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夏のBGM|熱帯夜と安眠 編

さてさて、今日もお疲れさまです。
連日の暑さの中、お仕事でも休暇を過ごすにも体力勝負ですね。
私は夏バテの経験がなかったのですが、今年はさすがに疲れてきたみたいです。

先日、村の保健所で保健師やってる友人と食事をしたときに受けたアドヴァイスによると、

■とにかく睡眠、寝る子は元気。
■蛋白質とヴィタミンB1&Cを摂りなされ、ゴーヤチャンプルー最強説。
■お酒を控えろってば、夜間の脱水症状につながるぜよ。

だそうです。
このときはゴーヤチャンプルーをいただきながら泡盛ソーダ割りをしこたま飲みました…

帰宅してお風呂にも入り、さっぱりとベッドの上で背骨を伸ばしたら、おやすみ前のリラックスタイムにこんなBGMはいかがでしょう。


♪ "Everybody Loves The Sunshine" by Takuya Kuroda(2014)

初めてBlue Note Recordsと契約した日本人、黒田卓也さんがRoy Ayersさんの名曲をクールにカヴァー。
そのトランペットは厚みがあり、底にある力強さを感じさせます。
プロデュースとヴォーカルに私の大好きなJosé Jamesさんが参加、ドラムズはNate Smithさん!


♪ "Every Summer Night" by Pat Metheny Group(1989)

Methenyさんブラジル三部作といわれた時期のアルバムから、モントリオール国際ジャズフェスティヴァルに捧げられた夏の夜の一曲。
全編に亘ってギターに寄り添うLyle Maysさんのピアノが美しい、躍動感と静謐さを同時に感じる不思議な曲ですね。


♪ "Summer Madness" by Khruangbin(2020)

Khruangbin大好き!(もう何回目だ…)
もちろんKool & the gangの大名曲、すでに多くのカヴァーを生んでいるわけですが、ここはKhruangbinをえこひいきする人間が書いております!
夜の向こうから響いてくるようなギターに夢中。


♪ "Sketch For A Summer" by The Durutti Column(1979)

ギターが素敵な曲をもうひとつ。
才人Vini Reillyさんのデビュー作から、美しくも緊張感をはらんだ名曲。
耽美的なムードは、夏の朝の日差しにも夜更けの気怠さにもふさわしいと思うのですがどうでしょう。


♪ "Age of Ascent" by Kokoroko(2022)

南ロンドンを拠点とする、アフロ・ジャズ/ファンクの大注目株。
フロントのホーン3管は女性が務めていて、そのアンサンブルもカッコいい!
雄大なイメージとゆったりとしたグルーヴで、聴き手の心を広い広い空間に解き放ってくれるようです。


♪ "Breaking Patterns" by Jason LaPierre & Braiden Sunshine(2022)

コネチカット出身の若きSSWが同郷のシンガーと歌う、ロマンティックで切ない別れの歌。
ジャジーかつポップで、サビのメロディーとコーラスがとても印象的。
涼やかなヴィブラフォンが効いてます。


♪ "I'm a Manchild" by Uptown Funk Empire(2008)

フランス人DJ/プロデューサーBruno Hovartさんのプロジェクトによる、エレピの音色もクールな一曲。
遠いところから聞こえてくるヴォーカルが、遠いあの日へと誘っているようです。


♪ "Mellow Mellow Right On" by Paprika Soul(2018)

Lowrell Simonさんの1979年ヒット作をカヴァーしたのは、UKのソウル/ジャズユニット。
原曲のムードをさらにクールに、夜のダンスフロアにもベッドルームにも似合う妖しさがステキ。
このユニットのセンスが好きで、近年追いかけてます。


…と、こんなふうに曲漁りをしていると今夜もこんな時間だ…
マズいマズい、また睡眠不足になっちゃうよー!


top image : Who?, Thank you for letting me borrow your wonderful work.


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