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【会社の裏側】ブラック企業で出世できる人3選

 手前味噌なのだが、前回上げた「ブラック企業」の記事が中々多くの方に読んで頂いている。そしてどういう訳か「中年のおっさんがメタバースの世界でネカマになりまくる時代がくる」というナメた未来を予見した

この記事が、私のnote史上最高閲覧数の2倍以上のペースで、読んで頂いている。もう読者の琴線がわからんwwww

 何にしてもネタもぼちぼち尽きる、ブログ開設1年前後のこの時期に自己ベストを更新できるのは素直に嬉しい。この流れに便乗して今週もしつこく「ブラック企業ネタ」で攻めたいと思う。


今日のお題

 今回は「ブラック企業で出世できる人材の特徴」
 そんなのゴマ擦ってりゃあいいんでしょ?と思う方もいるかも知れないが、そんな簡単な話でもない。散々ゴマを擦って出世した奴らが今度は一丁前に
「あいつは上にばかりゴマを擦って本当に大切なものが見えていない😤」
みたいな事を抜かしだすのだ。自己紹介サンキューww

 ブラック企業でもそれなりの給料と退職金があるなら、数年語の独立を見据えて働いて金を貯めるのは決して悪い選択ではない。今回はそんな未来の自由を手に入れたい人のために、ブラック企業で出世する人達の特徴をお伝えしよう。


特徴①モチベーションの源泉が違う

 それでは早速本題に入っていこう。
 まずひとつ目は、「なんの為に頑張るか」の違いだ。よく言われる事だが団塊世代(1947~1949生)前後の人達は戦後の何もなかった頃に少年期を過ごしたので、とにかくハングリーだった。
 お金を稼ぎたい、広い家を建てたい、いい車を買いたい、きれいな女性を抱きたい、幸せな家族を築きたい……欲望の飢餓感がモチベーション(以下モチベ)の源泉であり、このモチベを持ってる人がブラック企業では光り輝くことができる。

 ただ、ブラック企業鑑定士1級の私に言わせれば、モチベの源泉に年代・性別は一切関係ない。私より2回り年下の若者でも、「家を買いたい、家族を持ちたい、いい車を転がしたい」が為に仕事をしている人は多い。特に「家を買う+家族を持つ」を目標にしている若者は、公言しないだけで、実は男女問わずメチャクチャ多いぞ。

 人の欲望というのは「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」の5つから成り立っているらしいが、私流に改造すると

達成・快楽・良好な人間関係・没頭・自由

これが人間の5大欲望だ。5つの内、達成・快楽が「ないものを埋める」モチベ(ブラック企業で出世できるモチベ)なら、良好な人間関係・没頭・自由は
「好きな人達と」
「とことんハマって」
「沢山の世界を見る」
という「好きを追求する」モチベだ。

 残念ながら好きを追求するモチベの人達にとって、ブラック企業はとことん生き辛い。ブラック上司どもの好きな歌手は「長渕剛」、好きな歌は浜田省吾の「マネー」と、クッソ暑苦しいww。その暑苦しさにしっかり順応して、合いの手打てるかどうかが出世の分水嶺となる。
 ・・・普通に今のアニソンの方がいい歌多いんだけどな。


特徴②.カッコいいことをめっちゃ気張って言う

 続いて2つ目。
 カッコいいことを言う事自体には何の問題もないのだ。やっぱり人の信頼を得るには、人の記憶に残るようなキザな台詞は絶対必要だ。
 ただブラック企業を駆け上っていく人間は、ただカッコいい事を言うだけではない。めっちゃ気張ってカッコいい事を抜かしおるのだ。

例えるなら部下に
「結果なんか気にせず勝負してこい。何かあったら俺が守るから」
みたいなモチベーションをかける場面があると思う。
 この「勝負してこい」と「何かあったら俺が守る」という2つの発言のどっちに力が入っているかという問題だ。

 ホワイト企業に務める信頼できる上司というのは、こういう時に部下に伝えたいのは「結果なんか気にせず勝負してこい」だ。だから自然とこっちの言葉に力が乗ってくる。
 でもブラック企業の上司は違う。
「勝負してこいよ。なぜなら・・・なぜなら、なぜなら、なぜならば!俺が!この俺が!お前をずぇぇええったい絶対に守るのだから!!!」
……という具合に「俺が守る」をめっちゃ言いたがるというか、気張ってしまうのだ(笑)

 有り体に言えば「『カッコいい事言ってる俺』にベクトル向けて言ってしまう」これがブラック企業で羽ばたいて行くための必須条件だ。

 言わずもがなだが、こういう上司は部下が失敗すれば100パー逃げるし、守る気なんて1ナノメートルもない(笑)。まあそれでも出世は確実にできるので、「出世と矜持」の折り合いをどこまでつけられるかが、ポイントとなるだろう。


特徴③.世の中の「切ない真理」を利用できるマインドを持っている

 続いて3つ目。これは冗談抜きで、私も見習うべきだった。知ってる人からすれば、「そんなの小学生から分かってるよ」って話なのだが。

 では早速その真理を発表しよう

✅サラリーマンとは一生懸命やったものが評価されるのではない。一生懸命やったと思われたものが評価される。
✅大事なのは「何をするか」ではない。「何を報告するか」だ。

~ニーチェ~(※嘘)

 これは上司がミスが起きた時に迅速に対応した者を評価し、ミスが起きないように事前に対策した者を評価しない事に似ている。優秀な者より声の大きい者が評価されるのだ。
 そしてこれはサラリーマンに限った話ではない。学校では先生に媚を売る者の内申点が爆上がりし、部活では監督に「頑張ってるアピール」をする者がレギュラーとなる。
 ブラック企業で出世できる人間は、この真理を物心ついた時から理解している。そして変えられない事に憤るよりそれを利用するマインドを持てるのだ!

 ちなみに私はガチで40歳過ぎまでこのシステムを本当の意味で理解していなかったし、今でもこの真理に順応しようとは鼻クソ程も思ってない……つまり私は「逆コナン」という最も面倒くさい人種なのだ(※見た目はおっさん中身は子供ww)

 賢明な読者諸兄は、ここばかりはブラック企業上司のマインドを見習ったほうがいいと思う。逆コナンの生き方は、只々面倒くさいだけだ。


最後に

 という訳で、ブラック企業で出世できる人の特徴を3つ上げさせてもらった。
 恐らくだが、私のブログを読んでくれてる読者の皆様は、特徴①で分類すれば「無いものを埋める」タイプではなく「好きを追求する」事にモチベを感じるタイプではないだろうか。

 このタイプにとって、ブラック企業はとかく生き辛い。明らかに自分よりスペック低い年下上司に
「〇〇君疲れているね、永眠はしっかりとった方がいいよ」
と、優しさに見せかけた死の宣告をされたり、クッソどうでもいい報告を怠っただけで
「〇〇何やってるんだ!バカ!意気地なし!ウジ虫!アオミドロ!!
と、車椅子から立てないクララをオーバーキルするハイジの如く罵られることもあるだろう。

 だから敢えて言おう。企業勤めにあまり拘らない方が良い

 面白いランキングがあるのでご覧頂きたい

「1位は0.7年」平均勤続年数ワースト300社ランキング2020
プレジデントオンライン(https://president.jp/articles/-/41749?page=1

 これは上場企業300社の内、平均勤続年数が短い上位20社だ。まあブラック企業って奴だが、全国チェーンのスシローが平均1.5年、You Tuber事務所のUUUMが2.0年という短命ぶりだ。この他にも大塚製薬が2.9年、野村證券が3.0年、セガサミーHDが2.8年と、学生時代に脇目も振らず勉強してきた大学生がやっと入れるような大企業でさえ、平均勤続年数はせいぜい3年前後なのだ。

 こうなると、出世できない人や長く勤められない人達が悪いのではない。もはや一つの企業に就職して金を稼ぐというシステムが崩壊しているのだ。

 リスキーなのは承知でいうが、私のブログを読んでくれている「好きを追求する」マインドの方には、小っちゃい金魚鉢の中で醜い出世争いをするよりも、将来的には広い世界で自分だけの稼ぎ方を追求してほしい。
 小説が好きな人はバイトを掛け持ちしながら、新人賞に何度でも応募してみれば良いし、私のようにパチンコで稼ぐのも日本人として生まれた特権だww。

 自分の好きを追求できる人なら、実はお金を稼ぐ方法が思った以上に隠されている事に、絶っっ対に気付ける。
 たった一度の人生だ。ハゲ上司のしょうもない自慢話に「さすがでヤンスね~」と合いの手入れてるよりは、自力で稼ぐ道を追求した方が100倍楽しいと思うぞ。
 


サポートして頂ければ私のモチベが500倍に上がります(だから何なん?www)。こんな私をサポートしてくれるあなたは、心底良い人なのですね😊