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これまで依存してきたもの一覧

「依存症」をキーワードにネット上の情報や書籍を探すと、大抵行き当たるのが「アルコール」「薬物」「ギャンブル」「ゲーム」「宗教」「性」…といった対象物。報道等で取り上げられる機会が多いからかそれぞれの依存の様子はなんとなく想像がつき、「ああそれは大変だ」と眉根に皺が寄ります。

その一方で「それに比べて自分は、まだマシなのかもしれないな?」とため息が漏れることも。幸不幸の度合いなんて他人と容易に比べられるものではない。そうは思えど、やはり上記の依存症による悲惨な状況を見聞きすると「この程度で弱音を吐くなんて、根性が足りないんじゃないか」「世の中にはもっと苦しんでいる人がいるのだから、ここで挫けずにもっと頑張るべきなんじゃないか」……等々、自らを叱咤激励する声が脳内に響きます。皮肉にもこの自己批判が、苦しみのひとつであるのですが。

そんななか、「いやいや、依存対象なんて無数にあるよ!」「メジャーなものに当てはまらないからといって、イコール依存してないわけじゃない、苦しんでいないことにはならない」と私に教えてくれた記事があります。それこそが、以前の投稿で紹介した依存症啓発漫画の番外編でした。

「プチ依存」の対象として紹介されていたものは、「ゲーム」「買い物」「性」「塩分」「人」「カフェイン錠剤」……「あっ、それなら私にも心当たりがある」と思うものばかりでした。

自分の場合はどのようなものに(プチ含め)依存してきたのか、思い出せるかぎりで挙げてみます。

 ・甘いもの
 ・ゲーム(パソコン、アプリ)
 ・創作物(アニメ、漫画、ドラマ)
 ・買い物
 ・携帯電話、スマホ
 ・インターネット(ホームページ、SNS、まとめサイト)
 ・人(友人、異性、上司)
 ・自己啓発(書籍、セミナー)

いざ書き出してみたら思っていたよりあっさりしていて、やっぱりメジャーな(?)依存対象とは別のことのような気がしないでもない。……とはいえこの一つひとつに、しっかりと依存中の苦悩や黒い歴史が刻まれてきたことは確かです。可能なかぎりもう二度とハマりたくない!

ちなみに上から比較的軽いもの、下が重いものとなっています。重さは何をもって測っているかというと、依存によって失った時間・お金・健康・機会・人間関係の大きさ。羅列から一目瞭然ですが、私にとっては自己啓発が依存対象としては最も悪質なものでした。「救い」を求めてハマったに等しいので、もはやこれも宗教の一種では…と個人的には思っています。宗教よりはカルトに近いのかな。

それぞれに依存したときの詳細は、必要や機会があればここに書いていく予定です。

「いざ書いてみたら、思っていたよりあっさりしていた!」というのは今回の投稿を作成する上で一番の気づきでした。頭の中にあるうちは後悔の塊でしかないけれど、頭の外に出してみるとそうでもないのかも。第三者的視点から自分の思考を眺められるのも文章化の利点ですね。自分しか見ない(予定の)アナログノートだったらこうはいかない。実際に読まれるかどうかはさておき、自分以外の(そしてできれば知り合いではない)他人が見る可能性のある場所に文章を載せるって、癒し効果があるなと実感しています。もちろん知り合いに発見される不安もつきものだけど。

いつか、できればずっと遠い未来に、もし発見されても恥ずかしくないような記録を残していけたらと願ってやみません。

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