【書評】実力派たちの成長戦略
こんにちわ。最近読んで良いなと思った本です。この著者は数冊出版していますが、「20代からの〜」「30代からの〜」「40代からの〜」といった具合に年代別に本を書かれているのが興味深いです。
本書は30代〜40代のリーダーやプレイングマネージャーの方向けに書かれた本で、働く上での姿勢や思考法がとても勉強になります。「バリバリ働いて成長したいんや!!」という20代の方にも全然オススメです。
ザックリまとめ
「自分はこう思う」という自分の意見を上司よりも早く考え、上司の頭を借りるために、こちらから能動的に議論をしていくスタイルにすべき。
自分で会社の未来、自分の仕事の未来、そして自分の未来の「あるべき姿とビジョン」を考える
ミドルポジションが事業ビジョンと会社ビジョンを考え、経営陣に提言し、投資予算を買い取ってくる気概で闘おう
10年後や30年後はこうなるだろうという明確な期限と、その時のイメージを徹底的に思い描いておく
ビジョンは山頂のようなもの。その山に登って、下界を見下ろしたようにしっかりと未来から見下ろしてみる
所感
中間管理職の方にはとても響く内容だと思います。部下も自分も成長するために、仕事に対するスタンスから変え、視座を高く据えて自分がこの会社を伸ばすんだという気概を持って仕事をしていきます。
特に気に入った箇所は、上司よりも先に自分の意見をまとめ、上司の頭を借りるために自分から打合せを設定していくところ。個人的な話ですが、陣頭指揮を誰が取って進めていくか曖昧な案件がいくつかあり、忖度などもあることから周りの様子を伺っていました。
ですが、自分で手を挙げて積極的に推進していきたいと思います。タスクを自分ゴトとして捉え、自主的に動くことは非常に大切だと思っており、普段から心掛けるようにしていきます。
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