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「ツナグ」私がつないでいきたいことを書いてみました。


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はじめまして。
藤原優子です。

私は、1月7日に71歳になりました。

1年のうち数か月をキャリアカウンセラーとして志事をして
その他の時は、人生の集大成活動として
これまで培ってきた大切なものを
必要な人が必要な時に受け取ってもらえるように
手渡していく活動をしています。

私が取り組んでいる分野において
どんなことを大切にして、
どんなことを行なっていくのか?

ちょっと長いプロフィールを書いてみました。

今日はみなさんに、

1 私が大切にしていること
2 私と関わると人や人生はどうなるのか
3 三つの活動を続けていきます。

「集大成活動」「文芸部活動」「丁寧に暮らす活動」


の3つについて
お伝えしたいと思います。

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私が大切にしていること

私が人生の中で大切にしていることは
3つあります。

a. 「ツナグ」こと
b. 「丁寧に暮らす」こと
c. 「ロールモデルになる」こと
です。


a. 「ツナグ」こと

私は「ツナグ」ことを大切にしています。

その一つは
これまで大切に培ってきたものを
手放すのではなく手渡していく。
これまでのキャリアの中から培ったものを
少し後ろから来る人に循環すること。

もう一つは
歴史の中に紛れてしまった一人一人の記憶の遺産を
このままでは古びて消えていく大切な記録の遺産を
これまで語り継がれてきた生活の智慧を
風化させない。
一人一人の大切な物語を紡いで
誰かのこころに優しい風が吹くように
出来る形で書籍化、配信して次世代にツナグ。

時空を超えてつないでいく。
どんどん渡していきます。

b. 「丁寧に暮らす」こと

私は日々を丁寧に暮らすことを大切にしています。
日々の何でもないことに価値を見出していく。

自分を大切にするために
しつもんZEN瞑想し
経をよみ、写し、祈る。

大切な体の声を聴き
断食をして、体を労う。

食べることは命をツナグこと。
決しておろそかにはしない。
食べ物を大切にして、エコを心掛ける。
親たちや先人から受け継いだ
生きる智慧を活かす。
四季を楽しみ
家族、祖先からのイベントを大切にしていく。

ソーイングセラピィをして、自分らしいおしゃれを楽しむ。
着物でお出かけする。
和の文化を楽しむ。

歩くことは哲学すること。
階段に恋をする。
山カフェ巡りをする。
1日3回のラジオ体操で健やかでいる。

古典文学を愛し、言葉を綴る。短歌を詠う。
丁寧に人と繋がる。葉書を書く。
日記を書く。

それらをエッセイとして発信していこうと思います。

c. 「ロールモデル」になること

71歳まで生きてきて
来し方を振り返って、書いておく。
そっとそこに置いておく。

私の生き方が誰かのお手本にはなれなくても
一つの見本にはなれたらいいなと思っています。

60歳で定年退職するまで私は不自由な生き方をしていました。
誰かの何者かであらねばならない。
誰かのお手本であらねばならない。
効率的であらねばならない。
役割を果たさねばならない。
そのために生きてきました。

今、やっと自由に自分を生きています。

そして、これまでの生き方を愛しく思っています。
全て動機は善だったこと
人一倍努力したからこそ
今があります。

苦手なことをやり続けてきたからこそ
大きなリソースを得て
自分の資質を生かして役割を自然に生きています。

この歳でも、お役に立てることが何よりも幸せです。
今いただけるお仕事はこれまでのご褒美です。
有難いことです。
最期のときが来るまでワクワクしている。
したいことがたくさんあって
これまでも面白かったけれど
今が一番面白い!
こんなセブンティーズがいてもいいと思うのです。

歳を重ねることが楽しみになるような
ただただ、目の前にあることに夢中で生きる。
少し後から歩いてくる人のモデルになれたら嬉しい。

今、ある、この位置に
ただ、そっと置いていきたい。

必要な人が必要な時に受け取っていただけるように。

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私と関わると人や人生はどうなるのか

私の人生は
60歳で魔法の質問に出会ってどんどん変わりました。
そして、そんな私が関わることによって、
これまで出会った人やその人の人生が変わっていきました。

どのように変わっていったのか?
これまでに出会った人たちのことをお話します。

これも3つお伝えします。

a. 持っているものに気づく
私がキャリアカウンセラーになったのは
天職だった採用担当、人材育成の仕事から
リストラ側に立った自分を許すためでした。
ごめんなさいという気持ちから始まった仕事でした。

あるとき、私の「ごめんなさい」は
いい仕事をさせてくれて「ありがとう」に変わりました。

それは、就労支援の講座中でした。
「あなたにとって仕事とは何ですか?」という質問に
19歳の受講生は不自由な体からふり絞るようにして
一生懸命に答えてくれました。
「ひ・と・の・や・く・に・た・つ・こ・と」
それを聞いた周りの人たちから変容が始まりました。
ひたすらに純粋な魂からの言葉とその生きざまに
人は心を動かされたのです。
その場にいた人たちが、その問いにそれぞれの答えを求めて
自分のありたい姿を探し始めたのです。

相手を思い、向き合い、問い続けた質問が自分に還ってきたのです。
リストラからの罪悪感が感謝に変わった瞬間でした。

これまでに出会った多くの人が、大切なものに気づき、
次の一歩を踏み出しました。

そして、私自身も気づいたのです。
私は目標達成が大好きで得意だということを。
苦手だと思っていた問題解決もいつしか得意になっていたということに。

会社時代の仕事はどちらかといえば問題解決ばかりでしたが
苦手な仕事をやり続けることによって
問題解決力という大きなリソースを手に入れることができていたのです。

私自身も含め、多くの人が、これまでをふりかえることによって
自分の人生を愛おしく思い、大きな宝を発見していきました。


b. 可能性に気づく

障がい者の就労のための自立訓練の場では、
働くためには、もっと心を育てる必要がありました。
誰でも可能性を持っています。
絵本を使って質問し、答えを探すことを繰り返すことで
訓練生の心が育っていきました。
できないのではなくて、できないと思っていただけでした。
自分の感情を味わい、それを観察する、そういう機会に恵まれないだけでした。
気づきを深め広げる。想像する。創造する。
小さな成功体験を積み上げて、少しずつ成長していきました。

可能性の種を探すには、良質な質問が求められます。
私は常にこのような実践の場を経て、成長し続けました。

キャリアカウンセラーは定年退職後のセカンドキャリアですが
60歳を超えても、人はまだまだ成長できるし、なんだって始められるのです。
まだまだ可能性がある。
そんな可能性のサンプルが誰かのお役に立てたらいいなと思っています。

c.  行動が変わって変化が生まれる

キャリア支援で、心に残っているもう一人の19歳の受講生がいます。
家庭環境やいじめによって対人恐怖症となり
自己不全感に苦しみ心を閉ざしていました。
私たちは、どうなりたいかという質問を根気強く繰り返しました。
彼はコツコツと自学して、二度目で簿記2級に合格し
このことで、やっと自分のことを認めることができました。
その後もプロセスゴールを作って、自分のペースで成長し続けながら、会計事務所で働いています。
そして今も、私との約束を守って簿記1級に挑戦中です。

彼は自分に確固たるものができたとき、
やっと自分の軸でものをみることができたのです。
そして、周りからも認められるようになりました。
自分の特性を受け入れ、自分の可能性に気付いたことで
対人恐怖症を克服し、大きく変化しました。

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三つの活動を続けていきます。


「人生を彩る」を軸として
「ツナグ」をミッションとして「集大成活動」「文芸部活動」
そして「丁寧な暮らしの活動」の三つの活動をしています。

その3つの活動をお伝えしますね。

集大成活動

私のところには、57歳というピンスポットの女性がよくやってきます。
あと3年で60歳になる。
これからどう生きるかを迷うお年頃なのです。
彼女たちを見ていると、あの頃の自分を見ているようです。
「50代女性のためのセカンドキャリアを描くための質問ノート」
これまで自分や多くの人に向けてきた質問を
そこに置いておいたら、誰かのためになるかもしれない。

そして、私が行動する姿を
行動することで人生がどう変わったかを見ていただこうと思うのです。

A. 自分史活用活動
「100人と書く一枚の自分史」プロジェクト
なにげない日常生活の中に自分史があります。
自分を見詰めることによる発見に驚き
この後の生き方のヒントが生れたり
来し方に親愛の情が湧いたりする。
一人だとなかなか書けないのですが
誰かと一緒なら不思議に書けるようになります。
マガジンとして活字になる。
朗読配信から、耳でも聞くと、
さらに自分の物語が輝き始める。
100人と書く壮大なプロジェクトです。
この機会にご一緒に書きませんか。

自分のルーツを辿る。家系を辿り、家族の歴史を書く。
戦争から生還して命をつないでくれた父の戦争の物語を書く。
私たちは多くの命のおかげで今を生きていることを
次世代へとつないでおきたい。
命のバトンを渡していこうと思います。

代々から子供や孫へつながれてきたよき仕草を絵本にして残すことなど
他にも、風化する記憶の遺産、古び失われていく記録の遺産を残していく。
それがミッションです。

●関連のお役立ちとして
「100人と書く一枚の自分史」ワークショップと電子マガジン発刊及び朗読配信
「100年人生マンダラ自分史」ワークショップ
自分史作成支援とワークショップ
電子出版化支援:消えていく記録遺産をツナグ活動
動画配信:大切な記憶遺産を風化させずにツナグ活動
自分史関連サロン活動
家系図・家族史の執筆・配信・出版
父の戦争の物語「永遠のハルマヘラ」を執筆し子孫へツナグ


B.シュー活

私のシュー活とは
「就職支援」「キャリアの集大成」「終活」の3つです。

ロールモデルとしてのキャリア支援
やってきた障がい者就業支援の総括

終活支援としてのマンダラエンデイングノートでは
自身にも、家族にとっても未完了なき幸せなお別れを目指す
本気のワークショップに取り組んでいます。

●関連のお役立ちとして
就職支援全般
マンダラエンデイングノートワークショップ・ファシリテーター養成講座
「幸せなセカンドキャリアを描く魔法の質問」ワークショップ
「50代女性のセカンドキャリア質問ノート」の出版・ノート販売・ワークショップ
キャリアスタート・職場体験前のマナー講習
個人事業者のためのパーソナルマナーレッスン
講演活動・ワークショップ
絵本で心を育てる自立訓練のレポート作成

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C.孫育活動
子どもたちへつなぎたいこと
平和への祈り・命のバトン
旅育、その地を訪ね、平和の大切さをツナグ。
祖先から引き継がれた美しいこころ
自分を幸せにし、周りも幸せにするマナーの心を育みます。
それがシニアからの親たちへの応援でもあるのです。

●関連のお役立ちとして
キッズインストラクター・トレーナー
キッズマナー初級絵本・紙芝居、キッズマナー上中級本
キッズマナーインストラクター
日野原先生のいのちの授業
いのちの授業「この後どうなっちゃうんだろう」
旅育の実践と「平和をツナグ」レポートの発信


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文芸部活動

高校生の頃、私がなりたかったのは文芸部の部長でした。
売れっ子の作家になりたかったのではなく
同好の人たちと本を読み、語り、書く、編むこと。
サークル活動の部長だったのです。

青春時代にしたかったことを今やっている!
そりゃ、今が面白いはずです。

しつもん読書会は、まさにしつもんを修める道場でした。
好きすぎて、8年前からずっとやり続けて、今は月に3~4回しています。

小説読みのためのしつもん読書会・古典を読み解く質問読書会
旅するしつもん読書会・著者を囲む読書会など
そのバリエーションを広げています。
読書会というカルチャーが学生たちに、各世代の大人にとっても
もっとメジャーとなりますように。

2019年3月、学生への就職支援は、私より若い人たちにやってもらおう。
70歳を前にして、この歳だからやれるキャリア支援をやっていきたい。
これまで培ってきたものを手渡すためにKindleで
「就職活動は成長のチャンス!人生と仕事に役立つ就職面接質問講座」
を電子出版しました。
それからの人生は出版で変わりました。

年4回、しつもん読書会サークルの同人誌を発行し
自分史マガジンを隔月で発行し
30年続けている短歌で詠った自分史を1年限定と決めて毎月出版しています。

●関連のお役立ちとして
「100人と書く一枚の自分史」プロジェクト
「マンダラチャートで書く一枚の自分史」ワークショップ
自分史作成ワークショップと自分史出版のための編集協力
しつもん読書会ファシリテーター養成講座
ストーリーテラー養成講座
繋がっていくしつもん読書会(第1火曜日10時15分~)
土曜日は繋がっていくしつもん読書会(第3土曜日10時15分~)
夜も繋がっていくしつもん読書会(第4金曜日20時~)
小説読みのためのしつもん読書会・古典を読み解く質問読書会・旅するしつもん読書会

●関連出版物
電子書籍:「就職活動は成長のチャンス!人生と仕事に役立つ就職面接質問講座」
電子書籍:インスタで短歌365日から「短歌集さくら追い」
「卯月のころに」「皐月のころに」「水無月のころに」「文月のころに」「葉月のころに」「長月のころに」「神無月のころに」「霜月のころに」「師走のころに」「睦月のころに」「如月のころに」「弥生のころに」
電子書籍:「父の戦争を書く永遠のハルマヘラ」ペーパーバックあり
電子書籍編集:しつもん読書サークル同人誌「ツナグ」1~17号発刊
電子書籍編集:「100人と書く一枚の自分史」マガジン1~15号発刊
電子書籍:「Merry Christmas Ms Greene」Norikki Greene著 編集
電子書籍:鉄道写真から書く「一枚の自分史」【鉄道自分史】田中 強一
                            編集協力



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丁寧な暮らし活動

「まず私自身が自分らしいライフスタイルをもてたらいいな」
そんな想いで取り組んでいます。

自分が大切にしたいことを大切にする生き方を
自らの人生で実験しています。
これまでの来し方の生き方・働き方を
いまココをどう生きるかを模索し
実践したことを提案したいと思っています。

共有できる人がいたら
共有できることがあればご一緒に実現していきましょう。

一人でも多くの人が、自分らしく生きる。
そのサンプルになればと思っています。


A.養生活動 
1.断食・食を大切にする
2.良質な睡眠と朝方生活
3.あるきんぐ・山カフェめぐり
4.ラジオ体操(3回/日)
5.癒す(温泉・寺社巡りetc)
6.漢方による体調改善
7.心地よい生活習慣と場作り
8.人と会う・ワクワク探訪

B.彩り活動
1.しつもんZEN瞑想をする。
2.経を読み、写し、祈る。お遍路する。
3.自作のおしゃれを楽しむ・着物でお出かけする。
4.古典を読む。
5.日々の言葉を100文字日記に綴る。
6.四季を味わい・和の行事を大切にする。
7.エコで生きる。ワンコインチャレンジする。
8.人と繋がる。葉書を出す。

C.ものつくり活動
1.ソーイング・ニッティングセラピィ
2.リメイク子供服
3.しつらい・インテリア小物つくり
4.新聞貼り絵
5.紙芝居創り
6.スケッチ(箸ペン画・パステル画)
7.アルバム作り
8.短歌・エッセイ・ショートストーリー創作

H.終活
1.検診を受ける・養生する。
2.ミッションの活動を続ける。
3.75歳以降の経済の準備をする。
4.家族とその時・その後のことを話して更新しておく。
5.ツナグ
6.いぶし銀の輝きを磨く。
7.お財布に優しいセミナーとしつもん読書
8.心が面白いを今スグに追求する。

●関連のお役立ちとして
WSや講座をしたりというわけではありませんが
丁寧な暮らしを配信したり、投稿したりしながら
先ずは、私が楽しみます。
一人ではできないことも誰かと一緒だとできます。
一つでもあなたにヒットすることがあれば
ご一緒に活動できたらいいなと思っています。

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