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菜食インタビューvol. ③ さちさん

こんにちは、Grino編集部です!
今回はGrinoサポーターのインタビュー第3段で「さちさん」のインタビュー記事です。

フリーランスとしてグラフィックデザイナー、webデザイナーをしているさちさん。出産をきっかけに子供達が安心して暮らせる世界が続いて欲しいと思うようになったことがきっかけで、気候変動の問題を知り、勉強する中でヴィーガンの世界に出会ったそうです!

日々の食生活

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-日々の食生活で取り組みや制限しているものがあれば教えて下さい

特に制限はしていなくて、なるべく動物性のものは控えようと考えています。ただ子供も小さく今後小学校の給食など始まって、自分で何を食べるか将来的にはちゃんとチョイスしてほしいので、なるべく偏らないように私の一人の時は動物性のものを控えて、家族の時はバランス良く出しています

-動物性とはどのような範囲で考えていらっしゃいますか?

哺乳類です。豚とか牛のお肉や、卵とか牛乳は控えています。
例えば麻婆豆腐に入っているお肉のような、そのお肉を食べてる意識がないのに使ってしまっているケースがこれまであったので、こだわりがない時には代替の大豆ミートなどを使ったりしています。
ただ家族みんな満場一致でどうしても食べたいっていうときは、ちゃんとこだわって買うようにしています。動物性のものが贅沢品だと菜食中心の生活にしてから思うようになりました。

-贅沢品っていうところは凄い共感できます!
では食べられるかどうかの判断はケースバイケースということですか?

そうですね。食事がコミュニケーションの一つだと思っているので、周りの人たちにも合わせつつ、自分ひとりの時はなるべくプラントベースのものを選択しています。

-外食の時はどうしてますか?

私は完全菜食ではなくお魚とかは食べるので、それほど困ることはないです。ただ打ち合わせが長引いて小腹が空いた時コンビニなどで何か買おうと思った時に、選べるものが少ないというのは感じています。どうしてもお肉が入っていたり、牛乳が使われたいたりする商品が多いので。

菜食を始めたきっかけ

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-今の食生活はどれくらい続けていますか?

子供の頃に菜食とまでではないでのすが、豆乳でグラタンを作ったりといった動物性のもので偏らない食事を母親が作ってくれてました。
自分で意識をし始めたのは子供が生まれてからです。災害のニュースなどを見ていると、私が子供の頃と比べて暮らしにくい地球になったと感じたことがありました。「子供達が大人になる頃にはもっと大変なことになってるのかな?」と思ったことがきっかけで環境問題に関心を持ち、また気候の問題が食生活と密接であるということにも気づき、身近な食事の意識から変えていこうと思い始めました。子供が生まれたのが二年前ですが、意識的に考え始めたのは一年前ぐらいです。

周囲の反応

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-ご家族の反応はいかがでしたか?

そうですね、夫は最初は「どうしたの?」と不思議がった反応をしていました。これまでもスープやシチューを作るときに豆乳を使ったりしていたのですが、気付いてなかったみたいです。ある時に大豆ミートを使って唐揚げを作ったのですが、いつもと違った味に違和感を感じたようで最初は口に合わなかったみたいでした(笑)。でもそこから味付けの調整など少しずつ続けていくうちに大豆ミートもおいしいと言うようになり、旦那も少しずつ意識が変わっていきました。そうなると無意識的に普段から食べているお肉を選んで食べようかという方向になったり。美味しいものを食べたいというのが前提にあったので、そこをプラントベースで実現できれば自然と理解も進んでいくと思います。

-確かに美味しくご飯が食べられれば良いですよね!

-メリットはありますか?

意識的に食材を調理するようになったので、お肉のかわりに普段買わないような珍しい食材を買ったりと食材に対する理解が深まりました。
料理に対する探求心も湧いてきて、そこを楽しく考えられるのはメリットだと思います。食材は友人が教えてくれた池袋にあるオーガニック系スーパーのエコループというお店で買ったりしています。ご近所にこのようなお店があるのは嬉しいです!

-ご両親はどのような反応でしたか?

両親に関しては「あ、そうなの?」ぐらいの反応で否定などはありませんでした。ただヴィーガンのモチベーションの部分などが分かっていなくて、ダイエットへの意識とかそこだけだと思っているようで、他にもいろいろな要素があるということを伝えています。その話をした時は驚いていました。
菜食=宗教と結びついていると思う人もいるかもしれないのですが、身近な人たちにそうではないことを説明すればちゃんと聞いてくれるので助かっています。

-身近な方々はネガティブな反応はなかったのですね!
ではデメリットを感じることはあまりなかったのでしょうか?

そうですね。そこまで厳密に菜食を行っているわけでもないので、デメリットは今のところは感じていないですね!

菜食への取り組み方

-菜食はどの程度厳格に取り組むべきだと思いますか?

自分が厳格にやりたいと思ったら厳格にすればいいと思いますし、そうでなければフレキシブルに取り組むのが良いかなと思います。
できる範囲っていうのは人それぞれ違うし、継続することが大切だと思うので、自分が楽しく続けられる範囲でやっていくことが良いと思います。
無理なく楽しく毎日の食事のことなのでできることが大きいのかもしれませんね。

-週にどれぐらい自炊されてますか?

夜は毎日しています。

-負担に感じたりしますか?それとも料理は楽しいと感じますか?

半々ぐらいですね。時間があるときは楽しいのですが、忙しいときはレシピを考えるのが辛い時もあります(笑)。会社員時代の時とかはそうでした。
実際に自炊が大変な時はカット野菜とかそういうものを味つけするだけの状態にしてました。ただそうすると毎回同じようなものになるので工夫は必要でした。子供がまだ小さいので分けて作らなきゃいけなかったり。

仕事が在宅のときのお昼は、コンビニで買うか家の家の近くコンビニで買うか、もしくはデリバリーを頼む時もあります。コンビニに行っても動物性の食材が入っている商品が多かったり、ヴィーガン対象の商品の種類がまだそこまで多くないので、飽きてしまったり買うものがないなと思う時もあります。
コンビニによっても販売している種類が違ったり、店舗が違うだけでも取り扱いに違いがあったりするので、今日は「売ってない日だ!」なんてこともあります(笑)。
そんな時にGrinoのようなキットがあったらすごく便利だと思いました。

編集後記
お子様の将来を考えたことがきっかけで菜食を始めたさちさん。食べ慣れていないヴィーガン用の食材でも、味付けや食べ方など少しずつ調整することで、旦那さんの理解も得られたという素敵なエピソードが印象的でした!

取材にご協力いただき本当にありがとうございました!

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