本日の読書 #003 「エレファントカーブ」
参考書籍:『働き方2.0vs4.0』橘玲
第三章 会社や管理職はなくなるのか?
エレファントカーブ。
簡単に言えば、「国の貧困度合いと、その国がどれだけ成長したかをグラフにしたら、変な形になった」ということらしい。
最貧困国の所得が伸びていないのは分からなくもない。
しかし日本を含む「先進国中間層」が伸びていない(むしろマイナスにさえなっている)というのが、グラフをイビツにしている。
ちょっと調べてみたところ、
先進国の中でもお金をたくさん持っている国が、安い労働力を提供できて物覚えも良い新興国とタッグを組んでいるから、その二つが伸びたらしい。
逆に日本は先進国だけどお金は無いので、それができない。
そういえば、最近息子から「このトミカはどこで作ってるの?」などと聞かれるが、全てベトナム製だなあと。
ただ、言うまでもなく、世界全体としては裕福になっている。
「#001 分断本能」でも触れたけれど、
貧困層がどんどん減って、中間層が増加していっている。
日本人としては複雑な心境ではあるけれど、こういうのは順番だしなあ。
右端の先進国富裕層は簡単に言えばシリコンバレーなんだろうけど、
自分はアメリカのような弱肉強食の社会には合わない。
「低成長だけど死にはしない」日本が一番、性に合っている。
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