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捨てるオモチャの写真を残すこと。

子育て中の皆さんは、写真を撮りますか?
アルバムの中身はどんな写真ですか?

おそらくそれは「子どもの顔が写っている」ものばかりではないでしょうか?

正直に言えば、私もそうなんですよ。
カメラロールを見れば、もうほぼ全部子どもの写真。
あーどれもこれもカワイイ。

ってそうじゃなくて。

この前、子どもが遊び尽くしたオモチャが壊れたとき、捨てる前に何となく写真を撮ったんです。
ほんとに何となくだったんですけど。

撮った後、これって実はとても大事なことなのでは?と思いまして。
今日はそんな感じのお話です。



これは私の実体験なのですが、
30歳を過ぎてから実家に帰ったときに、古いアルバムを見たんですよ。

そこに私が小学校に入る前の写真がたくさんあって。
ご多分に漏れず顔のアップがほとんどで、それはそれで背景に懐かしさを覚えたりはできたんですが、
一番嬉しかったのが、当時私がすごくすごく好きだったカエルのぬいぐるみの写真だったんです。

その写真を見るまで忘れていたんです。
あんなに大好きだったのに。
中のワタが何度も何度も出てきてしまって、そのたびにお母さんに縫い付けて直してもらって。
夜は一緒に寝て、朝は一緒に起きて。

写真を見て、何か言いしれぬ熱さみたいなものが込み上げてきました。


親はつい、子どもの顔を写真に撮ってしまいがちですが、それは何も意識しなくても無制限に増えていきます。

将来子どもが喜ぶのは、そんな写真の海の中にポツンとある、

当時大好きだったオモチャの写真だったり、
何度も繰り返し読んで擦り切れた絵本の写真だったり、
引っ越しをする前の、家の内装の写真だったりするのかも。

などと考えました。

皆さんも、お子さんが大好きなものの写真を残してあげて下さいね。


普段は、毎日の読書習慣を活かした記事を書いております。
自己紹介もぜひ見てあげてください。


それでは、また。

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