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本日の読書 #004 「結論ファーストで書く」

参考書籍:『書くのがしんどい』竹村俊助



第二章 伝わらなくてしんどい 「わかりやすい文章」の基本

読書記録より引用


結論ファースト。
文章術の本を開けば、大体どこにでも書いてある。

特に最近の書籍は結論ファーストを推していることが多く、
理由は「みんな忙しいから、結論を先延ばしにすると読んでもらえないよ」というものばかりだ。


ところで本書では洋書の読みづらさについても触れられていて、これは強く共感した。
情景から始まって、延々と「今、何を読まされているんだ?」という時間が続き、最終的には全く予想していないところに着地する。
少し専門的に言えば「メンタルモデルが構築されない」ために読みづらいのだ。

今まで読んだ中だと『失敗の科学』とか『ジョブ理論』などまさにこれで、日本人には本当に読みづらい。
訳者の方は素晴らしいのだけれど(特に有枝春さんの翻訳はホント好き)、原著が回り道を繰り返すのでどうにもならない。


話を戻して、「結論ファースト」について。

このnoteというプラットフォームにおいてもこれは重要で、自分も強く意識している。

私は長めの投稿に「目次」を入れるようにしている。
この目的の一つが、「早めに結論を述べておく」ことにある。

正体の分からない記事を読むことは、読み手にとって一種のギャンブルのようなもの
だから早々に記事の全体像を明かして、読むかどうかを読者に委ねる。

これで意外と読んでもらえるようになっている気がする。
書いていてガイドライン代わりにもなるのも便利だ。
書き方で悩んでいる人にはオススメしたい。


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