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愛情を育てるのにとても大切なこと

人種への偏見を肯定しているのではと話題になっている「風と共に去りぬ」を見ました。
アマゾンプライムビデオは、配信を停止していませんでした。

1939年にアメリカで公開され、当時としては画期的な長編カラー映画であったこともあって、世界中で大ヒットしました。

舞台は、奴隷制が残る1860年代のアメリカ南部、ジョージア州で、南北戦争のころです。
映画の中には、「明日は明日の風が吹く」「あなたを愛していると言ったらウソになる」等の名言がたくさん出てきます。

主人公のスカーレット・オハラは、同じ上流階級のアシュレー・ウィルクスに恋をしていました。
それなのに、アシュレーはいとこのメラニーと結婚します。
スカーレットは結婚前のアシュレーに想いを打ち明けました。
アシュレーはスカーレットに惹かれていることを認めながらも、メラニーとの結婚を選びます。
スカーレットは、アシュレーへの想いを断ち切れません。

その後、スカーレットはメラニーの兄と、次は妹スエレンの恋人と結婚しますが、二人共命を落とします。
この2回の結婚は、スカーレットに愛情の裏付けがあったわけではなく、アシュレーへのあてつけだったり、税金の工面のためだったりします。

そして、3回目の結婚が、レット・バトラーとのものです。
レットは、スカーレットの想いを知っていた上で、結婚します。
スカーレットは自分を愛する者に対して無慈悲である事を知るレットは、スカーレットを愛していることをひた隠しにします。

スカーレットに対するレットの言動だけをみれば、ココロと一致していません。
それでも、映画を見ていると、レットはスカーレットのことを愛しているし、愛されようと努力していることがわかります。

それなのに、スカーレットはアシュレーが忘れられません。
そして、メラニーの死を通じて、スカーレットはレットに対する愛情を自覚しました。

ただ、そのときレットはスカーレットを追うことに疲れ果て、結局、スカーレットの元を離れていきます。

スカーレットがもっと早くレットへの気持ちに気づいていたら、レットがもっと正直にスカーレットを愛していることを伝えていればと思わざるを得ません。

今ここでの本当の気持ちに気がつくこと、そして、まっすぐにそのことを相手に伝えることが愛情を育む上でとても大切なことだと思いました。

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