ひとりと繋がって、みんなと繋がろう。お客さまとのあたらしいカタチ
運営しているリラクゼーションサロンの営業を自粛してから、5つのあたらしいことをはじめました。
いろいろと試しているうちに、想像以上の収穫があったので、今日はそのことを、このnoteを読んでくださっている皆さまと共有できればと思います。
新たにはじめた5つのこと
まずは、具体的に何をはじめたかについて。
自粛する少し前からはじめたのが、インスタグラム。遅いですよね笑。
SNSが苦手だったし、それまでは必要ないと思っていたんです。
でもこの状況になったら話は別です。
お客さまと繋がりを感じ続けられるように、できるだけ毎日、なにかを発信するようにしました。
「ちょっと疲れてません?」「ちゃんと呼吸してます?」と声をかけるような感じです。
それから、施術のかわりにオンラインレッスンをはじめて、期間中の悩みを伺うためにオンラインカウンセリングをはじめました。
オンラインレッスンを新しい習慣として取り入れてくれた方々もいて、私もすっかりハマりました。顔が見えるのって大事です。
気軽にお話しできるように、LINE公式アカウントを開設して、「トーク」できるようにしました。
オンラインレッスン後は、メールかLINE、お客さまの好みに合わせて、どちらかでフォローするようにしています。
やっぱり気軽さ、手軽さの点で、LINEは優秀です。
非対面での相談でたりない部分は、noteでまとめて、必要なものはその中でお買いものできるようにしました。
特定の誰かにむけて書いているので、必ずその方は反応してくれます。
うれしくて、やる気がでます笑。
ちなみにこういう感じです。
ひとりへのサービスが、みんなへのサービスになる
インスタグラムでの発信、オンラインレッスンやオンラインカウンセリング、LINEでのトークやメール、noteでのフォロー、どれもできることが少しずつ違って、フィットする人やシーンが少しずつ違います。
noteやインスタグラムは、基本的に特定のだれかにむけて発信していますが、それを見てほかの方も反応してくれます。
この点が、普段のサロン運営とは違う、大きなメリットだと思います。
ほかのお客さまとのやりとりは、普段は見えないですからね。
ひとりのお客さまに対してのサービスが、結果的に複数のお客さまに対してのサービスになる。
通常だと一人ずつしか対応できないサロンにとっては、とても画期的なことです。
すでに同じサロンに通っているお客さま同士の場合、悩みや好みが似ていることが比較的多いですよね。
なので、この公式が成り立ちやすいんだと思います。
それに同じ悩みと好みをもった、サロンと相性のいい潜在顧客の方々にも響きやすくなります。いいことだらけです。
はじめは「とりあえず」でいい
とはいえ、これからこのうちどれかが、いや、すべてが不要になるかもしれません。でもそれはそのときの話。
やってみてイマイチだったら、やり方を変えてみたりして、工夫と実験を繰り返してみる。
それでもやる意味がないと判断したときには、やめればいいだけのことです。
私の場合そう考えて、少しでも「コレやったほうがいいな」と思えることは、やってみることにしたんです。
結果、サロンは営業していないのに、大忙しの毎日になりました。
そういうわけでコレ、自分にとっても必要なことでした笑。
壁のむこうにあるもの
SNSというとLINEくらいしか使ったことがなくて、ブログも書いたことのない私には、普段だったらそのどれもが「壁のむこうの世界」のもので、そこに足を踏み入れるには、それなりの勇気がいるものでした。
だけど、この状況のおかげって言っていいのかわからないけど、今の状況になって、これまで感じていた壁も、これまでのやり方も、これまでの自分も、どれもこれも忘れて、今だけに集中することができました。
気づいたら壁をぶち破って、何歩か前に進んでた。
顔面から壁にぶつかってたかもしれないけど、ケガしてることに全く気がつかない。そんな感じです(この感じ、伝わってます?笑)。
そのどれも、必要なことだったし、新たにはじめたことは、すべて必然だったと思います。
新しい出会いがあって、久しぶりの再会があって、いろんな気づきがあって、思いがけない発見があって、また新しくやりたいことが見つかった。
そして、いちばんの収穫は、「やって良かった!」と思える感動が、山ほどあったこと。
壁の向こうには、感動があるんです。
感動を体験すること以上に、価値のあることってありますか?
あるかもしれないけど、私はこれに勝る経験はないと思っています。
なので、もし私と同じようなセラピストの方で、上にあげたようなことをまだ試していないなら、とりあえず試してみることをオススメします。
セラピストでなくても、ひとと接する仕事に携わるすべての方に、オススメです。
自分のフィールドを開拓していこう
私がはじめたことはどれも、とくに目新しくもなく、すでにやっている人が大勢いるようなことばかりです。
とはいえ、こういったサービスを体験したことのない人も、まだまだ大勢いるのも事実。
自分のまわりを自分で開拓して、お客さまとの新しいカタチを、自分なりに確立していくのって、きっとおもしろいですよね。
とりあえずやってみる。やってみて、ダメだったらやめてもいい。
そう思うと、何でもはじめられる気がしませんか?
これからまだまだ、お客さまとのカタチ、サービスのカタチは変わっていくと思います。
どんどん変化しながら、自分のフィールドを開拓していくのかと思うと、なんだかワクワクしてきます。
そんな風なので、試行錯誤で至らないところも出てくるかと思いますが、皆さまどうぞこれからもよろしくお願いいたします!
今日も長文を読んでいただいて、ありがとうございました。
ちなみに、壁を抜ける、というとこの本を思い出します。
この状況で、もしかしたらサロンを潰すことになりかねないと、いったん井戸の底に降りたのが良かったのかも。
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