[Green Cities, Inc. スタッフインタビュー]三浦央稀(みうらひろき)さん
Green Cities, Inc.で働くメンバーを紹介しています。
今回ご紹介するのは、三浦 央稀(みうら ひろき)さんです。
2024年6月よりGreen Cities, Inc.の社員第1号として入社する、弊社待望の大型新人です!
そんな期待の新メンバーのひろきさんに、メンバーからあれこれインタビューさせていただきました!
▶︎Green Cities, Inc.で働くまでのご経歴を簡単に教えてください!
地元の千葉県松戸市や周辺地域が大きく変化したことや、建築と交通に興味をもったことをきっかけに、中学・高校時代からまちづくりの領域に関心を持つようになり、ミツさん(Green Cities, Inc.代表取締役 山﨑 満広氏)の「ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる」に出会って、大学1年生だった2017年に柏の葉で開催されたイベントでミツさんと初めてお会いしました。大学2年次に、大学の制度を利用して米ポートランドに留学して、留学中はポートランド開発局(PDC)、帰国後はGreen Citiesの前身であるMitsu Yamazaki, LLCでミツさんのインターンをしていました。
大学3年次の2019年に、大学の先生の紹介で知り合った社長にお声掛けいただいて、インターンとして株式会社チェンジ(現チェンジHD)の新規事業開発チームに入社しました。2021年に大学を首席で卒業してチェンジ社の正社員になり、民間企業向けのコンサルティングサービスの開発や、自治体向けのDXコンサルティング・教育事業、ふるさと納税事業を経験しました。
2024年5月にチェンジHDを退社し、6月からGreen Citiesに参画します。
▶︎ポートランドに留学されていた時の思い出を教えてください!
半年強ですが、たくさんありすぎて迷います笑
大学の制度を使って、ホームステイでポートランドに留学をしたのですが、ミツさんのインターンのほかに、ポートランド州立大学のインターンと、日米協会のボランティア、ポートランド日本庭園のボランティアをやっていて、それぞれから人とのつながりが広がり、とても充実した留学生活でした。スタッフ(インターン)として日本人向けのポートランドツアーに同行する機会をもらったときには、その時に授業を受けていたすべての先生に「僕には半年しかない。ポートランドには街のことを知りたくて来たんだ、とても素敵な機会をもらったから、そちらに行かせてほしい」と頼んで回って、夕方や夜にひとりだけ別でテストを受けさせてもらったりしていました。日本ではなかなかそうはいかないなと思うのですが、どの先生もとても前向きに、自分で掴んだ機会を選ぶことを後押ししてくださって、しかも必死に説明する自分に「あなたの英語は完璧」という言葉までかけてくれました。自由の国、と言いますが、そういった挑戦を受け入れて応援する社会の雰囲気はとても魅力に映りました。
ミツさんのおかげも多分にあるのですが、帰国に際して、現地でお世話になった日本人の方に「私が何年もかけて築いてきたポートランドでのつながりを、あなたはたった半年で築いて、ポートランドを体験したね」という誉め言葉をいただいたのがとても印象深いです。ホストファミリーにも、「あなたは間違いなく今までで一番アクティブな日本人だ」というメッセージをもらいましたが、一方で一番家にいなかった留学生だったと思います笑
▶︎今1番行ってみたい国はどこですか?
社会人経験を経た自分の目で、コロナ禍を含めて約5年が経った現在のポートランドを見に行きたいと思います。変わらない魅力と、新しい気づきとがたくさんあるだろうと思います。
▶︎前職で一番大変だった仕事は?そしてそれはなぜですか?
任された仕事で大変だと思ったことはあまりないのですが、組織の枠を超えて人や物事を動かしていく難しさに直面した経験はたくさんありました。
ひとつは、ある地域で、自治体さんとデジタル活用の取り組みを進めていた際に、自治体のなかでは合意形成が進んでいたにも関わらず、地域のとある協働組合の代表の方のひと声で、事業が中止になってしまったことです。地域を動かすことの難しさ、外からはぱっと見では見えないキーパーソンであったり、合意形成の重要性を身をもって知ることができた体験でした。
もうひとつは、他社とのJVの設立に携わったことです。
全く異なる組織風土や文化、慣習を持つ別々の企業から集まった人でひとつの組織をつくる過程に、そのひとりとして携わったことで、微妙な力関係であったり、不満や軋轢、認識のずれ、理解し合うプロセス・ポイントなど、非常に多くのことを感じ、学んだ経験になりました。
どちらも、今後地域と向き合っていく上で、活かすことができる経験だと思っています。
▶︎人や仕事との関わり方の中で大事にしていることはありますか?
中学時代に何かの記事で見た「中国は13億ページの本。すべてを見ることはできない」という言葉です。
これは、13億人の人々が暮らす中国(=巨大な本)の印象は、その人が初めて出会った中国人(=最初の1ページ)で決まる、という文脈で使われていた表現でした。記憶では、偉人や有名人の言葉ではなく、一般市民の方の言葉だったと思うのですが、この言葉を知ってから、例えば「⚪︎⚪︎市民の」「⚪︎⚪︎大学の」「⚪︎⚪︎社の」三浦、とか、「日本人の」「松戸出身の」「20代の」三浦、といった、自分が関わる相手にとって、自分が属する集団のイメージをつくるきっかけになるかもしれないと意識をするようになり、前向きな意味で自分の行動を律り、積極的にする言葉として大切にしています。
▶︎Green Citiesに入ってやってみたいことは?
多くの地域、現場、プロジェクトに関わって、人や物事を動かすことに携わる経験を積みたいという気持ちが一番大きいです。大きな会社では、どうしても地域やプロジェクトをある程度標準化して見ないといけなかったり、一定以上に時間や労力を割けなかったり、自社のプロダクトを起点に考えないといけなかったりといったことで、歯がゆい思いもしましたが、地域の歴史やストーリーと、プレイヤーと、キーパーソンと、そういったものを紐解きながら、一緒に地域の選択を実現させていくのがとても楽しみです。
▶︎現時点での10年後、20年後の目標を教えてください!
自分の「まちづくりや地域に関わりたい」という想いのきっかけ・原動力になっている地元の千葉県松戸市周辺で、なにかしらの活動をしていたいです。
松戸への関わり方は、政治かもしれませんし、または自分で立ち上げた事業を通じて、市民活動を通じてかもしれませんが、「松戸市長になる」という選択肢をずっと胸に持っています。
前出の「人や仕事との関わり方で大事にしていること」にも繋がりますが、具体的にいつまでにと決めているわけではないものの、将来政治という形で自分が育った地域に関わる選択肢を持っていると、どんな勉強もどんな経験も前向きに取り組めます。もともと仕事を選り好みするタイプではないのですが、どんな仕事を任されても前向きに取り組めますし、新しいことを勉強したり、社会の動向への感度を高く持とうと意識できたり、どんな人との出会いをしても、苦労するような経験をしても、すべて将来政治に関わるときに活きるだろうと思えます。
ひろきさんの誠実な人柄が伝わってくるインタビュー内容でした。どの事柄においても真摯に、そして前向きにポジティブな状態に導くパワーを持っている方です。
そして、ひろきさんの今までの経歴やスキルは、弊社のプロジェクトや取り組みに新たな視点やアイデアをもたらすと確信しています。ひろきさんの加入を通じて、より良い成果とチーム全体の成長と発展に繋げていけるよう、引き続き前進していきます。ご期待いただけますと幸いです!
(インタビュー実施:2024年5月)
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