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瑠璃光寺の御守り

今年の3月2日、山口市の瑠璃光寺へ行きました。
ジョニーが山口大学動物病院で検査を受けたため、その待ち時間の間に行ってきたものです。

ジョニーは1月から歩き方がおぼつかなくなり、2月にはほとんど立てなくなりました。その原因を調べるのにMRI検査を受けるため、かかりつけの獣医さんから山大を紹介してもらったんです。

当日は8時半に受付なので、出発は朝4時。
ジョニーは朝ご飯抜き。
私もジョニーも大変でした。


MRIを受けるためには全身麻酔が必要。
高齢のため麻酔から醒めないリスクもある。
けど、立てない理由がわかれば、より適切なサポートができるようになるかもしれない。
悩んだ末に覚悟を決めて山口へ向かいました。

覚悟を決めたつもりが。

ジョニーを病院に預けて別れる時、もう泣きそうで。
なかなか離れられませんでした。
ジョニーを置いて、車に戻ってから大泣きです。
麻酔から目醒めず、これが最期になったらどうしよう………

それで瑠璃光寺へ詣でました。

瑠璃光寺は薬師如来様のお寺で、病気平癒で有名です。
仏様に何度もジョニーが無事に戻ってくるようお願いし、御守りも買いました。
その後、近くの神社へ行って絵馬も書きました。
すると、帰り道に虹が🌈
また涙が出ました。

結論として。

おかげさまで、ジョニーは無事に戻ってきました。
でも、MRIは諦めました。

虹を見た後に病院から電話がかかってきて。
MRI前の精密検査で、重度の膀胱炎になっていることがわかったからです。炎症がひどく体力がかなり落ちているため、炎症を治して様子見するのが妥当だろう、ということです。

山大の先生が、かかりつけの獣医さんとも電話でかなり相談してくれての結果でした。

シェパード13歳は、人間でいえば九十代後半から百歳です。
立てないのは外科的な理由もあるだろうけど、年齢を考えると、事実のみを受け入れる段階になっている。
原因が分かったとしても、年齢的に手術を受けたりするのは難しいから、ここでリスクをおかす必要はないのではないか、と。

3月時点では、ジョニーは食欲も体力もだいぶ落ちていました。
正直、夏を乗り切れるかどうかは不安な状態でした。
精密検査を元にお薬を変えたりして、ジョニーは次第に回復。
25キロまで落ちた体重が30キロまで戻り、夏を乗り切ることができました。

瑠璃光寺の御守りは、今もジョニーの布団の下に置いています。

次の目標は、無事に11月の誕生日を迎えること。
その次の目標は、年を越すことです。

今、また膀胱炎が悪化して、食欲と体重も落ちてきています。
どうかもう一度、御守りがジョニーを守ってくれますように。

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