ぐれすこ

ツイッターの番外編的な感じで。

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最近の記事

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を見て

以下、ネタバレしかない。 商業映画に求められる(と聞いたことのある)ストーリーのテンポ感や上映時間などを、一切考慮せず、描きたいシーンを使いたい尺で詰め込んだ結果、気づいたら3時間をオーバーしてしまっていた、ような感のある作品。 中盤の子供達の海の冒険は、確かにストーリー上必然性のあるシーンではあるけれど、もう少しはしょって進んだほうが、個人的には好みのテンポ感だったかも。 (どんなに危険な目にあっても、子供達が命を落とすことなんて無いんでしょう?という穿った目で見てしま

    • 『ブラックアダム』を見て

      TOHOシネマズ日比谷がいつのまにか別館扱いになっていて驚いたの巻。 (宝塚劇場の入り口も歩行者専用通路になっていて、ヅカオタ各位は入り待ちをどうしていらっしゃるのか気になったり) 以下ネタバレしかない。 ラストの「他の星から」のくだりは、この前制作が発表されたブルー・ビートルの布石かな、と思ったけれど、そんなこともなくスープスでしたね。ちょっと残念。(←ハイメ君過激派) 劇場を出た後、近くを歩いていた若者たちが、「あそこはスーパーマンかバットマンのどっちかが出ると思って

      • マンガ世界と現実世界の行き来をする作品でありながら、現実世界のキャラクターの言動が極めてマンガチックだったため、終盤のやり取りが全てマンガのキャラクター同士の会話に見えて、マンガの世界の人物も生きている!という展開上のカタストロフが薄まっちゃっていたのはもったいなかったかなと。

        • 既存コンテンツをほぼそのまま取り入れつつ、コント演出で笑いを取ろうとするスタイルは、おそらく福田雄一監督路線をイメージしたものだろうけれど、そうした路線の場合は、やはり1人か2人は怪優にカテゴライズされる役者さんがいないと、フックのないままネタがどんどん流れていっちゃう感は。

        『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を見て

        • 『ブラックアダム』を見て

        • マンガ世界と現実世界の行き来をする作品でありながら、現実世界のキャラクターの言動が極めてマンガチックだったため、終盤のやり取りが全てマンガのキャラクター同士の会話に見えて、マンガの世界の人物も生きている!という展開上のカタストロフが薄まっちゃっていたのはもったいなかったかなと。

        • 既存コンテンツをほぼそのまま取り入れつつ、コント演出で笑いを取ろうとするスタイルは、おそらく福田雄一監督路線をイメージしたものだろうけれど、そうした路線の場合は、やはり1人か2人は怪優にカテゴライズされる役者さんがいないと、フックのないままネタがどんどん流れていっちゃう感は。

          キャストの多い作品かつ、あまり大きくないステージ、ということで致し方ないところかもだけれど、舞台からはけるキャラクターからは照明を外す等の演出は欲しかったかなという気持ち。負傷して倒れたキャラクターが、一瞬後に立ち上がってスタスタとはけていくと、ストーリーへの集中が削がれる感は…

          キャストの多い作品かつ、あまり大きくないステージ、ということで致し方ないところかもだけれど、舞台からはけるキャラクターからは照明を外す等の演出は欲しかったかなという気持ち。負傷して倒れたキャラクターが、一瞬後に立ち上がってスタスタとはけていくと、ストーリーへの集中が削がれる感は…

          ポリコレって、その思想が浸透するとともに、作品をポリコレの視点抜きで評価できなくなるという、諸刃の剣という側面が強いよね、って思う今日この頃。もちろんあらゆる差別は解消されるべきだけれど。(←ポリコレに配慮した文末)

          ポリコレって、その思想が浸透するとともに、作品をポリコレの視点抜きで評価できなくなるという、諸刃の剣という側面が強いよね、って思う今日この頃。もちろんあらゆる差別は解消されるべきだけれど。(←ポリコレに配慮した文末)

          古典演劇を見る機会が増えてくると、演劇の「ストーリー展開」に対する感想は、脚本(家)に対する評価でしかないのでは?むしろストーリー展開に依らずとも、演出や演技で感情を揺さぶってこれるかという、カンパニー全体としての技量を評価すべきなのでは?みたいな感覚に陥りがち🫠

          古典演劇を見る機会が増えてくると、演劇の「ストーリー展開」に対する感想は、脚本(家)に対する評価でしかないのでは?むしろストーリー展開に依らずとも、演出や演技で感情を揺さぶってこれるかという、カンパニー全体としての技量を評価すべきなのでは?みたいな感覚に陥りがち🫠

          『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を見て

          どれだけ忙しくても、MCU作品は全て映画館で見てきたという実績を失うわけには!というわけで、近所の映画館の終映日のレイトショーに駆け込むなど。 前作はブラック・ムービー(←この言い方が今では問題になる、ということはないことを祈りつつ)として、キルモンガーの動機付けが社会的に結構攻めていた印象があったけれど、今作は追悼色を出して後味を悪くしないためか、ネイモアの動機も比較的シンプルで、王道な娯楽作品になっていたかなと。 最後にシュリがトドメを刺すことを思いとどまった動機が、

          『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を見て

          映画の感想などを長々と文章にしたい気持ちはありつつもその前に映画を見に行きさないという状況で。

          映画の感想などを長々と文章にしたい気持ちはありつつもその前に映画を見に行きさないという状況で。

          『シン・ウルトラマン』感想など

          原作のトンデモ設定やトンデモムーブを忠実に反映しながらも(ある程度)現実世界と齟齬のないように辻褄を合わせた緻密な脚本を例によって早口のセリフでテンポ良く(勢いよく)進めつつカタルシスに溢れた戦闘シーンで映像作品としての魅力を存分に引き出した構成は見事としか。 (ウルトラマンの空中縦回転とかザラブのコート&帽子姿は原作を知らない勢を大いに戸惑わせただろうなという気はしつ) わざわざカラータイマーを無くしながらも体色でピンチを表現するという回りくどさ(ひねくれ加減)も印象深

          『シン・ウルトラマン』感想など

          夢の中でアラームをかけ忘れていたことを思い出し、夜中の3時に飛び起きてアラームをかけるというファインプレーを決めたのに、そのアラームに全く気づかず寝坊するという一幕。

          夢の中でアラームをかけ忘れていたことを思い出し、夜中の3時に飛び起きてアラームをかけるというファインプレーを決めたのに、そのアラームに全く気づかず寝坊するという一幕。

          どれくらい疲れていたかというと昨日の夜浴室換気扇を起動し忘れていたことにさっき気づくくらいには

          どれくらい疲れていたかというと昨日の夜浴室換気扇を起動し忘れていたことにさっき気づくくらいには

          21時間勤務で連休気分から一気に現実に引き戻される一幕

          21時間勤務で連休気分から一気に現実に引き戻される一幕

          120話分の感想投稿を終えた達成感!🫠

          120話分の感想投稿を終えた達成感!🫠

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          『宇宙少女漂流記』第24週(第120回)

          もともと船内の食糧備蓄量から逆算したリミットとして設定されていた180日という日数は、原子変換を利用した資材補充により解消したものの、結果としてキャロットエンデバー号の旅が180日で終わっていることこそ、本作最大の偶然という感も。 クリステさんともあちゃんの言い争う様子が意外な気もするけれど、そういえばこれまでのストーリーではあまりがっつり絡んでいなかった気もしたり。 モンブランは好きじゃないとスネている様子は、クリステさんの新たな一面という感も。 自衛隊による保護を受ける案件となってしまったこちらの世界線のチェルシーさんが、今後別のタイムパラドックスの原因になったりしないかは少し心配でもあり。 マーディさん、あまにょん(と起動前のチェルシーさん)を守り抜いたことで結果的には今回の件の功労者ではあるけれど、いち早く(他組織に先駆けて)あまにょんを拉致したのは他ならぬマーディさんなので、お咎めなし(?)になっているのが若干不思議な感もあり。 アイリちゃんが自身がタイムトラベラーだと知ったときのセリフから滲み出る、動揺を隠しきれない感じがとても印象的で。 まりんちゃんの「そうだよそうだよ!」というセリフが、恵さんの「そうですそうです〜」の影響を受けている感じも微笑ましくて。 序盤のジャンケンのシーンの再現で終わるラストシーンの、宇宙少女たちが過酷な180日間の旅を終えても変わらない部分を持ち続けているところが、本作の最大の魅力だったと気付いたりも。

          『宇宙少女漂流記』第24週(第120回)

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          『宇宙少女漂流記』第24週(第119回)

          アイリちゃんがタイムトラベル後に、過去に同様の経験したことを思い出しつつ、北斎船長の関与を疑っていることから、キャロットエンデバー号に搭乗して以降にも同様のタイムトラベル事案があったという可能性も。 (あるいは幼少期の神隠しを指しているのかもだけれど) キャロットエンデバー号のタイムトラベルは、乗組員含めて過去に送り込まれるタイプだったけれど、今回のアイリちゃんのタイムトラベルは、意識のみが過去に戻るタイプなので、能力の使い方次第でタイムトラベルのタイプが変わってくるという説も。 過去にも敵対する相手への容赦のなさが垣間見えていた恵さんの、本気の怖さが発揮されているのもとても印象深くて。 初期ではキャロットエンデバー号の防御シールドと、アナビスの隔離シールドを同時に張れなかったまりんちゃんも、SASの能力向上もあってか、複数シールドを器用に扱えるようになっていて。 もあちゃんの「仇はとったよ」というセリフが標準語に戻っているのも、菅原さんとの過去に決着がついた感が出ていてとても感慨深くて。 アナビスが消滅した時点で、火星の位置が戻っていない時点でタイムトラベルによる過去への干渉が不可逆的であるということが示唆されている感も。

          『宇宙少女漂流記』第24週(第119回)

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