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【一日一問】人生最後の瞬間に何を思いたいか

こんばんは。Groungding Lifeの長谷川由香です。

今日はコーチングセッションの話です。先日クライアントとセッションしている際に『人生最後の瞬間』についてお尋ねしました。

改めてとてもインパクトのある問いだな、と思ったので書いてみます。

最後の瞬間に、どんなことを思いたいか

人には必ず『人生の目的』がある、と私は信じています。その確からしさ、とは正直どちらでもよく、まずはそこを信じるところからスタートするのです。

何かしら『生まれてきた意味・生き続けてきた意味』がある。だからそれをきちんと見つめたうえで人生を歩く。それが『自分の人生に対する責任』だと思っています。

さて、そんな『人生の目的』についてセッションするときに、こんな問いをお渡ししています。

『人生最後の瞬間に、あなたの人生はどんな人生だったのか、と愛する誰かに聞かれたらなんて答えたいですか』

最後だから思うことがある

始まれば終わる。それは全ての物事の理です。もちろん、人の命も同じ。どのタイミングで終わりが来るかはわからない。でも必ずやってきますよね。

その『最後の瞬間』に『あーーー、自分の人生どうだったなー』と口にすることができるなら、なんて言いたいのか。これは『最後』という極限を想像するからこそ見えてくるものがあります。

時折『最後に聞かれても、今聞かれても同じ』と仰る方もいます。それはそれで素晴らしいことです。

今の生き方にとても納得している証拠なのかもしれないから。

昨日のセッションでは『最後の瞬間』に立ったクライアントさんが何か大切なものに気づいていくシーンがありました。

そこに立つからこそ、気が付くもの、です。

コメント 2020-03-12 184754

自分の命をどんな風に使いたいか

自分の命をどんな風に、何のために使いたいのか。

ここが自分の軸として明確になっていると、どんなことが起きてもぶれ過ぎずにまた、中心に戻ってくるような気がするのです。

例えていうなら、風に揺れる竹林のような感じです。しなやかに風と共に揺れる、決して簡単には折れない。

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そのために、どんなことが好きか・嫌いか、何に心動くか・動かないか、といったような価値観を見ていくことも大切ですし、コーチングという場だからこそできる『一見、非現実的』な設定での本音を明らかにしていくことが重要です。

私は自分自身のクライアント体験で『人生の目的』を明確にしたことが一番大きな出来事だったと今でも思っています。

最初にそのことを問われた時『一切言葉にならない』という体験をし、自分が自分の人生という存在を全く意識していなかったことに衝撃を受けたのでした。

今日の設問

今日は設問、というよりはコーチングにおける問いかもしれませんが、とても大切な問いのように思うので。

人生最後の瞬間に、自分の人生についてどういう風に思いたいですか

私は『愛にあふれた人生だった』と話したいです。一人きりではなく、沢山の人と共に生きた、と。先に行くのが寂しいな、でもみんな待ってるから楽しみだな、とさよならしたい。そんな風に思います。

そしてそれはとても優しかった祖母が私に残してくれた感覚なのかもしれないと、今ふと気が付きました。

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