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オタクが励まされた曲、テンション上がる曲を紹介!

「励まされた曲ってなんかある?」と聞かれたとき、
「う〜〜ん、色々あるはずだけど、ありすぎる上に『特にこれ!』ってのを挙げるの難しいな……」と思い、歯切れの悪い回答しか出てきませんでした。

そこで今回は、「自分が励まされた曲」というテーマについて、少し整理してみようかなと思います。


まず断っておかないといけないのですが、僕は音楽は基本アニソンやゲームbgmにしかハマらないという恐ろしい性癖を持っているので、
今回挙げる曲はもれなくアニソンかゲームのbgmです。

また、これは僕の特性?なのかわからないんですけど、僕は曲を聴くときにメロディ部分ばかりに意識が行きがちで、同時に歌詞を味わうのがなかなか難しいんですね。

だからこそ、アニソン特有のコード進行?的なものに惹かれるのかな?と考察しています。(この辺詳しい人いたら教えていただけると嬉しいです)

もちろん、歌詞が好きな曲もたくさんありますが、改めてテキストで歌詞を読んでみて、良さを認識することが多いです。

また、音楽は、その曲をよく聴いていた時の記憶と結びつきがちですよね。
前にTwitterで「人の音楽の好みは、14歳頃にハマった音楽に大きな影響を受ける」みたいなツイートがバズっていて、

それを裏付ける確かな研究結果があるのかはわかりませんが、14歳(=中学2,3年生)の頃はまさにオタク街道をひた走っていたので、僕にとってはその説は当てはまるなと思います。

落ち込んだときや気分を上げたいときにこの曲を聴く、というルーティンは僕には特にありませんが、
この曲聴くとテンション上がるな〜って曲はたくさんあるので、いくつか紹介してみます!


テンションが上がる曲(アニソン編)

Only my railgun(fripSide)

fripSideの「ザ・平成のアニソン」って感じの曲と、Vocalの南條愛乃さんの透き通るガラスのような高音がとても好きです。
fripSideの曲は基本的にどれも好きなのですが、あえて1つ選ぶとするならばこれ一択だと思います。

fripSideは自分の中でかなり好きなアーティストで、大学時代に何度かライブにも行きましたが、カッコイイかつブチ上げな曲をハイクオリティでやってくれるのでめちゃめちゃ楽しかったです!

アニメオタクなら知らない人はまずいないし、何より深夜アニメ沼に片足を突っ込んでいた中学2年の僕を、アニソン沼にも引きずり込んだのが他ならぬこの曲だからですね。

よって、この曲を聴くことで、郷愁にも似た感情を覚えたり中高時代の楽しかった日々を思い出したりして、励まされますね。


僕らは今の中で(μ's)

アニメ『ラブライブ!』の1期OPです。
ダンスを覚えたのと高校のときにめちゃめちゃハマっていたのと、
ラスサビ前の「無謀な賭け 勝ちに行こう!」の歌詞が、作品の状況と自分の状況(受験など)にリンクしていてとても好きですね。

ススメ→トゥモロウ(μ's)

高校2年のゴールデンウィークにアニメグッズショップでたまたま見たこの曲のPVがきっかけで、アニメを見始めてラブライブ!沼にズブズブと沈んでいきました。
ミュージカル調の始まり方を筆頭に、まさに「何か物語が始まる……!」という前向きな雰囲気を感じさせるところが好きです。

Wonderful Rush(μ's)

大学時代に2年連続で踊ってました。
全体を通して爽やかな雰囲気が良いですね。
特にラスサビの「Wonderful~!!」の突き抜ける高音、からの勢いの良いラップ、そして今までのフレーズにコーラスが入ってくるという一連の流れが素晴らしい。

ちなみに、これはダンスをやってみてわかるポイントなんですが、サビ直前の「限界知らない All right!」以降の振りが超楽しい!

No brand girls(μ's)

これも2年連続、フルで踊ってました。
サビの「壁は Hi Hi Hi! 壊せるものさ Hi Hi Hi! 倒せるものさ」の歌詞と盛り上がりが素晴らしいですね。

これも観客の前でダンスをやったから感じることですが、サビの振りめちゃ楽しいし、ここでお客さんが特に盛り上がってるのがステージ上からわかるので、輪をかけて楽しいです!


……ってこれ、このままいくと本当に無限に書けますね……。
ラブライブ!専門の記事か、って感じになるので今回はこのあたりで。


アイドル(YOASOBI)

YOASOBIは以前から割と好きでしたが、世界1位を獲るキャッチーさはもちろん、作品への高い解像度がうかがえる歌詞が非常に魅力的です。
そもそもYOASOBIは「小説を音楽にする」というコンセプトが売りなので、作品解釈の深さこそYOASOBIの本領だと思います。

『【推しの子】』はアニメ化前から注目していた作品で、今では自分の中でもかなり上位に食い込む作品になっているのですが、それは主題歌であるこの曲の力も大きいです。
『【推しの子】』を読んだ・観た人なら、きっと作品の内容の歌詞への落とし込みが非常に上手いことに感動するはず。

自分的にも、2023年で一番好きな曲ですね。


青春コンプレックス(結束バンド)

アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のOPテーマということもあり、しっかりとしたロックミュージックです。

曲もVocalも超クールなのはもちろん良いポイントとして、
この作品の主人公は超陰キャの変な女(ぼっちちゃん)なんですが、ぼっちちゃんが作詞を担当しているという設定に忠実なところが良い。

この曲で言うと、
まずタイトルの「青春コンプレックス」に始まり、
「雨に濡れるのが好きだった 曇った顔が似合うから 嵐に紛れてるふりをして 空が割れるのを待っていたんだ」
ラスサビ前の「私俯いてばかりだ、それでいい 猫背のまま虎になりたいから」
など、後ろ向きな本心を赤裸々に表していて、それでいて、内に秘める野心が見えるのが、キャラ解釈〜〜!って感じです!

また、バンドを組んでいる本作のメインキャラ4人の名字はASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバーから取られていたり、
各話のサブタイトルがアジカンの曲のパロディになっていたり、
『転がる岩、君に朝が降る』をカバーしていたりと、
全面的にアジカンリスペクトをしているのですが、
この曲のアウトロもアジカン風味がして、芸が細かいな〜〜と思いました(『リライト』のアウトロに似てる)。

そして、この作品のおかげで、天才声優・青山吉能、長谷川育美の名が世に知れ渡ったのは非常に喜ばしいことだと思ってます。


ここまでアニソンをいくつか挙げましたが、お気に入りのものを全て挙げようとすると本当に終わらないので今回はこのくらいで。


テンションが上がる曲(ゲームbgm編)

アニソンの影に隠れがちですが、ゲームのbgmやアニメのbgmも、同じく作品を彩る立派な演出の1つです。

そこで、僕の好きなゲームの中で、bgmが特に優れているものをいくつか紹介します。

うみねこのなく頃に

作中の舞台が洋館ということもあり、全体的にクラシック調の音楽が多く、一方でシーンに合わせたホラーな雰囲気やアツい盛り上がり、涙腺を刺激する儚げな曲も数多くあります。

もう15年以上昔の作品で、ネットでの評価は賛否両論というよりもむしろ「否」の方が多いですが、僕は圧倒的に「賛」です。
確かにグロテスクでかなり複雑で難解なストーリーであり、尺の都合上アニメだけ観ても全然わからないので、気軽に人に勧めるのは難しいのですが……。


ポケットモンスター

幼稚園のときに出会って以来、20年ほどの時間をポケモンと過ごしてきた生粋のポケモンキッズの僕にとって、これは外せません。

僕はギリギリ一応ルビーサファイア世代なので、ルビサファ特有のピコピコ感のあるbgmが特に刺さるというか、もはや親の顔みたいなものというか。

また、ポケモンの戦闘bgmはテンションが上がるものが多いですが、中でも特にテンションが上がるというか臨戦態勢に入れるような曲はこれですね!
聞き慣れた初代ポケモンのジムリーダー戦の要素はしっかり残しつつ、アップテンポの激しいアレンジにすることで、「かつてのジムリーダーとの手加減無しのバトル」というニュアンスが表現されています。


ゲームbgmは歌詞がなくて、作業用bgmとしても特に優秀なのでオススメですよ。



さて、今回は自分が励まされたり、テンションを上げるのに役立っているお気に入りの曲(アニソン、ゲームbgm)をいくつか紹介しました。

なんか個別具体的な話になってしまったので、いずれ「アニソン文化の変遷」みたいなテーマで考察記事書いたりとかしてみたいなーとか思いました。
ただ、僕自身音楽に関する知識は全然ないのがアレですが……。

とはいえ、YOASOBIや米津玄師、Official髭男dism……などなど、名だたるアーティストの面々がアニソンを手掛け、
ランキングを見れば大抵アニソンが上位にランクインしている事実があることから、
確実に昔とは違い、アニソンがサブカルチャーを脱し、むしろ日本の音楽の中核を担うほどにまでなってきていると言っても過言ではないでしょう。

まあ別に僕としてはアニメやアニソンが日本のメインカルチャーになろうがなるまいが正直どちらでもよくて、世間の評価に関わらず趣味としていく所存です。
ただ、アニメ業界はホントに儲かってないみたいなので、アニメ業界にもっとお金が流れて、クリエイターや声優の方々が安定して生活できるようになることは祈ってますね……!


ここまで読んでいただきありがとうございました!
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