーパーが発表した理論で、キャリアは、仕事だけでなく、社会や家庭での様々な役割からも構成され、
年代によっても移り変わり、生涯にわたってキャリアは発達する、という理論です。

自分の人生と重ねてみれば、
仕事を通して学んだことは、職業スキルだけではありません。
一緒に働いた方たちからも、たくさんのことを教えてもらったり、お手本にして学び取ったことがたくさんあります。
そして、学校、会社、地域、趣味のサークル、クラブ、部活動など、
所属するコミュニティにより、職業からだけでなく、さまざまなことを学び、受け取ってきました。
スキルアップ、自己啓発のみならず、自分自身の体験、経験が、自分のリソース(資源)となります。

職業は、個人の能力と興味にマッチしていなければ、毎日が楽しくなくなります。でも、逆を言えば、能力と興味にマッチしていればいいのです。

才能がないと、何も出来ないと思っていませんか?

能力は、最初から持っている適性と、後から身につけた技術があります。
仕事に必要だから、自分が興味を持っているから、と学び、訓練したものは、技術として身につきます。
思うに、身につけようとして身につけたものと、知らないうちに身についていたものと、両方ある気がします。
目の前のことに一生懸命取り組む、ということのメリットです。
知らないうちに身についている、つまり、意識をして磨き上げたからこそ、
無意識に身についていることがある、ということなのです。

キャリアとは、転職がすべてではない

キャリアを築くために企業、職業を選択する人もいます。
ただ、何を成し遂げたいのか、何を実現したいのか、
また、自分自身がそこから得たいものは何か、
ということが明確でなければ、
転職しても、あまり満足する結果にはならない、ということも、
心得ておいた方がいい、と思います。

今いる場所で、学べることがある。
そして、今いる場所だけにとらわれず、
自分自身で、いろいろな場所へ行き来出来る、
ということも、考えてみてください。

自分自身で作っていくキャリアは、
ただの職業選択ではありません。

自分の人生の軌跡なのです。

年を重ねると、振り返ったときに、流れが見えます。
自分の無意識の意識を、そこから感じ取ることもできるでしょう。

人生の棚卸、キャリアコンサルティングも振り返る機会のひとつです。
コーチング、カウンセリングも、自分を知る機会となるでしょう。

「自分の人生は、自分で作ることが出来る」
あなたの人生が、たくさんの楽しみで、溢れてゆきますように・・・。






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