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ジンクス|コンゴ民主共和国

※写真はAIによる生成画像で、実際の人物や記事内容とは関係ありません。
 
 
 
今日はコンゴ民主共和国について紹介したい。
まずは同国の位置図から紹介しよう。

コンゴ民主共和国の概要
 
国名:コンゴ民主共和国 (Democratic Republic of the Congo, DRC)
位置:中央アフリカに位置
面積:2,344,858平方キロメートル(日本の6倍以上)
人口:約1億250万人(2021年推定)
首都:キンシャサ

歴史

  • 独立: 1960年にベルギーから独立。

  • モブツ政権: 独立後、1965年から1997年までモブツ・セセ・セコの独裁政権が続いた。

  • 紛争と不安定: 1990年代後半から2000年代初頭にかけて、コンゴは「アフリカの世界大戦」とも呼ばれる内戦に見舞われ、地域全体に影響を与える紛争が続いた。

地理

  • 自然資源: 豊富な鉱物資源があるが、同時に資源の争奪が紛争の原因ともなっています。特に銅、コバルト、金、ダイヤモンドなどが有名です。

  • 生物多様性: コンゴ盆地には広大な熱帯雨林が広がっており、地球上で最も重要な生物多様性の一つとされています。

経済

  • 資源依存: 経済は鉱業に大きく依存していますが、政治的な不安定や汚職が経済発展を妨げています。

  • 農業: 農業も主要な産業ですが、インフラの欠如や武装勢力の影響により生産性が低くなっています。

社会

  • 言語: 公用語はフランス語で、スワヒリ語、リンガラ語、チルバ語、コンゴ語などの地域言語も広く話されています。

  • 宗教: 国民の多くはキリスト教徒ですが、伝統的な宗教も信仰されています。

文化

  • 音楽とダンス: コンゴ音楽、特にルンバやスークスは国際的に知られています。


 
 
単なる一民間企業の一技術者でしかない私なのに、
なぜか現地の保健大臣と話さなければならない機会があった。
 
後で考えても不思議としかいいようがないけど、
とにかく逃げてもいられなかった。
 
しかも大臣は私のすぐそばの席に座ってしまい、
いろいろと雑談を始められたのだけど、
やはり大臣クラスの方の話は興味深かった。

大臣は地方の出身で、
かつ育った家庭は非常に貧しかったとのことだった。

どうにも生活のしようもなかったので、
家庭を離れて
首都キンシャサに向かったそうだ。

しかしながら当時の治安は非常に悪く、
何度もおいはぎにあってしまい、
その度に持ち物を奪われたとのこと。

ごくわずかしかない旅費も奪われ、
旅費の次には着ていた服も奪われて、
やっとの思いでキンシャサに到着した時には、
もはや何一つ着ているものもなく、
素っ裸の状態だったそうだ。

そのような状態から大臣にまで上り詰めるなんて、
いったいどれだけの苦労をしたのだろうか、
きっと言葉では言い表せないことなのだろう
と私は思いながら聞いていた。

しかしながら、
大臣は自国の長所を述べることも忘れなかった。
豊かな自然、明るい人達、鉱物資源等だ。

さらに、
コンゴ民にはあるジンクスがあるとの話もされた。

それは、
コンゴ民に来た人は、
必ずまた戻って来るとのことだ。

実際に私が最初にコンゴ民で仕事したのは、
1988年か1989年だったと思う。

それが2010年頃になって、
私自身が戻ってきてしまったというタイミングだった。
少なくとも大臣の言っていたジンクスは本当だったよ。

アフリカもいろいろとあるけど、
大好きだとう人たちも多い。

ビジネス上でも、
アフリカへ進出する会社も増加中だ。

大臣が身ぐるみ剥がされた時代から
2000年代には戦争を乗り越えて発展を続けている。
治安も含めて、良い国になってほしいと思う。

以上



 

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