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恥ずかしいの正体

恥ずかしいってなんだ?

バレエは、3歳くらいから習う子が多く、遅くとも6歳までには始める。小さな頃からはじめ、言葉を覚えるようにバレエを覚えていく。これを私は、勝手に「踊りのネイティブ」と呼んでいた。

しかし、私が始めたのは14歳。プロになるにはどう考えても遅すぎる。同じ年くらいの子達は、トウシューズを履き、優雅に踊っていた。

それでも、楽しかったし、レッスンに通えることが嬉しくて嬉しくて、レッスンの日を指折り数え待っていた。

バレエシューズにレオタード、ピンクタイツ、お団子頭、何もかもが新鮮!

部活が終わると、一度家に帰り、バックを放り投げ、お稽古バックを背負いチャリンコをとばし、スタジオへ向う。

今思えば、あの体力はどこにあったのだろう?部活の朝練から始まり、6時間お勉強をし、夕方の部活までしっかり参加していた。

こんなに張り切って行っても、当たり前だが、全く踊れない。わたしより小さな子が素敵に踊る中、レッスンについていくこともできないが、恥ずかしいと思ったことはなかった。

好きの力はすごい。その場にいれるだけで幸せ!

大人になり、恥ずかしいとお思う経験はたくさんした。恥ずかしくてできなかったこともある。でも、恥ずかしいって「自分はできる」と思い上がった瞬間にやってくるのだと思った。こうなると、急に世界は小さくなる。

自分にできないことがあると認め、素直に教えてもらう、助けてもらう姿勢があれば、いくつになっても、世界を広げられるのだと、大人になった今思う。

せっかくの人生もっと世界を広げていきたいな。素直になろう!助けてもらおう!!

最後まで読んでいただきありがとうございます。



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