TAIJIさんご逝去の時から感じ続ける「無関心社会」
おはようございます。
こんにちは&こんばんは。
タロット鑑定師&ハンドメイド作家の「輝凛(きりん)」です。
本日は、私が中学生の頃から大好きで(断続的とはいえ)応援している、元Xなどのベーシスト、TAIJIさんについてを書きます。
占いやハンドメイドには関係はないのですが、多くの人に読んでいただきたい内容ですので、お目通し頂ければ幸いです。
とても長いのですが、お時間があるときにでもお付き合いいただければ幸いです。
2011年7月17日
この日、TAIJIさんはサイパンにてご逝去されました。
享年45歳。早すぎる死でした。
ただ、この件についてはいろいろな疑問点や不可解なこともありました。
死亡報道では「自殺」でしたが、自殺とは思えない状態だったそうです。
それもあり、死亡から2年後の2013年、TAIJIさんの婚約者を発起人とした事件解明、再検証を求める署名活動が始まりました。
現在、署名を外務大臣が受け取り、事件の解明については外務省預かりとなっているため、署名活動は終了しています。
しかし、その後に特に何か動きを得られたわけではありません。
このため、今もなお、TAIJIさんの死亡の背景の解明は「迷宮入り」している状態です。
私はその署名活動の情報拡散のお手伝いをしていました。
その一環で任意で立ち上げたツイッターのアカウントの管理をしています。
ただ、私もあくまでも他のファンの方々同様外部の人間ですが、スタッフ様だと誤解をされてしまうこともあるため、情報の独り歩きを避けるために現在は以下のことを心がけています。
多くの方々は私の意見や発信を知りたいのではなく、TAIJIさんの話が知りたい、見たいはずです。
また、最近X JAPANのファンになった、TAIJIさんを知ったなどの方々は、このような活動があったことをご存知ないかもしれません。
TAIJIさんについて調べている中で、ネット上に多く散見される憶測などを信じてしまう方もいるでしょう。
そのような方々の情報整理時の軌道修正となるアカウントになれば、と思い、ツイッターのアカウントは残しています。
このような目的のアカウントに「私」という色を出す必要はなく、それをすることで誤解をされてしまうとTAIJIさんやそのスタッフ様にもご迷惑がかかる可能性もあるでしょう。
このような判断から、上記のような運営方針にしています。
2013年~署名活動の情報拡散協力時に感じていたこと
署名活動を行っていることを知って頂きたく、チラシ配布活動を行っていました。
婚約者の方の署名活動発起から「手伝ってくださる方がいらしたら」という呼びかけに応じた人たちで手分けをして、ライブハウスや楽器店、音楽スタジオなど、音楽に関係する店舗様を中心にチラシを置いていただいていました。
チラシ配布時には、TAIJIさんと所縁があるようなお店でも
「このチラシは受け取れません。
お引き取りください。そして二度と来ないでください」
と言われてしまったことも、少数とはいえ実はあります。
また、当時はまだ事件について「何が起きているのか」という整理が間に合っていなかった影響もあるのでしょう。
音楽業界でも、署名活動に対して距離を置く方が多かったようです。
ただ、人はそれぞれに生活も立場もあります。
そのため、自分の生活を守るために、否定的や非協力的な判断をしてしまうことは「仕方ない」のかな、とは思いました。
1人の人間の命、それが奪われた。
そしてその経緯に謎が多すぎて、その解明をしたい。
そこに関わることに対して慎重になることは決して不自然ではありません。
同時に、ご理解を示して下さり「許せない話ですよね」と、一緒に怒ってくださって「絶対に署名を多く集めましょうね!」とおっしゃってくださった店舗様もいらっしゃいます。
「本来ならチラシは置かないけど、事情が事情なので、引き取ります」とおっしゃってくださった店舗様もありますので、完全アウェイな活動ではなかったことはお伝えしますね😊
自分の意思で考えていない人たち
また、インターネット上での賛否両論も多く見受けられました。
発起人はTAIJIさんと同棲中の婚約者の方でした。
しかし、署名活動についてはTAIJIさんの血縁のご家族が反対を示していたためです。
誤解がないようにしていただきたいのは、両者の関係は良好だとのこと。
ただ、署名活動という行為についての意見が異なっていたに留まります。
それをきっかけに不仲になったということも一切ないとのことですから、誤解のないようお願いいたします。
店舗様などへのチラシ配布でTAIJIさんに近しい方であっても、協力を得られないことは納得はできなくても「仕方ない」と思い、すんなり引き下がっていました。
しかし、インターネット上で多く見受けられた
「血縁の家族が反対しているのだから、私も反対だ」
のような意見には、私は今でも全く納得も理解もできずにいます。
「TAIJIさんの家族の意見ではなく、あなたの意見はないの?
ご家族が賛成なら、あなたも賛成なの?
署名活動はあなたの、個人の意思で行うもの。
なぜそこに他人の意見を介入させるの?
自分で考えるということはしないの?
あなたは普段も親の意思に基づいて行動するの?
自分自身はどこにいるの?」
このような強い疑問と、怒りと悲しみがこみあげてきました。
今でもハッキリと覚えているくらいです。
補足として「なぜ悲しいか」なのですが…。
「この人たちは自分自身を何かに奪われていることに気づいていないんだな」と感じたためです。
同時にこのような状態の人の多さに驚き、一種の恐怖さえ感じました。
他人の死に無関心な人たち
「もし、あなたの大切な人が突然亡くなったら…?」
このように、どれだけ呼びかけても「私には関係ない」とする人が多かったことも、とてもショックでした。
どう考えても、TAIJIさんのファンの数よりもファンではない人の数の方が圧倒的に多いですよね。
それであれば、TAIJIさんのことを知らない方々にも事件についての背景を知って頂いて署名を集めることは可能だろうと思っていたのですが…。
「私はその人を知らないので」
「知っているけど、ファンじゃないから関係ない」
このような態度の方々も多かった印象です。
よーく考えてくださいよ…。
人が死んでいるんですよ?
突然、本人の意思とは別に、人生が奪われたかもしれないんです。
事件の背景をざっくり言えば…。
「正直、自殺かどうかもよく分からないけど、亡くなってしまいました。
でも恐らく自殺だと思いますよ(知らんけど)。
これ以上のことは分からないし、今後、この件の調査は一切しません。
これにて終了です」
これで納得しろって方が難しくないですか…?
それでも
「私には関係ない。知らない。」
という態度の方々が多く、本当に悲しく、空しい気持ちになりました。
しかし。
意外と海外からの署名が多く集まったと伺っています。
海外のファンも多くいるTAIJIさんですが、そうではなくて…。
「その人が誰であろうと、あってはならないこと。
人権侵害としか思えない。」
という強い怒りを伴って、署名に協力して下さる方が外国籍の方には多かったようです。
私たちと同じ日本人が、海外で亡くなった。
十分な調査もしてもらえず、事件が迷宮入りしてしまう。
実はこのような事件は他にも多くあると、署名活動の協力を経て知ることが出来ました。
「お互いに事件解明に向けて頑張りましょう」と、TAIJIさんの署名活動にご自身の家族の事件を投影し、応援して下さった方も複数名いらっしゃいます。
つまり、TAIJIさんのように海外で死亡してしまった場合に、日本人はとっても粗雑に扱われる傾向が強いということです。
日本人である以上誰しも他人事ではないはずなのに、多くの方々がこの事件に無関心だということにも、私は悲しく思いましたし、やはり「ここまでの無関心は怖い…」とも思いました。
2022年7月8日
話は変わりますが…。
2022年7月8日に、安倍元首相が選挙応援演説中、凶弾に倒れました。
私自身、TAIJIさんの死亡事故に伴う署名活動の協力を経て「政治って自分たちの生活や本当に困ったときに、絶対に影響するものなんだ」と強く感じるようになりました。
署名が受け入れられ、TAIJIさんの事件の検証が行われるかどうかを判断するのは、日本政府です。
そのため「しっかりと動向を見ておかないと…」という気持ちを持つようになりました。
政治的なイデオロギーの話はリスクもあるのですが、あえて私の意見をお伝えすると。
「現政権が続く限り、署名活動で求めた事件解明のための再検証は絶対に行われない」
これが私の意見です。
サイパンで起きた事件、正確には飛行機内で起きたトラブルに端を発していますので、この事件の管理はアメリカのFBIにあります。
そこに対して日本が、現自公政権が再検証を求めるとは思いません。
アメリカ、FBIが一度出した結果に「NO」を突き付けてくれ、ということですからね、再検証を求めるということは…。
同様に、海外では日本人差別も存在します。
そのため、日本人が海外で亡くなってしまった場合、それが交通事故であっても「本当に交通事故なのか、本当は殺されたのか」などの検証もされずに「よく分からないけど、亡くなりました。以上です」で片づけられてしまう。
これが現実ですが、本当にこのままでいいのでしょうか…?
政治動向をいろいろ見ていくうちに…。
明らかな憲法違反な法律を強行採決する。
国会での虚偽答弁を何回も行う。
税金を湯水のように使い、弱者を守ろうとしない。
憲法の本質(現憲法は権力者の行動制限のためにあり、権力者は憲法に一切介入できません)を一切理解していない、無視する。
このような政策には強い疑問と憤りしか感じていません。
この「弱者を守ろうとしない」姿勢が署名は預かれど、TAIJIさんの事件の再検証に動かない理由でもあると感じます。
当然、その象徴ともいえる安倍元首相やその後継の首相の政策は大嫌いです。
その安倍元首相が選挙応援演説中に撃たれた。
それをツイッターで知ったときには…
「え、ウソでしょ…。
誰かが作ったいたずらの映像じゃないの…?」
と一切信じられませんでしたが…。
どうやら現実の話、それが事実だと分かったときには、大きなショックを受けました。
政治家としては大嫌いでした。
でも、奥様をとても大切にされて愛されている姿には好感を持てました。
しかし、その奥様をかばうために人の命が奪われた結果になってしまっている、一部の虚偽答弁もそれが動機である以上、公私混同をした仕事の仕方は決して許されることではありません。
そのため、政治家としての安倍元首相は一切信用できません。
それでも、どうしても「仕事>>>>恋愛・家族・奥さん」になりがちな日本人男性は多いです。
私の仕事は占い師ですから、このような状態の彼氏様との恋愛や結婚に悩んでしまうご相談は山ほど受けてきています。
このような社会の中で、奥様をとっても大事にできるというだけで「世の男子、見習え!」としか思えませんでした。
夫としての安倍晋三氏にはとっても好感を持っていました。
(が、安倍元首相など現政権が結果として世の中の恋愛の悩みを深める社会にしてるんですけどね💧)
TAIJIさんも、署名活動の発起人でもあった婚約者の方をとても大切にされていたのだろうと思います。
だからこそ、婚約者の方は、世間からの反感があってもTAIJIさんの死について再検証をお願いしたいと、一心不乱に様々に動かれていたのだろうと思います(法的にしっかり介入できるよう、TAIJIさんの死後、家庭裁判所にて婚約者ではなく内縁の妻として認めてもらう手続きも行っていました)。
何よりも「人を愛する力」「愛する人を大切にする行動」は美しく、尊いものだとTAIJIさんの署名活動を通じて強く感じてもいました。
安倍元首相は私にとってはハッキリ言って「どうでもいい人」です。
それでも「人として、生命としては尊い存在」だと思っていますから、当然弔意は持っています。
日本社会のあらゆる「無関心」
政治家としての安倍元首相には一切の信用や好感を持っていない私でさえ、なんだかスッキリしない、モヤモヤした気持ちと脱力感がなかなか拭えません…。
そのような中、以下の記事を知りました。
私がTAIJIさんの署名活動を通じて感じた、多くの日本人に対する印象とほぼ同じような分析が書かれていて、共感するとともに、とても驚きました。
無料会員登録は必要ですが、ぜひお読みください。
以下、記事でとても共感できた部分です。
これらの背景が、日本でTAIJIさんの署名活動に理解を得られなかったり、理解はされても署名という行動に出ることがなかった人がいたりなどの要因だったのだろうとも思いました。
TAIJIさんが亡くなったのが2011年。
署名活動は2013年~3年ほど行われていました。
そして2022年。
署名活動開始から9年経った今、安倍元首相の暗殺でこのような記事が出てきました。
あの頃から何も変わっていない。
それどころか、もっと悪化しているのではないか…。
そう思うと、とても悲しい気持ちになりました…。
私は必要最小限だとは思うのですが、心理カウンセラーとしての知識、心理学の知識があります。
それを踏まえると、多くの犯罪は「孤立」「社会や周囲からの無関心や理解のなさ」「援助がない状態」などから起きます。
犯人の元来からの性格の問題ではなく、周囲の環境から受けた影響での判断がそうさせることがほとんどだろうと考えています。
つまり、犯罪者を生み出しているのは「私たち」でもあると言えます。
同時に、被害者を生み出してしまっているのも「私たち」なのでしょう。
新型コロナウイルスパンデミック下での行動
先ほど引用しました、【独紙が分析「安倍元首相を殺したのは、日本人の社会への関心の弱さ、弱者への救済の少なさだ】の引用の一部を改めて掲載します。
このような日本人の感覚が、新型コロナウイルス感染拡大という状況でも
イベントを行う(中止しない)、参加する(参加を見合わせない)
旅行に行く
人と集まる、多くの不特定多数の人が集まる場所に出向く
公共交通機関を使って移動をする
マスクを店舗入店時や人混みの中でも外す
仕事(お金)を優先し、健康を軽視する
感染時の重症化、死亡リスクを軽視する
自分自身が他者への感染源になることを考えない
換気を意識しない(二酸化炭素濃度を確認しない)
マスクの素材・性能を確認しないため、高性能マスクを使わない
精度が低い抗原検査の結果を信じてしまい、PCR検査を行わない
重症化、死亡リスクが高い対象を感染から守る意識がない
自分たちにとって都合のいい情報、行動を許可するような情報を信じてしまう(=自分の行動に責任を持ちたくないため、責任転嫁先を見つけようとしている可能性を自覚していない)
このような行動になってしまっているのだろうと強く感じて、憤りを感じる日々を送っています。
特に40代~50代の男性にこのような身勝手な行動が多いようだというデータを見た記憶があります。
主に管理職、経営陣の年代・性別ですよね…。
本当にどうかしていると思えてなりません。
感染しても重症化しなければOK、死ななければOKではないです。
また、政府の方針は「感染させないこと」ではなく「ある程度の死者が出ることを前提に」様々な基準が設けられています。
つまり「ある程度の死者が出る」ことを容認しており、死亡リスクがある病気だと認めているということでもあります。
弱者を守る政策をしていないのですから、正しくアナウンスしないことも、このような基準を設けることも、当然といえば当然ですよね…(残念)。
また、感染後に重症化することも、死亡することも、そうならないことも、感染しないことも、すべて「運任せ」でしかないんです。
つまり「自分やその周囲がそうならない。最大のリスクの死亡にはならない」という科学的根拠は一切なく、全てが「希望的観測」「願い」でしかありません。
また、クラスターは「同一保健所内で、複数名が同じ場所で同時期に感染したと思われる」場合にのみ認定されます。
保健所の管轄は、住所で決まります。
会場の保健所の管轄と、その会場の利用者の保健所の管轄が違うと、どうなるでしょう?
いろいろな情報を見て総合的に考えると、地域をまたいでの感染者情報のやりとりはされていない可能性を感じます。
ですので、
・複数の市区町村にお住いの方々が同一会場に集まる
・その会場の保健所と会場利用者とが異なる管轄である
この場合、仮に会場で感染が起きていたのだとしても、クラスター認定される可能性は低いでしょう。
つまり、実際にはライブ会場などで感染したのかもしれないのですが、データとしては「感染経路不明」とされている可能性が極めて高いのです。
そのため、ライブ会場などが「安全」「クラスターは起きない」ということではなく、そのように判断できるデータを集めることが出来ない状況だと考えられます。
つまり、正しい情報と判断で「安全」と謳われているのではない、と断定できると感じています。
このように、感染「しない」という理由の全ては「そうだったらいいなー」という希望的観測を「そうだ」という断定の形で都合よく思い込まされているに過ぎないと私は判断しています。
私自身、TAIJIさんのファンでもあることから、ライブも大好きでした。
しかし、現在は上記のような考え方から、あらゆる有観客イベントは「社会悪」であると感じています。
今後、どのバンドもそこに関係する音楽ライターなどを含め、一切の応援をしないと強く心に決めています。
ライブにも当然行きませんし、音源も買いませんし再生しません。
それはコロナ禍が過ぎてくれるであろう、未来に渡っても続ける決意です。
正直、顔も見たくないですし、文字でのバンド名なども見たくない。
一切の言い訳も聞きたくありません。
以下が私のエンタメ業界でライブなどを行う人たちへの正直な気持ちです。
反論はいろいろあると思いますが、私はこのように考えています。
いつも、TAIJIさんの署名活動の時に感じたこと…。
「私には関係ない」
「私はその人を知らない」
「知っていてもファンじゃなかったからどうでもいい」
これを言われたり、感じ取ったとき…
「TAIJIさんの命だから」という前提ではないのに。
「誰」なんて、どうでもいい。
そこが判断基準ではない。
人間が一人、亡くなっているんだよ…。
なぜ、その「命の重み」に無関心でいられるの?
なぜ、そこまで非道になれるの…。
この国の人たち、どうしちゃったの…。
このようなことを思い、とても悲しくなりました…。
この悲しい思いが…。
新型コロナウイルス感染下における有観客ライブという状態で、大好きだったエンタメ業界、信用していて大好きだったバンドやそのメンバー、そしてファン友達から与えられる、再現されるなんて…。
私にとっては悪夢であり絶望でしかありません。
とても深く傷ついているため、一切のエンタメ情報はツイッターではミュート、RTで情報が流れてくることも避けたいのでアカウントもブロックしています。
TAIJIさんの署名活動の協力のためのアカウントを動かすときには「役割」があるので、自分の感情を殺して作業をすることが出来るんですけどね…。
無観客ライブのオンライン配信のみ、という活動にシフトする。
人を集める行為はイベントも含めて一切行わない。
こうなるのなら話は別なのかもしれないのですが…。
それでもこれまでの行動を「仕方ない」と容認できるとは思えませんからね…。
もしその行動の影響で感染してしまって、痛みを負った人が1人でもいるのなら、「仕方ない」と許せる話ではありません。
とてもとても、気持ちが穏やかでいられることは当面ないでしょう。
様々な情報を見る度に、吐き気や動揺が起きてしまいます…。
ヒトではなく「人間」であるということ
私たちは生物学上の「ヒト」というだけではなく、「人間」でもあります。
「人間」の「間」は「人と人の間」、つまりは「社会」を現わすのだろうと思います。
人間という表現は「ヒトを社会的生物として捉えている」のだろうと思います。
今の多くの日本人は「ヒト」なのだろうと感じてしまいます。
共存共栄を考えないという点では、もしかしたら動物以下なのかもしれません。
実に恥ずかしいことではないかと思えてなりません…。
私自身、いろいろな生活の背景で「社会的弱者」のポジションにいる状態です。
5月からは生活保護受給者という状態でもあります。
(親の介護のため介護離職を余儀なくされた影響と、新型コロナウイルスの感染拡大で数少なく見つけられた仕事の案件が減った影響が強いです)
幸い「お金がない」理由が「収入がない、少ない」場合は行政が助けてくれる仕組みはあります(生活保護や貸付金制度)。
収入があってもお金の使い方が悪くて結果として「お金がない」場合でも、金銭管理を行ってくれる仕組みがあります(日常生活自立支援事業)。
ですので、実は「お金の不安」って行政に相談すれば解消できることも多々あるんです。
嘘だと思うのなら、しっかりと調べてみてください。
現在、すでにお困りの方はお住まい地域の社会福祉協議会などにご相談ください。
でも、本当に周囲…、それが身近な人であっても、意外と人って助けてくれませんね…。
自分のことを知ってくれている人なのに、寄り添ってくれることはないのだな、と失望しまくりでした…。
「何かあったら言ってね。愚痴だけでも聞くよ」
そうは言ってくれますが、実際に愚痴だけでも聞いてもらおうと話すと、話題を変えられたり、会話が止まって気まずくなったり…。
「そうなったことがないから分からない!」とキレられたり。
いや、理解しなくてもいいんですよ。
でも、想像はして欲しかったです。
こちらの状態ではなくて「苦しい気持ち」を。
それを信用していた近い人にしてもらえない【絶望感】って分かりますか…?
いえ、絶望感を分かってもらいたいのではないんです。
ただ、そう問いかけられたら、どのような気持ちになるのか、あなたの心の声を聞いて欲しいんですね。
そして、その声を他人から言われた場合、あなた自身がどのような気持ちになるのかも想像してみて欲しいのです。
様々な面で「もう、人としての血が通ってないんじゃないのかな…」と、様々な人に対して思うことがTAIJIさんの署名活動の協力を経て増えてきました。
というか、私もそれまではそのような社会であることに「気づけなかった」、つまりは私も「ヒト」だったのだろうと思い、強く反省しました…。
「ヒト」である以上、人間ではないですよね。
つまりは「人でなし」なのだろうと思いますし、私にもまだまだそういう要素はある、残っているのだろうとも思います。
人間って一人では生きていけないですよね。
でも「ヒト」である以上、他者に無関心な以上、誰しも他者を孤立させてしまう。
そしてその状態を「仕方ない」「私もそうだし」などの理由で認めてしまうと、自分が本当に困ったときなどでも、孤立してしまう可能性を有しています。
目の前に見える他者や、目に見えないけど多く存在する他者、つまり「社会」に対して目を向けて自分同様に扱うことが出来る。
自分よりも弱い人、弱っている人の気持ちを想像し、寄り添うことが出来て初めて「人間」になれるのではないかな、と思います。
人間になることで、孤立は免れます。
他者を孤立させることもなくなり、犯罪が発生されにくい社会を実現することも可能になってくるのだろうと思います。
また、TAIJIさんのような不可解な事件についても、強く問題視される社会になるだろうと思っています。
今のあなたは他者や社会に対して無関心な「ヒト」ですか?
それとも他者との共存共栄、他者、特に弱者の痛みを想像しながら行動が出来る「人間」ですか?
TAIJIさんの死亡、安倍元首相の死亡という痛ましい事件を経て、私たちが学ぶべきことはたくさんあるはずです。
お二人に限らず、人の命を無駄にしないためにも…。
新型コロナウイルスの感染により亡くなってしまった方も多くいらっしゃいます。
多くの潰えてしまった命から、常に学び考えていきませんか?
一番大切なもの
そして、自分のことを何よりも大切にしてください。
あなた自身の命や健康を、しっかりと守ってください。
「生きてこそ、元気であってこそ」、実現できることが沢山あるのですから。
大切にするべきは「命と健康」であることを忘れないでください。
あなたに何かがあったら悲しむ人が1人でもいるということを、絶対に忘れないでください。
残念ながら、新型コロナウイルスの感染は一度も収まったことがありません。
現政権も「弱者に対しての対策を講じない」「お金を優先させる」という特徴がありますから、正しい情報が流れてきている状況ではないと言わざるを得ません…。
死亡リスクがある感染症です。
無症状感染であっても、後遺症のみが発症する可能性もある病気です。
元気で楽しく生きることが出来なくなる可能性がある病気です。
とにかく徹底的に「感染しない」ことを意識した行動を選んでください。
加えて、他者を感染リスクにさらすような行動は慎んでください。
あなたは他者でもあり、他者はあなたでもあります。
それを決して忘れなければ、私たちは「人間」でいられるのです。
私たちは「社会の中で生きる人間である」ことを忘れないでください。
自分だけが満たされればいいのではないのです。
あなたが大嫌いない人、意見が異なる人の「命・健康」をお互いに尊重し守っていくことが「人間である証拠」だと肝に銘じて頂ければと強く思います。
TAIJIさんの死亡事故に心を痛め、事件解明を祈り、TAIJIさんの存在を今でも大切にしている方々はじめ、あらゆる命を大切にしたい。
私はそう願っているため、「感染しない/感染させない」ことを徹底したいんですね。
ですから、自主的な行動制限を続けていきます。
ご自身のストレスが強いのであればライブなどで解消するのではなく、ストレス源となっているものとしっかり向き合ってください。
ツラい作業になる方も多いかもしれません。
しかし、そのツラさを乗り越えることで「自信」が生まれるはずです。
しっかりと根本解決することで、今よりも楽しく過ごせる時間を増やして、もっともっと、楽しく幸せな生活や人生を、ご自分の力で手に入れてください。
イベントや仕事、お金の所持額などに自分の幸せを求めず、誰もいない、何もない状態でも「自分の内面に眠っている強さを信じて、弱さと向き合う」ことで、幸せになれることを知って欲しいと思います。
気分転換を図りたいのであれば、旅行の代わりに自宅周辺や隣駅で行ったことがない場所に行ってみる、家でもできる趣味を始めるなど、いろいろなことが出来るはずです。
近所を歩いて「え、こんなお店があったの!?」「うわ、この家改築しててキレイになってる!」などの新発見で得られる刺激も、旅行に行って得られる刺激も、実は大差がありません。
あらゆる「情報」「物」に溢れている時代ですから、上手に組み合わせて活用してください。
私が発起人ではないのですが、TAIJIさんの署名活動にご協力いただいた皆様、この長い記事をお読みくださったすべての方々、そのご家族様や周囲の皆様の健康とご無事を心より願っております😊
そして、人間として本当に大切なことに気づかせてくれたTAIJIさんの存在、署名活動情報拡散の協力に参加出来たことにも感謝を申し上げます。
最後までお読みいただいて、ありがとうございました🍀
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