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コロナウイルス連作短編

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2020年7月の記事一覧

コロナウイルス連作短編その33「Japanese Lives Matter」

 教室に朝のチャイムの音が鳴る。伊勢直人はぼうっとその甲高い耳障りな音を聞いていた。ふと…

コロナウイルス連作短編その32「私の恋人」

 柊エリカはオンラインで日本語の授業を始めようとしていた。最初の頃はZoomの使い方に苦心し…

コロナウイルス連作短編その31「選挙に行こう!」

「小池百合子って本当に馬鹿野郎だよな」  Zoomを使ってのオンライン飲みの最中、誰かが言っ…

コロナウイルス連作短編その30「ただ健やかで普通なら、それでいい」

 日曜日、朝起きてから、柴崎哲司は自分のぺニスが勃起していることに気づく。彼は横で眠って…