海外生活 時間の経過
20代から現在まで、人生の半分以上を海外で生活しています。
留学時代、社会人時代は時間の経過が長く遅く感じていました。
ベルギーに引越し、子どもが生まれてからは年々スピードを増し目まぐるしく月日が過ぎていました。
長かった印象の在米国の年月と、その後の在ベルギーの年月が同年数を通過して、ベルギーの方が数ヵ月長くなっている事に気づき驚いています。
2020年は、学校と仕事の方法をリモート環境に移行する期間となりました。一旦立ち止まり考える時間が増えて、良い節目になったのだと思います。
制限のある日常生活を受け入れ柔軟に対応して得られた発見と学びは、コロナ自粛期間が無かったら、もしかしたら定年退職するまで経験出来なかったのかもしれません。
この先ワクチン接種が実施継続され、コロナと共存しやすい状況になって行くとしても、引き続き緩やかな時間を確保したいと思います。
子どもの成長と変化、自分の変化等をそのまま受けとめ観察、知り楽しむ時間。
身近な発見に感謝を感じながら過ごす時間。
健康な心身や日常生活が当然ではなくて、生と死と病を身近な事と認識する時間。
身体の各々の臓器が正常に機能していること自体が奇蹟の連続との話しを聞き、以前よりも脳機能、体、感情の及ぼす影響について興味を持つきっかけになりました。
これからコロナ自粛が一段落しても、コロナ以前の生き方、時間の使い方、働き方には戻らないと思っています。
お読みいただきありがとうございます。
良い一日をお過ごしください。
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