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学生時代に経験した最高のバイトと最低のバイト

貧乏な毒親から逃げ出した話は前回の記事で。


「大学2年生の終わりに大学を中退して上京し一人暮らしをする。」
「編入のことも考えて大学には真面目に通いながら夜勤や休日で上京費用を稼ぐ。」
という目標を持って大学に入学した私は、居酒屋、バー、ホテル、銭湯、などなど様々なアルバイトを経験しました。
そんな私が「最高だったバイト」と「最低だったバイト」をお伝えします。

最高だったバイト:コンビニ

コンビニと言っても「直営店」や「FC店」に分けられますが、私は「オーナーが優しいFC店」に勤務していました。
オーナーが優しいFC店のメリットを挙げます。
・廃棄の持ち帰りが自由
賞味期限の切れた商品の持ち帰りが自由だったので、食事をすべて廃棄で済ますことで食費を0円にしていました。
・バイト中に勉強していい
夜に客が少ない店舗だったので、8時間の勤務中3時間は大学のレポートを書いたりサボったりしていました
・基本仕事は適当でいい
ある程度の仕事をしていれば怒られることはありませんでした。

楽な仕事で深夜時給+食費+勉強時間を得ることができたので、最高のバイトでした。
週に4-5日夜勤で働いていました。

逆を言えば、「直営店(厳しいFC店も含む)」で働くと、廃棄はもらえず、仕事は忙しく大変になります。
その店が厳しいかどうかは、ある程度コンビニ店員歴を積めば見分けられるようになります。

最低だったバイト:結婚式場

結婚式場ではスーツを着て結婚式の料理を出したり、会場を設営したりと結婚式に関わる様々な業務をします。
結婚式で辛かったことを挙げます。
・時給が低い
ブライダル関係は勤務希望者も多いため、時給が低くても学生が集まります。やりがい搾取のような状態になっていました。
・激務
結婚式場は1日に複数の会場で複数の新郎新婦がタイムスケジュール通りに結婚式をあげます。
料理を出したり下げたり、式が終わればすぐに椅子とテーブルを移動させて次の式の準備をしたり、、、
とにかく忙しく、一度も水を飲む暇もなく8時間勤務することもありました。
・力仕事
瓶ビールのケースや残飯ケースを運んだり、会場の椅子やテーブルを運んだり、結婚式以外の時間は肉体労働です。
・社員の目が死んでいる
私が経験したこのブラックバイトにも正社員の方々が居ます。
常にイライラピリピリしている人、死んだ目をして黙々と仕事をする人、、、
皆残業と激務に精神を蝕まれているようでした。

バイトについての結論

私が勤務したコンビニのような穴場のバイトは、様々なバイトを経験し、何度も転職したから見つけられたと思っています。
バイトは所詮バイトです。いくらでも代わりの効く雇われ人です。若者の貴重な1時間をたった1000円で買い叩き、厚生年金も退職金も払ってくれません。
バイト程度で責任感など全く感じる必要は無いので、そこがブラックだと感じたら即転職し、バイトガチャを回すのが得策だと思います。
バイトに辞められたくない雇用者は、「バイトなら責任を持て」など馬鹿らしいことを言う前に、社員やバイトが離れていく程度のその労働環境や待遇、業態、そんな環境でしか働けない自分を見直しましょう。

いよいよ上京

必死に貯めたバイト代を握りしめて、まだ家も決まっていないのに単身東京へ出発しました。
東京での生活は次の記事で。


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