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保育士試験の2次試験報告会🐷🐺

こんにちは!ようこそ!allieです;)
 
保育士試験の2次試験を受けてきました~!!
・・・先日記事にした“保育士試験の1次試験”は無事合格しまして、日曜日が2次試験でした。(前回の記事はコチラ↓)


1次試験の突破が一番大きな壁だったので、ほっとしました~🍀
 
前回合格率についてちらっと書きましたが、四谷学院の解説によると、合格率というのは「その年に1次試験を合格し、2次試験への切符を手にした人数」を割合にしたものだそうです。
保育士試験は9科目ありますが、科目ごとに合否が分かるので(それらすべてを1発で合格する必要はありません。その都度受験料はかかりますが!)、それら9科目の合格が全て揃った状態ということですね。
 
近年はその合格率が20%前後です。
前回の記事で「1万人くらいは受けているんですね~」と書きましたが、厚生労働省の報告によると、令和3年度の受験者数は、年2回の受験を合わせて83,175名で、合格者数は16,600名です。なんと多いこと…!
ちなみに1度の受験で1次試験を突破する受験生の割合は出ていませんが、四谷学院によると数パーセントだそうです。そういわれると嬉しいですね(笑)
 
さて、2次試験は「造形・音楽・言語」から2つを選択して受験することができます。
わたしは、「音楽・言語」を選択しました。(絵が壊滅的なので消去法です笑)
 
音楽は、「小鳥のうた」と「びわ」という課題曲で、ピアノ(ギター・アコーディオンでも可)で伴奏を弾きながら、元気よく歌います。
どちらも初めましての曲でしたが、試験に必要なのは1番の歌詞のみなので安心。
伴奏もどんな楽譜を使用してもよいということだったので、ピアノ初心者の私は一番簡単そうな楽譜をYouTubeで見つけて引っ張ってきました。

https://www.youtube.com/watch?v=RJeQNaLnlTk

(↑こぱんさんの初心者用の楽譜です🎹)
 
言語は、「ももたろう」「3びきのこぶた」「おおきなかぶ」「3びきのやぎのがらがらどん」から1つ選んで、3分間の素話をします。3歳児が10~15人いることを想定して行います。ちなみに素話なので、絵本や人形等の小道具を使用することは禁止されています。
 
声と表情とジェスチャーでの勝負です🔥
 
私は、内容をよく知っている「ももたろう」か「3びきのこぶた」で迷いましたが、最終的には、声色が少なく済む「3びきのこぶた」を選びました。
①ナレーター ②1番目のこぶた ③2番目のこぶた ④3番目のこぶた ⑤オオカミの5声ができればいいので、ももたろうに比べて少ないですよね。
 
台本は自分で考えます。
 
「3びきのこぶた」の内容を知っているとはいえ、自信はなかったので、ネットで調べたり、YouTubeに上がっているお手本を聞いたりしました。
そのうえで『三びきのこぶた』という、もともとイギリス昔話であるこのストーリーを忠実に訳した絵本があったので、購入して内容を確認しました。
 
そこで驚いたのは、3匹のこぶたが家を建てるようになった経緯が、
「母ぶたが貧乏で子どもたちを育てきれなくなったから」だったことです。

自分の子どもに3匹のこぶたを話して聞かせる時に、そんなところまで伝えることはなかなかしないですよね。だから、今までこういう経緯があまり世の中に出てこなかったのかもしれませんね。
 
あ、そういえばみなさん、こぶたたちが「わら」「木の枝」「レンガ」で家を建てていたことをご存じでしたか?!
わたし、「木の家は絶対にオオカミの息では吹き飛ばないよね?だってログハウスあるし」って思っていたんですね(笑)
だから「木の枝」と知って、とても納得しました(笑)
 
あとは、「オオカミがそんな突然に人(こぶた)の家を吹き飛ばして食べるなんて、常識はずれな展開はないだろう」と思っていたら、しっかり
「🐺こぶた、こぶた、おれをいれとくれ」
「🐷だめ、だめ、だめ。めっそうもない」
「🐺そいじゃ、ひとつ、ふうふうのふうで、このいえ、ふきとばしちまうぞ」
という会話のやり取りがありました!笑
 
その結果、最初の2匹のこぶたは食べられてしまいます。
多くの人が認識しているだろう、「2匹ともレンガの家に逃げて行って、めでたしめでたし」なお話ではなかったようです。
 
また、レンガの家を吹き飛ばせないオオカミが、すぐに煙突から中に入って、こぶたが用意した熱湯の入ったお鍋で、やけどをして逃げていく展開にも疑問に思っていました。(いつでも絵本に真剣笑)
 
すると、実際にはやはり、オオカミは3匹目のこぶたを捕まえるために色々な仕掛けをしていました。
 
例えば…
「🐺ねえ、こぶたくん。おれは、とてもいい かぶばたけのあるとこ、しってるぞ」
「🐷どこだい」
「🐺ごんべさんのうらだよ。よかったら、あしたのあさ、さそいにくるよ。いっしょにとりにいこうよ」
「🐷よしきた、ぼくもいくよ。いったい、なんじにいくつもり」
「🐺そうさな、六じだ」
このようなやり取りのあと、こぶたは5時に起きて先にかぶを取って帰ってきます。
これに怒ったオオカミは、次の作戦を立てるんですね。
しかし、次の2回の作戦も、まんまとこぶたにしてやられてしまい、オオカミはカンカンに腹を立てます。
 
ここからやっと煙突から家の中に侵入して~というお話になります。
 
でも結局は、こぶたの方が計算高かったということで、オオカミはお鍋でコトコト煮られて、こぶたの晩御飯にされてしまい、「それからさき こぶたはずっとしあわせにくらしました」と幕を閉じます。
 
知っていたお話とだいぶ差があり、新鮮でした🥬
 
気になった方はぜひコチラ見てみてくださいね(^^)♪

あ、2次試験で実際に使用した台本は、この昔話に忠実にはしませんでした。ちょっと3歳児には残酷ですし、3分間に収まらないので💦
わたしの台本では、レンガのお家を吹き飛ばせないオオカミは、あきらめて森へ帰っていきました~👍3匹のこぶたはレンガの家で、いつまでも仲良く暮らしています👍

試験当日、「音楽」の試験を受ける順番は、わたしが全体の2番目で9:33~だったんですが、全く防音ではない部屋で、男性の試験官2名に見守られ(?)ながら、アップライトピアノで発表しました。
今年は、マスクを着用しなければ受験できないという、なんともあhらしい規則がありましたので、声はいつも以上に大きく。また顔の半分以上が覆われていますから、ほぼ伝わらない表情もいつもの200%で。笑
 
緊張で声は震えましたが、伴奏は練習通りに弾けたので一安心です🍀
 
「言語」は、「音楽」の試験から約1時間後でしたが、待合室では声を出した練習はできません。受験生のみなさんは、静かに過ごされていました。
 
わたしも録音した自分の音声を聞きながら、“3分”という発表時間を身に刷り込みます(笑)
 
本番は、子どものイラストが貼られた椅子が2脚用意されており、その後方に女性の試験官が2名いらっしゃいました。
「ピッ」というタイマー音で試験開始です。
3びきのこぶたを練習通りに、進めていきます。
 
素話の途中、試験官の顔も見てみましたが、少しもニコっとしてくれない!!!!
内心「え~~~優しくない!」と思いましたが、お話は続けます(笑)
 
素話の最後は、「お~し~まいっ」と締めましたが、
「お~し~」“ピピピピッ!”「まいっ」
くらいで3分終わりのタイマーが鳴ったので、言語で落ちることはないと確信しています🔥笑
 
また、試験前日がバイトだったのですが、塾の生徒(小1~小3)を前に素話の練習させていただき、「ふぅ~ってするところの動きが良かったよ!」「たすけて~って逃げるところの手がおもしろかった!」と感想をもらっていたので、そこはもう全力でやりましたよ!!笑
生徒には大感謝です。来週報告しなくちゃっ(^^)
 
・・・「音楽・言語」の試験は11時過ぎには終わりました。
(最終の方でも、わたしの会場では13時半くらいには終わったようです)
 
あ、当日嬉しかったことはですね、1次試験の始まる前と終わってから帰り際に少しお話をした方がいて、その方も1次試験を合格されたようで、2次試験当日、会場でお見かけしたことです
また、彼女も偶然「音楽・言語」を選択されていたので、ほとんど受験時間が同じでした🌿
 
「こんにちは!(^^)」とお声掛けしたら、
「覚えてるー?!」と返してくださって、
1次試験合格おめでとうを言い合いました🍀
 
待機室でも、隣に座らせていただいたり、音楽も言語も私のすぐ後に受験される方だったので、お互い始まる前に励まし合ったりして試験に望みました。
その方も今回が初めての保育士試験だったそうで、同士なので余計に嬉しかったです✨
私よりも一回りお姉さんでしたが、とても素敵な方で…もう出会うことはなかなか難しいけれど、素敵な時間でした♡
 
・・・いろんな方に応援していただきながら、無事試験を終えることができました。
気にかけていただいたみなさま、ありがとうございました。
結果は1月中旬に、はがきで通知される予定です。
その時は、@groene_dagboek(Instagram)のストーリーかどこかで報告しますね(^^)
 
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます♡
それではまた次回♡


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