「部屋に飾りたいレコードジャケットってどんなの?」って聞いてみました
春まっ盛りですね。
新しい環境で生活をはじめた方もおいでではないでしょうか。
私にも経験がありますが、新生活ってなんかフワフワして落ち着かないです。
先日やはり引っ越したばかりの先輩の家に遊びに行ったら、それはもうオサレなお部屋に住まわれてて、後輩の身ながら「なんだ先輩のくせに生意気な…」とかドス黒いオルター・エゴが表面化しそうになりました。
自らのオサレ生活に浮かれ上がってる先輩は、真新しい壁にフレームに入れたレコードジャケットを飾っていました。
集まった連中で「自分だったらコレ飾っちゃう」みたいな話をしたのは言うまでもありません。
その後も知り合いに会った機会に聞いてみました。
「部屋に飾りたいレコードジャケットってどんなの?」
そして、それらがオサレな部屋に似合うのかも検証してみましょう。
■A-(エーマイナス)先輩:
「こういうお題にはあまりにベタすぎるけど、好きなんだからしゃーないしょ。
改めて見るとやっぱいいわ、マジでアナログ盤買おうかな」
曲はこちら→♪ "Peg"
■チョー君:
「ストロークスは最近好きになったんだけど、ジャケットで気に入ってるのはずいぶん前のこれ。
好きな曲?このアルバムのじゃないけどいい?」
曲はこちら→♪ "The Adults Are Talking"
■松小路いねさん:
「すっごく綺麗で不気味で、ゾワゾワするジャケットだけど惹かれます。
ウィルコの曲の世界に合ってるような気がしますけど、自分の部屋に飾っとくのはどうかなww」
曲はこちら→♪ "Levee"
「フレンチ・ポップス・トリオのライヴ・アルバムです。ブリキのフルアコってところが可愛くないですか?」
曲はこちら→♪ "Sirima - Là-bas"
■ウチの親父:(本人に聞かずに勝手に予想)
このジャケットは親父の家のレコード棚に面陳してあったので、小さいころからよく見てました。
なるほどロバート・メープルソープさん撮影のポートレイトは、今見てもかっこいいです。
曲はこちら→♪ "Gloria"
■カ・ズーマ君:
「いいよねこのジャケット。このイラストのTシャツがあったら買う」
曲はこちら→♪ "Longshot"
「もう一個いい?
このジャケの女性、ヴィヴ・ニコルソンって60年代イギリスの悲劇的な成金のオバさんなんだけど、『アタシの惨めさを誰も知らない』ってフレーズにぴったりなんだよね。見てよこの寒々しさ」
曲はこちら→♪ "Heaven Knows I'm Miserable Now"
■紀伊國屋さん:
「印象的なジャケットったらこれかな。
コールマンの最高傑作とは言えないけど、ジェリー・ガルシアが参加してたり、好きなアルバムだね」
曲はこちら→♪ "3 Wishes"
「ジャケットで選ぶならこれも絵になるんじゃない?
ジョエル・マイヤーウィッツの写真、好きなんだよねオレ」
曲はこちら→♪ "(Cross the) Heartland"
■烏森さん:
「昔、霞町の交差点のそばにあったソウル・バーに入ったらこのレコードがかかってて、カウンターにジャケットが置かれてたのよ。
タイポグラフィの処理もすごくいいし、アフロっていえばこれだよね」
曲はこちら→♪ "Bridge Over Troubled Water"
「同じ店で見かけたこのレコードも、この女の子の佇まいに一発でやられたな。
ずいぶん探して、中古盤屋で見つけたっけ」
曲はこちら→♪ "Let's Clean Up The Ghetto"
■水面敏宏君:
「飾りたくなるって言ったらこれだろ。カッコ良くない?
中身?ちょっと地味。でもいいよ」
曲はこちら→♪ "Step"
いやーイロイロありますね。
てゆーかみんな「部屋に飾る」って前提だけあって、気取ってオサレなジャケットを選んでくれました。
今度は「思わず笑っちゃうジャケット」とか聞いて回ろうかな。
とまれ、皆さんのご協力に感謝します。
images : InteriorLens, Thank you for letting me borrow your wonderful work.
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