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3/12Finally渋谷『Killer Tune Vol.33』LIVEレポ【まいにちFinally・day30】

【告知】

3/21(火・祝)の21時より、Twitterスペースにて#ドル談 ラジオにゲストで出演いたします!

当日はもちろん、3/26の生バンド編成ワンマンライブに向けて、Finallyの魅力をご紹介させていただきます。

自分なんぞがお呼ばれしてしまっていいのか……?とめちゃくちゃ恐縮しておりますが、限られた時間でも自分なりに精一杯お伝えできるように頑張ります!

一人でも多くの人へFinallyの魅力を知ってもらい新宿BLAZEへ引きずりこみたいと思いますので、よろしければ皆さん是非ともお聴きください!アーカイブもあるようですね。

いいねしてくれたアイドル全部観にいく」というツイートで爆バズりしていた、プロアイドルオタクライターのままままっすーさんとお話できるのもとっても楽しみです。

よろしくお願い申し上げます!



この告知っての一回やってみたかったんだよ!

こんにちは!灰色です。

今回でなんと、まいふぁいも連載30回目!

一昨日まで体調崩してお休みしてとはいえ、人間やってみたらなんとかなるもんだな……とつくづく感じております。

ワンマンまでちょうどあと2週間!突っ走っていきましょう。

本日のLIVE会場は渋谷CYCLONE。対バンイベント・キラーチューンへの出演です。とにかく出演グループの平均攻撃力が高いため、個人的にとっても好きなイベント。特に今日はFinally以外にもこれまで見てきたパワー系スーパーボーカリストの多くが登場する超豪華な回ということで、レポートにもいつも以上に気合いが入ります!長文化間違いなし!Finallyの出番はしばらく待っててね!


早くも傑作の気配が満ちている王様戦隊キングオージャーの第二話を堪能してから現地へ。ちょっとゆっくりしすぎましたが、なんとか間に合いました。というわけで、まずは対バン相手から!ただし全グループに触れるとあまりにも長くなりすぎるため、今回からは推しグループのみとしていますことご了承ください。


【NOW DRAMATiC】

一発目からナウドラだーーー!!!

キング・ユリア様生誕祭以来のナウドラ現場です。嬉しい!!ずっと行きたかったんですが、体力とスケジュールの都合とで足が遠のいてしまっていました……。しかしその間も毎日アルバムはヘビロテしてましたので、20分とはいえエンジョイする構えはバッチリ!


い、衣装が豹柄!!!!???

俺の秘密が知りたいか?
知りたいよな?
いい子のみんなにだけ教えてやろう
その前に (HOLD UP!)
実はこの柄が好き
豹 豹 豹 豹 豹 豹 豹 ×4
Hey Hey Hey Hey Hey Hey Hey YO ×4

HONEST BOYZ『要!』

失礼しました。普段も披露しているとのことでしたが、私は初見だったためそのワイルドさに大喜びしてしまいました。

まずやっぱりナウドラは全員歌が上手い!!どのメンバーもオフェンスで熱唱できる実力があり、発声法を相当鍛えているのが伝わります。パートごとにきっちりボーカルが切り替わっていくのですが、全員がサビでいきなり120%の声を出せるのは明確な強みでしょう。それだけに単独で2時間やってたのがいかにヤバかったか、日が経ってから実感しました。

ちいかわ原作勢として個人的注目度が爆上がりしている赤のキャプテンはここぞ!というときにキメてくれる貫禄の迫力。水色のタッキーさんは歌もさることながらラストのMCも熱かった!紫のナナさんは声量も抜群で、鬼気迫るという言葉がピッタリなほど。ピンクのカポネさんとオレンジのリンリンさんは笑顔がまぶしいですが、二人ともタイプが違うのが見ていてとっても楽しいです。

そしてもちろん我らがキングユリア様は今日もキング!ナウドラは音源もだいぶLIVEライクな歌唱で収録されているのですが、それでもステージパフォーマンスはさらに数段上を行く迫力。そしてなんといってもその筆頭がユリア様、今回は久しぶりの無常スパイラルで訳がわからないほどの超絶ストロングロングトーンを決めてくれました。「悲劇のエゴイスト」とともに単独で初めて見て鮮烈な衝撃を受けた曲なので、音源を経てまた生で聴けて嬉しかった!

また、振り付けもなかなかに独特。イントロやアウトロの静かなパートで揺れたり歩いたりする動作が印象に残ります。加えて、暗く表情を閉ざすとき、クールに眼光を光らせて決めるとき、元気いっぱいに笑うときと、場面ごとの表情の振れ幅もステージに引き込まれる大きな要素。演劇で舞台に立っているメンバーもいるそうなので、そうした経験も反映されているのでしょうか。

しかし仕方ないこととはいえナウドラ4曲は少ない!少なすぎる!!18曲入った1stアルバムがマジで飛ばす曲ゼロの超名盤なので、対バンだとあれもこれも見たい!となってしまいます。これほど当日のセトリガチャが楽しみなグループもなかなかいません。今日も「現在 過去 未来」、「Re:birth」、「ハジマリノウタ」というエピックを全部封印していたにも関わらず圧巻の沸騰ぶりでした。今から次が楽しみ!!

ちなみに特典会ではついにキャプテンに初めましてしました。いつものちいかわクリーチャー柄巾着袋を持っていって「ハチワレ無事でよかったですよね!」とひとしきり盛り上がってから名乗ったところ、光栄にもツイートや先日の生誕祭のnoteを読んでくださっていたようです。ありがてえ……ありがてえ……

アルバム毎日聴いてます18曲もあるのに好みのカッコいいのばっかりで飛ばす曲ないです対バンだと全然尺足りないですよねまた来ますというのもなんとか伝えられました。しかし楽しすぎて「ナートゥをご存じか?」(※キャプテンはRRRに衝撃を受けておられました)と聞くのを忘れていたので、また行くことが確定しています。なんだこのオタク。

【POPPiNG EMO】

続いてはPSNのP、ポピエモです。既に何回かしっかりと見ているのですが、先日エモーショナ・ル・ルカ(瑠花)さんがステージに復帰!私は4人でのLIVEが初めてなので、対バンで一緒になる機会を楽しみにしておりました。

というわけで完全体ポピエモは……めちゃくちゃスゴい!!!複数回見ているにも関わらず、初めて見るようなインパクトがありました。それくらい、明らかに全員のテンションが違います。力強い中低音の安定感はさることながら、ダンススキルがまたとんでもない!ジャンルレスな舞踏で魅せてくれました。

特に、宝塚もかくやというほどのビジュアルを持つ193R(イクミライダー)さんは異次元級。ちょっと比肩するもののいないレベルです。ダンスでここまで驚いたのは本当に久しぶりでしたし、真っ先にLDH系の超一流パフォーマーを思い出しました。すげー…………

【スパンコールグッドタイムズ】

スパンコールだーーー!!!

こちらもかーーーなり久々です!すごく好きなのですが、どうしてもこのところ予定が合わず。スパンコールは音源よりもLIVEの方が圧倒的に歌声が素晴らしく、とっても好きな「フューズ」も残念ながらまだ配信されていません。そして何よりステージの上に立つメンバー4人の個性がすごく強い!というわけで、現地でないと楽しめない要素が特に大きいグループなのです。

スタートは「抱きしめてくれたっていいんだよ」という歌詞の言い回しが耳に残る雨のキネマとアンブレラ。スパンコールの歌詞はどれも独特で、決してコンセプトありきのグループではないのに世界観が確立されています。

続く2曲目「コントラスト」は初見だったのですが、とんでもねえ展開の連続に度肝を抜かれました。全然先が読めない、これこそがコントラストということなのでしょうか。メンバーごとの緩急が尋常じゃないというグループの特徴を存分に活かし、りこさんのキュートな世界からいきなり藤ナオさんの熱唱ヘドバンというジェットコースター。ヤバすぎました。

3曲目は来ました代表曲サーチライト!!前回見たときはメロウ&ムーディーに特化したセトリでサーチライトが封印されていたのですが、やっぱりこの曲は別格です。4人の魅力がこれでもかと詰まっていて、何度でも見たいパフォーマンス。今日も釘付けにされました。

4曲目「MERRY-GO-ROUND」もおそらく初見。申し訳ないのですがちょっと前後のインパクトに挟まれてしまって記憶が薄いので、改めて見てみたいと思います。

そしてラストは大好きなフューズ!!私はこの日のラストがスパンコールだったのですが、大トリに一番嬉しい曲が来てくれました。

やわらかく、甘くて、幸せで、心地よく酔う

無理にたとえるなら、甘いフレーバーのシーシャ(水タバコ)を吸っている感覚でしょうか。LIVEの感想としてはおかしいかもしれませんが、音楽用語以外で表現したくなるような唯一無二の時間。むしろもっと適した言葉を探したくなるくらい、豊かで深い魅力のある楽曲とパフォーマンスです。ラストの真尋さんのフェイクもあまりに美しく、ため息が出てしまいました。

それとツイートもしたのですが、スパンコールのフロアはこれまで見てきたアイドルのLIVEでも一番に近いくらいに好きな雰囲気です。決まりきった型がなくて、自由気ままにゆらゆらと音に身を委ねて浸れる感じ。独自のテイストとキャラクター性がそう感じさせるのでしょうが、レトロな雰囲気のダンスホールにいるような陶酔感と多幸感があります。禁酒中ですがついついお酒が欲しくなりますね。

と、そんなことを考えていたところに藤ナオさんの「ラスト、自由に踊って」という入りからフューズのイントロが流れたので、本当にスパンコールの代わりになれるグループはないな……と惚れ直しました。

ステージ奥から飛び出してくる姿に「真打登場」という言葉が似合う、藤ナオさんの天井知らずな声量とソウルフルな歌唱エネルギッシュさと艶を兼ね備え、ダンスも見事な深田百香さん100点満点の笑顔という言葉が誰より似合う、天真爛漫な天野りこさん。

そして、今日改めて思い知ったのは睦月真尋さんの底知れない引力です。初見の人は間違いなく驚くであろう、他3人とは全く異なる超ローテンションな振る舞いと表情。それでいてダンスは美しく、歌声にも弱々しさや不安定さは一切ありません。その歌唱は時おり祈っているかのようにも聴こえ、パワー最強の藤ナオさんとはこれ以上ないほど好対照。スパンコール特有の「浸れる」空気を作り出すのに大きな役割を果たしています。

そしてなんといっても、極めつけはその吸い込まれるようなという言葉がこれほど相応しいひとは見たことがありません。ダウナーなキャラクター性からくるものだけではない、無意識の魔性とでも言うべきオーラを感じました。ちょっとあまりにも凄すぎます。

テンションが上がってスパンコールパートがあまりにも長くなってしまいました。とにかく、まだまだ見たい。また浸りに行きたい。今まで以上に今日はそう思わせてくれるステージでした。

【Finally】

いやー今回も長かった!!まずはセトリ!!

昨日選出されなかった分と言わんばかりに、しょっぱな走れスタート。リリックビデオを見たりリンちゃんのツイートを見たりした後なので、歌詞がまた一段と深く響きます。ラジナリーで最近ハマってると言ってた通り、間奏でのクラップのときにメグが「Everybody〜!!」と煽るのもカッコよく決まっていました。

また、今日は立ち位置的にラストの落ちサビ時にリンちゃんの目の前にいられたのですが、彼女の集中力に思わず息を呑みました。自分のパート以外でも神経を張り巡らせている姿に、その日のその曲の一言ずつをしっかり噛みしめて伝えようとする歌い方。彼女が作詞した走れでは、特にそれがハッキリと伝わってきました。

2曲目はWINNERS!わーウィナーズくん久しぶり〜〜〜!!!いやマジで久しぶりです。神戸に行けなかったので、実に……実にいつぶりだ……?ちょっとレポを遡ってみたところ、2/19のグラティア主催以来約3週間ぶりでした。そりゃ久しぶりなわけだよ!そして6人バージョンは初披露です!!

ロッケンとかWe areのネジを外すはしゃぎ方と違い、リリックやダンスが正統派でカッコいい上に全力で盛り上がれるのがWINNERSの特徴。腰が死ぬのだけが難点です。今回のポジションは下手側だったのですが、サイクロンのステージ下から見上げる🗼🗼のネバセイダンスは高さの圧が半端じゃないです。久しぶりに生ジャッジャジャジャジャー聴けて楽しかった〜!3/26のバンドワンマンではどう化けるのかが特に楽しみな曲ですね。

3曲目はイントロのベースが一度聴いたら忘れられない飽くなきヒーローが久々に選出アオイちゃんが開幕のワン、ツー!から元気いっぱいにパフォーマンスしてくれました。これも君エールなんかと同じくサビ笑顔系(勝手に命名)なので、目の前に誰が来るかが毎回楽しいです。しっかし今日はよく跳ねるセトリだな!これを打ってる電車の中で腰と背中のダメージが誤魔化せなくなってきています。

後半戦前に一瞬のMCを挟んで、個人的には東京で初の最新曲ラブミー!集中力全開、ダンスを見切るべく心眼を使って臨みます。改めて感じたのは冒頭部の優雅で女性的なダンスの美麗さ。たおやかという言葉が思い浮かぶような、指先まで美しい所作に引き込まれます。

そこからは一気にギアを上げていくわけですが、なんとか1番だけは頑張ればコピれる……かもしれません。必死で食らいついてみました。でも間奏からはもう無理!!おとなしくジュリラップでブチ上がっておきましょう。

それと今日はラブミーで特に感じたのですが、メグの声量はやっぱりとんでもないです。いいたとえが思い浮かばないのですが、まっすぐ極太のビームを撃っているように安定して遠くまで届く声。「私が愛す」という言葉に有無を言わさぬ引力を感じました。

でもって5曲目でロッケン!準皆勤のこの子についてはいよいよ語り尽くした……気もするのですが、今更ながらロッケンの楽しさの一要素に気付きました。この曲、メンバーの左右構成が完全に入れ替わるんですよね。そのため、観客はポジションを問わずにいろんなメンバーとイェイイェイイェイイェイ‼︎‼︎できるというわけです。何を今更と思われるかもしれませんが、箱推しで毎回6人全員の笑顔が見たい私にとってはすごく嬉しい要素なのです!

いやー大盛り上がりでいいLIVEだった……と思ったら今日も6曲目がありましたやっぱりな!そして選出されたのは久々の6人バージョンFinally!これはめちゃくちゃ嬉しいチョイスです。他の曲はもちろんのことながら、この曲は本当に全員いてこそですよね。6色揃ってこそのFinallyです。「嬉しくて涙流した」はやっぱりアオイちゃんしか考えられない!はるちゃん&ティナ🌻が二人で歌うパートなんかも初期ならではという感じがしますが、音源と比べると声のレベルはワープ進化級ですね。あとラストのコーラスで花粉で弱った喉をやりかけました。あぶねえ。

あともう一つ全体を通じて印象的だったのは、何回言うねんという感じですがやっぱりジュリ様のダンス。今日は間近でその絶技をたくさん見られたのですが、やっぱりステップがヤバすぎます。どう動いてるのかスローじゃないと全く分からん。昔バルセロナで見たフラメンコを思い出しました。振りコピでステージと一緒に踊れるのはすごく楽しい反面、鬼軍曹ジュリ先生の前だと思うと緊張して思わず顔が変な感じになってしまいます。

特典会ではアオイちゃんとnoteの話になり「いつもどこ見てんの?」と言われました。細かいところまでよく見ていると言いたいのだと思いますが、誤解を招く気がいたしますのでもうちょっと言い方を変えていただけますと嬉しいです。

あとはリンちゃんとも2連続でミューカトーク。できる限り全員と話したいため、普段は🌻チェキ&5人順番にトークが基本でほとんど同じメンバーを周回することはないのですが、今日はどうしてもワンマン前に花瓶と走れの歌詞の話がしたかったので行ってきました。

自分の解釈を聞いてもらえたのも、それに熱く応えてもらえたのも嬉しいですし、何よりもあれだけ素敵な詞を書く人と直接話ができるってよく考えたらものすごく幸せなことだな……と。

特典会でいつでもフレンドリーに話してくれるのでつい慣れてしまいがちですが、これだけのすごい人たちと同じ空間で同じ時間を楽しめること、すぐそばで全力を出している姿を見られること、自分なりの感想を直接伝えられること、それら全てがどれだけありがたいか、そんなことを考えていました。

私は何かといえば調子に乗って取り返しのつかない失敗をするタイプで、口は災いの元という言葉を何度となく思い知ってきた(にも関わらずまたやらかす)のですが、ことFinallyに関してだけは最大限のリスペクトでもってそれを防ぎたいと、気を引き締める毎日です。


少々脱線してしまい、失礼いたしました。

そんなわけで、詰め詰め&久々曲ラッシュで大充実のFinallyに千両役者揃いの出演陣という、大大満足の対バンでした!

それでは皆様、また次回のまいふぁいでお会いしましょう!!!疲れたーー!!!



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