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「声掛け」の種類 (#1)

皆さんこんにちは。
毎週記録が途切れた気がしますが、まあ続けなきゃいけないわけじゃないし書く以上にすることがあったのだとポジティブに捉えることにします。
ちょっと今日は内容にまとまりがないかもしれません。

さて、今日のテーマは教育現場における「声掛け」です。

最近、教育現場、指導現場を見る機会がとても増えています。

きっかけはいろいろありますが、どちらにしても貴重な機会をたくさんいただけていることに感謝です。

そんな現場を見るときに、最近一つの観点としているのが「声掛け」なのです。

きっかけはあまり覚えていないですが、大学の友人と
「ここってどんな声掛けしてたっけ?」とか、
「こんな人への声掛けって少なくない?」という話をボランティアに行った帰りに話していて、それがきっかけでより気にするようになったのかなと思います。

今日はそもそも教育現場でどんな声掛けがあるのか、ちょっとみていくことにします。
もしかしたら第二弾があるかもしれないので、今回は声掛け#1としておきます。


承認の声かけ

まずはこれです。
私の中では、「褒める」より「承認」を大事にしています。
その違いとしては、褒めるはただ「できたね」「すごいね」を言ってあげること、承認は「〇〇ができるようになったね、できたね」「〇〇にチャレンジしてすごいね」など、具体的に内容を伝えてあげることです。

何が良かったのか、何ができたのかを伝えてあげることで、子どもも自分を見てもらえているという自信や自己肯定感の向上、やるべきことの明確化につながります。

レベルアップの声かけ

何かを達成した時、できるようになった時、承認することに加えてレベルアップの声かけをします。

「〇〇ができるようになったね。じゃあ次は△△にチャレンジしてみよう。」と言ったように次の課題を明確に提示してあげることで、やる気の継続や探究心の向上につながります。

ただ、ここで注意したいのは極端なレベルアップをしすぎないことです。無理な目標を提示してしまうと、それで燃える子もいるかもしれませんが、むしろやる気が低下してしまうこともあります。

レベルダウンの声かけ

逆に達成が難しかった時、レベルを下げた課題を提示する声掛けもあります。

この時は単純にできなかったねと否定するのではなく、頑張った過程を認めてあげた上で、「じゃあこれにチャレンジしてみようか」と適切な課題を提示してあげることが重要です。

簡単すぎるとこれもやる気の低下、飽きの原因になりかねません。
スモールステップで、課題は少しずつ提示することが重要です。

ティーチングの声かけ

レベル感の話をしていましたが、それらの前にそもそもの課題提示や情報の提示をまずすることが必要です。

コーチングで結論を引き出すことももちろん重要ですが、最初はティーチングで知識を吸収してもらわなければなりません。

とはいえ、特に年代が小さくなるほど、わかりやすく簡潔なティーチングが重要になってきます。
何を伝えたいのか、どう言った目的で伝えるのか、自分の中で噛み砕いて整理しておくことでより効果的なティーチングにつながります。

問いかけ

これはコーチングに関連する部分です。

ティーチングのように相手に受動的になってもらうだけでなく、「なんで〇〇だと思う?」「今〇〇だったけど自分の中でなんでそうなったか分析できる?じゃあどうすればいいかな?」など、自身の中での考えを引き出します。

問いかけをすることで自分自身で答えに気づくことができ、より問いに対する答えを定着させやすくすることができます。

諭す声かけ

今回は「怒る」ではなく「諭す」と置かせていただきます。
その意図は、感情を出して「怒る」と子どもを萎縮させてしまったり、怒れば済むという環境になってしまって子どもが自ら考えないようになってしまったりすることがあるため、
子どもに「なぜその行動がダメなのか」「その行動の結果どうなってしまうからダメなのか」を理解してもらい、子どもが考えて行動を変えていけるように促していくべきだから、ということです。
そしてこの後者の行動を「諭す」としています。

即効性があるのは怒ることですが、長期的にでも、子どもの自主的な変容を促していく中では諭すことが非常に重要となってきます。

注目を集める声かけ

今回最後はこれです。

注目を集めたい時の声かけには、さらに分類ができると思います。

  • 大声を出す

  • 声の強弱でメリハリをつける

  • 声のトーンでメリハリをつける

  • (声かけ+何かしらの行動をつける)

などがあります。
子どもの実態に応じて、どんな声掛けの方法がいいのか、どれだと効果が薄いのかを選択しながら決めていくと良いかと思います。
また、大声を出すのが苦手な人は強弱やトーンのメリハリを活かすなど、自分の状態に合わせても変えていくことができます。

挙げているのはあくまで手段で、最終的な目的は注目を集めることです。



と言った感じで、今回は紹介だけしました。

次回はその詳細をしゃべるか、またいくつかの種類を紹介するかもしれません。

それではまた!!!

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