学びの自由化、平等化、それに伴う格差。
先日の記事で「組織への所属意識からコミュニティの細分化」というテーマで、最終的には「独立心」を持って「個のスキルや知識」を高めていくことが必要だ、という話をしてきました。
これからは間違いなく「学びの差」が「収入の差」へと連動していきます。
「やりたいことが分からない」「何をしたら良いか分からない」と言って、結果、何もしてない人をよく見かけますし、相談にやってきます。その多くはそもそも知識が浅いし、知らないことが多いから、その浅い視野の中で何かをやろうとすること自体、無理な訳です。そんな時は、今の自分に何ができるか?に答えられるかどうかで自分と向き合うと良いでしょう。
私自身もサラリーマンをやっていたので分かる感覚でもありますが、今のままでは駄目だなと思い、現在進行形でいろんな形で学び続けています。
今までは、縦型の組織形態かつ終身雇用という仕組みのお陰で、仕事ができない人、スキルが低い人もそれなりに収入が上がっていく時代でした。それが、大きく変わろうとしている、今までのようにはいかないなーというのは、なんとなく感じ始めているのではないでしょうか?
だからこそ、よりスキルアップの為、知識をアップデートする為に学ぶ、学び続ける必要があります。もし、社会人になってから学ぶということを今働いている会社の中でしかやってなかったとしたら、かなりヤバいです。
ただ、学びの量を増やせば、それでいいか?というとそうではありませんが、なぜ、今から学びなのかというと、今や学ぶということに対してのハードルがどんどん下がっているからです。
どんなハードルかというと、金銭的なハードルと時間のハードルです。
まず、金銭的ハードルが下がっているということから説明していきましょう。
これにおいての一番の理由は、ビジネスユーチューバーの台頭です。YouTubeのプラットフォームにより、リアルで質の高いビジネスに関しての情報が今や無料で配信されています。
YouTubeの給与システムに関しては、説明省かせていただきますが、発信側は視聴率と視聴時間を高めていく必要がある為、適当な情報は載せないし、なるだけ視聴者にとって実益が得れるものを自分の経験や知識踏まえ、分かりやすく表現しています。
今までは、何かを教えてもらう、学ぶというと、お金を払って教えてもらうということがほとんどだったと思います。大学とかな良い例です。文系の私立大だと1年間で約100万円、4年間で約400万円という学費を払わないと学べません。
会社経営に関してのアドバイスをもらおうとコンサルタント会社に依頼すると、1回で何百万、何千万というお金を払うことが、当たり前だったと思います。
その当時は、自分が知らないことを知っている人や情報に価値があり、教えてもらえるということ自体が貴重なことだったんです。
それが今は、ブログやYouTubeといったプラットフォームのお陰で、今まで隠していたもの、自分だけのものとしていた知識や情報を、解放する・発信するようになっています。しかも、同じジャンルでもたくさんの方がいろんな角度で情報配信しているので、比較も簡単にできてしまうのも、すごいことです。
無料で学べてしまうということが、1つの革命ではないかと思います。
また、無料で試聴した内容から、更に深掘りした情報を知りたいといった時に、オンラインサロン、オンラインスクールも開校されています。これについても月学制のサブスクモデルになっているので、支払いのリスクが少なく、入っても価値がないと分かれば、すぐに退会できるという性質上、サロンやスクール運営側はなるべく退会しないように改善改良していく、学ぶ側が有利な仕組みになっている点です。
次の時間的なハードルは簡単です。ほとんどオンラインで学べてしまうから。
また、移動時間や隙間時間もスマホ1つで勉強できるので、いちいち通う必要がありません。オンラインシステムにより、かなり効率的になったと思います。
以上の点から、情報を提供する側のシステムが変化している今、「学ぶ」ということに対してハードルが下がっているということです。(日本の大学もいっそのこと定額制になったら面白いですね。)
ハードルが下がっているからこそ、それを上手く活用するかどうかは、学ぶ側次第ということ。
今、危機感を感じて動いている人と、とりあえず、なんとかなるだろうと今まで通りにやってる人、大きく差が開いてくると思います。
今が金持ちでも貧乏でも、24時間という与えられた時間は一緒。レベルの高い情報が誰もが簡単に手に入る時代になった中で、不平不満をいう人はただの怠慢です。
これから人生豊かにしていきたい、成功していきたいと思っている方は、まずは学ぶというところから始めていきましょう。
私自身もその一人ですから。
最後に何かを始めるにあたっての考え方を学べる、おすすめのYouTubeを掲載しときます。
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