見出し画像

ワーホリとは一体何なのか。

はじめまして、こんにちは。
ワーキングホリデー(以下ワーホリ)を利用してドイツにいるGrigioといいます。
先日、ドイツにて日本人の方とお話しする機会があり、結局ワーホリってなんなの?何するの?と聞かれたので、まとめてみたいと思います。

実際、私もワーホリに行こうと決心するまでは、ワーキングのホリデーって何なんだよと思っていました。
去年の10月頃に渡航を決心し、「日本ワーキングホリデー協会」の無料セミナーに参加して知識をつけて言った覚えがあります。

ワーホリとは、簡単に説明すると「1年間(※)海外に滞在できます。生活費や旅行費のためについでに海外でも働いていいですよ」というもの。
※2年間滞在できる国もあります。
ワーホリに行きたいですか?もちろん誰でもワーホリに行けるわけではなく、いくつか行くための条件は存在します。
では、ワーホリについてお話をしていきましょう。


・ワーキングホリデーとは

日本にはワーキングホリデー制度というものがあります。
外務省のHPによると、
「ワーキング・ホリデー制度とは、二国・地域間の取決め等に基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。」
とのことです。

この文章のポイントは「休暇目的」であるということ。
「ワーキング」と名前はついていますが、基本的には「ホリデー(休暇)」を目的とした制度です。
実際、ワーホリに行くためにビザを取得する必要があるのですが、大抵はビザ取得のために志望動機を書きます。この時に、「働くために渡航したい」と書くとビザの発給を断られる可能性もあるそうです。

そして、次に大切なのは、国同士の異文化交流が目的であるということ。
すでに希望先の国でワーホリを利用したことがあったり、留学や長期の滞在をしたことがある際にもビザの発給が断られることがあるそうです。

まとめると、ワーホリとは「あくまで異文化交流と休暇を目的としており、働けるというオプションがついてくる」と考えるといいのではないでしょうか?

・ワーホリに行くための条件

ワーホリに行くためには大きく3つの条件があります。
①ビザ申請時に18歳以上30歳以下であること。
②休暇として過ごす意図があること。
③希望先の国でワーホリをしたことがないこと。
※ほかにも細かいルールはありますし、国ごとに詳細が違うこともありますので、実際に渡航される際にはきちんと調べるようにしましょう。

①が一番大切な条件でしょう。30歳までしかワーホリで海外で滞在することはできません。
②は前述したとおり、ワーキングホリデーの制度によるものです。ただ、最近はオーストラリアを例に、出稼ぎにワーホリを利用される方も多くいるようです。そういう場合は志望動機に大嘘を書くことになりそうですね。
③は原則としてワーホリで同じ国に2回は行けません。ということです。

3つの条件を挙げましたが、実際に問題になってくるのは①と③でしょうか。年齢は一番大きな条件になると思います。30歳を目前にワーホリを利用する方の事を「ギリホリ」と呼ぶ人もいます。

・どれくらいの費用がかかるのか

気になりますよね。私も気になります。そして正直、人それぞれです。

語学学校に長く通ったり、ホームステイをすればもちろんお金はかかります。さらに海外の旅行保険に加入したり、航空券も買わなければいけません。渡航してからも生活費や観光でかなりのお金を必要とします。

また、ビザの申請時にある程度の残高証明が必要で、実際に結構お金は必要です。50万あれば行けるみたいな記事を見受けられますが、渡航してすぐに働けるスキルを持っている人でないと、50万では厳しいのではないかと思います。

それに、バリバリ働くのもいいですが、それってワーホリを利用してまですることなのかと、私は思います。

・どれくらい滞在できるのか

基本的に一年間の滞在を許可している国が多いと思います。
こちらも国によって違いはあるので、希望先の国がどのくらい滞在できるのかきちんと調べましょう。
ただ一年間滞在できるから一年間いなければいけないわけではありません。もちろん途中で帰国を選択することもできるし、そのまま大学に進学したり、就職してしまう人もいます。
そういった柔軟な対応ができるのもワーホリのいいところですね。

・結局ワーホリとは何なのか

私が考えるワーホリとは、「自分でやりたいことを選択できる権利」だと思っています。
語学学校に通い、実際に現地でアウトプットして言語を身に着けることもできる。海外で働いて、日本との労働環境の違いを学ぶこともできる。自分の好きな国で大きな旅行の計画を練ることができる。円安を利用して、稼ぎまくることもできる。
何ができるか、何をするのかはその人次第であって、何をしなければいけないわけではありません。すごく自由だと思いませんか?それがワーキングホリデーです。

もし興味を持たれた方がいらっしゃったら、まずは行ってみたい国があるか調べてみましょう。
以下、外務省のHPのリンクです。ワーホリ協定国やビザの発給条件が記載されています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html

また、一人で手続きをするのはかなり大変なので、ワーホリエージェントを活用するといいと思います。無料のものから有料のものまでさまざまなので、また記事にできたらと思っています。(私自身はワーホリ協会を利用しています)

では今回は以上になります。
今後も定期的にワーホリについての情報や語学学習について記事を更新していきますので応援よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?