パンデミックから世界を救う

皆さんご存知の通り、昨年から新型コロナ（COVID-19）のパンデミック（感染症の世界的な大流行）が発生しており、例にもれず吾輩自身もその病に倒れ、入院する事になった。

そんなウィルスに侵され滅びかねない世界を救うヒーローになれる。

そんなゲームが2009年の時点で発売されておて、その名もズバリ

パンデミック

このゲームはプレイヤー全員が協力して世界に蔓延する脅威のウィルスと戦うという、まさに今やるべきゲームである。

「今やるべきゲームだ！」と大見得切って宣言した割に吾輩自身、プレイしたのがずいぶん前になってしまい、

ルールも拡張版と混同してフワフワだったのでリハビリも兼ねて、本来2～4人でプレイするところを１人ぼっちで戦いました

ルールブックを読み込み、拡張版で使用するコマやカードを取り除き基本版のゲームで準備開始・・・。

ちゃんとルールを読み込んでいくと間違えて把握していた事が色々と判明

吾輩自身も忘れないため、そしてパンデミックのゲーム紹介のために以下にルールとプレイ記を載せていきます。

ルール説明

世界に4つの感染症【黄（黄熱ウィルス）、青（ペスト菌）、黒（エボラウイルス）、赤（天然痘ウイルス）】が発生。世界を救うために全員が協力して敵を駆逐するのだ！

ミカサも唖然とする、このくらいの気合があれば最高♪

・勝利条件

◆４種類の治療薬を作る

・敗北条件

◆アウトブレイク（後述）が８回発生すると人類滅亡

◆プレイヤーカード（後述）の山が無くなると人類滅亡

◆ウィルスのキューブを使い果たし、キューブを新たに置く事ができなくなったら人類滅亡

ゲーム準備

今回は3人プレイを想定して（1人でプレイしてるけど😢）準備開始。

ランダムでプレイヤーの役職（後述）を選択して、各プレイヤーに３枚ずつプレイヤーカード（※）を配布。

※プレイヤーカードとは、都市カード（その都市に移動できる）やスペシャルな行動ができるカードのこと。このカードは治療薬を作るための材料でもあるので無暗に使用していると治療薬が作れなくなるので使用注意。

それぞれの役職とは・・・

・通信指令員（他の人の移動を手助けできる）

・作戦エキスパート（カードを使用せずに基地の建設ができる）※重要

・科学者（治療薬をつくるコストが少ない）※超重要

・衛生兵（感染キューブを取り除く手間が少ない）※超重要

・研究員（仲間が治療薬をつくりやすくなる）

の５種類が用意されているが、今回吾輩は

●通信指令員

●作戦エキスパート

●研究員

の３種類を引き当ててしまい、個人的に超重要と考えている役職が２つとも欠けたチーム編成になってしまった・・・

（なお、拡張版では役職の種類が大幅に増えてます）

ゲームの難易度は使用するエピデミックカードの数で調整。今回は標準難易度（５枚）を選択。

都市感染カード（写真上部にあるカード山）を引いてそれぞれの都市にウィルスキューブを規定の数だけ配置して準備完了。

なお、一つの都市にはウィルスキューブは3つまでしか置けず4つ目を置く事になってしまった場合にアウトブレイクが発生していまう。アウトブレイクの発生回数が８回になると人類が滅びます。

ゲーム開始

治療薬の製作には同じ色のカードが５枚必要で、５枚のカードを持った状態で基地に居ないといけないという条件があります。

ゲーム開始時にはアメリカ疾病予防管理センターのあるアトランタに1つ基地があるのみ。だが、今回の吾輩のチームには作戦エキスパートが居るので基地建設のために世界を飛び回ってもらおうと序盤の動きをイメージしてスタート。（基地間の移動が可能なので、世界各地に分散して基地があると世界を飛び回る事が容易になります）

まず、治療薬を作る前にアウトブレイクが発生しそうなところが3か所もあるのでそこの危機を何とかするために行動。

ある程度危機を脱した所で、“治療薬の製作”の優先度をアップ。そのためのカード集めを意識し始めたところで

エピデミック発動！

エピデミックの凶悪さを上手く例えた人がおり、それが

“桃太郎電鉄のキングボンビー”

全く異論の隙の無い見事な例えです。油断すると一気に世界が崩壊しますので。

しかし、今回は油断することなく、エピデミックカードが出現する前に危険な状態からは脱していたので今回はアウトブレイクが発生せず何とか乗り切れました。

治療薬作製班（カード集め）と感染拡大防止班（キューブ取り除き）の二手に分かれて奔走していき、

ついに

これで天然痘を地球上から根絶できるぞーー！

（その時の心境をオジマンディアス【ウォッチメン】が語ってくれてます）

しかし！！

その直後

エピデミック再び発動！！

あのBGMが脳内を駆け巡る・・・

だが、これも大丈夫！

事前に対策をしっかりしていて、なおかつ治療薬が一つ完成していたので恐怖のアウトブレイクを発生させずに危機を脱する事に成功✨

グハハハハ！！貴様らウィルスの思い通りには・・・

＼(^o^)／ｵﾜﾀ

まさかの２連続エピデミックカード！！

詳しいルールは省略しますが、2連続でエピデミックカードが出てしまうとシステム上アウトブレイクは不可避なので・・・

そッ・・それでも２回のアウトブレイクでなんとかなっている(;^ω^)

※アウトブレイクが発生すると線で繋がっている近接した都市に1つずつ爆発したウィルスが飛び散ってしまいます。なのでアウトブレイクは連鎖します。

アメリカ＆ヨーロッパのペストと南米の黄熱ウィルスがヤバい。南米には一人メンバーが居るからどうにかなる可能性が若干あるが、残りがアジアに固まりすぎてるから早急に欧米に・・・・

あわわ・・・アウトブレイクの連鎖が止まらない・・・

この段階で、アウトブレイク回数とウィルスキューブ全使用という２種類の敗北条件が近づいてきている。しかし黒の治療薬の完成も目前・・・・

衛生兵が居ないチームではウィルス排除のスピードが遅すぎる。治療薬を完成させればそのスピードも少しはマシになるので、

あくまでもウィルスに打ち勝つために！治療薬の完成を優先・・・

黒の治療薬完成！！

だが、やはりウィルスの感染力がすさまじく・・・。

アウトブレイク8回目！

人類は滅亡した・・・

なんて縁起の悪い結果だよ😞

けど、敗北の原因はハッキリと見えている。

●超重要役職の衛生兵と科学者が居なかった。

●感染拡大防止よりも治療薬の完成を優先させた。

●二連続でエピデミックカードが出た

一番でかいのは3つ目だけど、これは避けようが無いから1～2つ目の原因を改善してまた、近々リベンジをしようと思う・・・

このパンデミック、吾輩の所有しているモノは初版のもので、現在もAmazon等で販売してはいるものの、パッケージのデザインなど色々と変わっているらしいけど、基本的に中身は同じだというように聞いている。吾輩に替わってみんなで世界を救ってヒーローになってみてはいかがだろうか？

パンデミック:新たなる試練 (Pandemic) 日本語版 ボードゲーム

というわけで、皆さま、フォロー＆スキなどを宜しくお願いします。

では、また！！