今が一番若いのだから
▼後悔だらけの人生
現在29歳独身男、あと半年もすれば30歳を迎える。自分がイメージしていた「立派な大人」とはだいぶかけ離れている気がする。まだまだ子供だし、未熟なところが多すぎる。
人生を振り返ると後悔ばかり。勉強、部活、仕事、人間関係、恋愛、健康、身の回りの管理、あらゆる面で、「あの時もっとこうしていれば…」が付きまとう。何度時間を戻したいと考えたことか。
▼例えば…
例えば勉強。大人になって気づいた、「新しいことを学ぶのは楽しい」という感情。これに早く気づいて、子供の頃からコツコツ勉強する習慣が身についていれば…。
例えば部活。失敗を恐れず、もっとアグレッシブなプレーができていれば。走り切れなかった最後の試合、もっと地道な努力を怠らず日々走り込んでいれば…。
例えば恋愛。あの時ちゃんと気持ちを伝えていれば…。もっと大事に相手を思いやることができていれば…。
▼後悔先に立たず
挙げるとキリがないけど、「後悔先に立たず」とはほんとその通り。答えが出た上で、「あの時もっとこうしていれば…」が必ず出てくる。でも当時は自分なりに全力だったはず。100点を出そうと、当時のものさしの中で全力でもがいていたはず。
▼「後悔」は成長した今だから感じれること
「あの時もっとこうしていれば…」は言い換えると、「成長できた今の状態であの頃に戻れれば…」だと思う。人生いろいろ経験して成長できた今だからこそ気づけること。
逆にいうと、成長していない当時はどうもがいても辿り着けなかった領域なわけで。当時の後悔や失敗は、必ず今のものさしに良い影響を与えているわけで。
ここでの後悔に対する自分の答えは、
自分じゃない、もっと立派な誰かが当事者だったら100点出てたかも
(でもこれは自分の人生、自分の中でしか生まれない問題であり答え)まじでタイムマシーンが開発されるしかない
※ちなみに後悔は、一発で100点取らない限り無限に出てくる
だと思う。要はあり得ないこと。後悔ってするだけ無駄だし、その本質に気づけた今を喜ぶべきだと思う。じゃなきゃ30代、40代、50代、死ぬまで気づかない可能性だってある。考えるだけでも恐ろしい。
▼今が一番若いのだから(タイトルの本質)
何か新しいことを始めようとする時、「もっと若い頃に始めていれば…」という感情が出てくる。これが毎回大きな足枷(言い訳)となり、継続することをやめてしまう。そのたびに過去を振り返り後悔する。
でも前述したように、当時の自分ではどう足掻いても今の領域には辿り着けない。経験と失敗が、より本質に近づけてくれている。だからこそ気づいた今が一番若いわけで、今始めないとそれこそ本当の後悔を生み出す結果となる。
年齢を言い訳にして始めることを躊躇していたら、「気づけなかった後悔」から、「気づいたのにやらなかった後悔」に変わってしまう。急がないとどんどん時間は積み上がっていく。
自分の人生の中で、一番若い今気づけたことに感謝し、早速行動に移して取り組んでいこう。