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調査:バスリエ(株)              『2023 父の日ギフト実態調査報告』

〜 父の日ギフトは”消えモノ”が人気! 〜

6月18日(日)の“父の日”も目前に迫ってきましたね。

そこで今回は、お風呂に関わる企画・開発・販売などを行うバスリエ株式会社が行なった今年の父の日の傾向と、母の日との意識の差についての調査結果にスポットを向けてみました。

さて、今年の父の日のプレゼントは先月の母の日との差はつけられないし・・・とお悩みの方、またまた何を贈るかと悩んでいる方も多いことと思います。少しでもそんな方々の参考になればと思います。

では、調査結果を見てみましょう。

“父の日ギフトを贈る“は8割以上!

父の日に何等か“ギフトを贈る”という人は8割以上と高い数値。

母の日調査の際には96%が送ると回答していたため、なんとなく世間的には母の日のほうが注目イベントとなっているようです。

ちなみに、矢野経済研究所「ギフト白書2022」によると市場規模でも母の日が、4,900億円(2022年見込み)で、父の日は2,050億円(同)と市場規模は母の日の半分に満たないのですよ。でも父の日に何等か8割以上が“ギフトを贈る”と回答しているところには嬉しいですね。

購入場所に関しては“母の日”共に1位がネット通販で43%

母の日ギフトの購入場所の1位はネット通販が50%で少し高かったものの、全体的に見て概ね傾向は同様のようです。

購入場所の2位〜5位の間で母の日との違いが見られます。特に2位の母の日がショッピングモール(16%)に対して、父の日は百貨店・デパート(16.5%)になっており、父の日へのプレゼントはブランド物や少し高額なプレゼントを選択しようとしていることがうかがわれます。

続いて、父の日ギフトは誰に贈るのか、また予算はどのくらいなのか、という点について見ていきます。

誰に贈るかという問に対しては、既婚・未婚で大きな差が・・・

贈る相手は実父?義父?

未婚の方は実父が8割近くで、それ以外だとお世話になったかたや祖父という回答になりました。一方既婚のかたは実父が半数の約50%、義父が35%という結果に。実父と義父との割合では15%の差がつきましたが、これについては母の日ギフトの結果とほぼ同じ開きになりました。

予算はどのくらい?全員同じ?

予算については、母の日ギフトのときと同様ばらつきが見られますが、3000円~5000円という金額が平均的な金額と言えそうです。

渡す相手が50代と60代で比較した際、50代では1000円未満が19%、60代以上では7.5%と大きな差がついていますが、1000円以上2000円未満ではこれが逆転しているなどしており、渡す年代ごとに特徴的な傾向があるとは言えなさそうです。

お相手別の予算としては、全員同じが57%、続いて実父が高い22%、義父がもっとも高いが3.5%となりました。その理由について、見ていきましょう。

<理由>

【全員同じ】
・選ぶのが面倒、同じ品を贈る
・差を付けたくない、平等にしたい
・実父と義父の年代が同じなので
・もめる原因となるから
・みんなお世話になっているから

実父が最も高い】
・いつもお世話になっているから
・好みがはっきりわかるから

【義父が最も高い】
・義父はまだ関係性が構築できていないので辺に安っぽいものは贈れない
・義父にプレゼントを贈る機会は限られているので

“全員同じ”というかたの中で多く見られた理由としては、みな平等にしたい、トラブルの元になるので、といった意見でした。また、異なるものを選ぶのが面倒、といった意見なども。

実父が最も高いという人の理由としては、“好みがわかるから”で、少数派ですが義父が最も高い人の理由としては“関係性の問題で、あまり安いものはあげられない…”など、それぞれに首肯できるような内容でした。

さて、興味深いのが今年の「父の日は何を贈るか?」ですよね。

2023年の父の日には何を贈る?

<理由>

【お酒】
・父だけでなく他の人も楽しめるから
・消えものなので
・他の趣味がわからないため
・無難だから
・好みがわかりやすい

【食品(菓子類含む)】
・洋服などは着てくれないことがあるため
・消えものなので
・無難だから
・好みがわかりやすい
・気を遣わせないものなので

【健康グッズ・リラックス雑貨】
・いつもお疲れ様の意味を込めて
・いつまでも元気でいてほしいから
・父が自分自身では買わなそうだから
・実用性があるので
・体のいろいろな箇所の調子が悪いようなので

贈りたいものの順位としては、母の日ギフトの結果とは大きく差がでました。母の日ギフトの際にわずか2%であった“お酒”がトップの31%に。理由としてはお相手の“好きなものだから”“リクエストされているから”などで、このような結果から世間一般的にお酒は“お母さん”よりも“お父さん”が好きなものといったイメージがあるように思えます。

但し、“消費できる”“消えもの”である、ということでお酒を選んでいる人も多く、この点については食品がトップであった母の日ギフトと同様の傾向が見られました。

さぁ、6月18日は大切なお父さんに感謝の気持ちを伝える日。

皆さんもお父さんへのギフトで楽しい思い出を作ってください。

バスリエ公式サイト

バスリエ父の日アンケート調査報告

ギフト研究所のホームページでは、この他にみなさんの父の日に関するエピソードを紹介しています。

一般社団法人 ギフト研究所

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