【読書】自分の時間を取り戻せ！『人生を変えるモーニングメソッド』
仕事終わりに資格取得の勉強やスキルアップなど、自分のやりたいこと、やるべきことをやっている人は多いかと思います。
けれども、いざやろうとしてもなんだか疲れてしまっているので、できなかったり、思ったよりもはかどらない、なんて経験は誰しもあるのではないでしょうか。
私自身も仕事終わりに色々なことをやっていたけれど、ある日ふと思いました。
仕事終わりにやるのはムリがあるのでは？
だって疲れているし、眠いし、お酒飲みたいし、ダラダラしたいし。
そんな状態ではいくら頑張ってもうまくいくわけがない。
努力や根性でどうにかなるものではないと思いませんか？
なら、自分のやりたいことはいつやればいいのか。
答えはひとつ。
朝やりましょう。
本書『人生を変えるモーニングメソッド』を読むことで、誰でも自分の時間を取り戻すことができます。
本の紹介
タイトル：人生を変えるモーニングメソッド
著者：ハル・エルロッド（著）鹿田昌美（訳）
出版社：大和書房
本書はじめに著者の経歴が書いてありますが、これがとんでもない経歴となっています。20歳の時に一生歩けないと言われるほどの交通事故に遭います。
そこから社会復帰した後、セールスマンとして大活躍をして本まで出版をしますが、今度は2007年の米国経済崩壊の影響で負債額が「42万5000ドル」へ。
今回はもうダメだと思った著者だけれど、モーニングメソッドと出合うことで再起。モーニングメソッドの研究を行い、それをまとめた本書を出版するとアマゾンベストセラー1位を獲得しました。
壮絶な人生を歩んでいる著者が実践したのがモーニングメソッド。
その方法をまとめたのが本書となります。
なぜこの本を読んだのか
ＹｏｕＴｕｂｅで本書を紹介している動画がありました。
毎朝6分間だけでも、本書に書かれていることを実行することで効果があるとのこと。
朝6分やるだけでいいことが起こるならやってみよう。
そんな軽い気持ちで本書を読むことにしました。
本の内容
モーニングメソッドには6つの習慣があります。
サイレンス（瞑想）
アファメーション
イメージング
エクササイズ
リーディング（読書）
ライティング（日記を書く）
これらの習慣を毎朝1時間行うというのが本書がすすめている習慣です。
ただ、忙しい人向けに6分間に短縮したバージョンについても記載があります。
毎朝6分だけでいいので、いつもよりもほんの少しだけ早起きをすれば、誰でも行うことができる内容です。
心に響いた箇所
読んで心に響いた箇所を紹介します。
人生を変えたいなら、まずはいつもと違うことを実行しなさい！
以前からの行動を続けていても、似たような結果にしかならない。根本から行動や考え方を変える必要があるということだろう。
こういう人になりたいと理想像があるなら、その人の考え方や行動を真似するのがいいかもしれない。
巨大企業フォード・モーターの創始者であるヘンリー・フォードはこう言っている。
「本人ができると思えばできる。本人ができないと思えばできない。どちらの思い込みも正しいのだ」
できると思えばできる。逆にできないと思っていてはどんなことでもできない。すごくシンプルな言葉です。
読んだ感想
モーニングメソッドを実践するようになって、朝早く起きることが苦にならなくなりました。むしろもっと早く起きたいと思うほどに。
一日の始まりだから疲れていないし、頭も冴えている。
私にとって一番調子が良い時間帯だということに気が付きました。
それほど朝の時間はエネルギーやパワーが充実していることを身をもって体験することに。
せっかくなので、朝の時間帯はモーニングメソッドを実践するだけでなく、自己投資の時間に充てることに。
本記事も毎朝早く起きて書いています。
仕事終わりだとなんだかんだで言い訳してやらないことが多かった資格の勉強やスキルアップを、朝やることで毎日まとまった時間を継続してできるようになりました。
本書を読むことでよい習慣が身についたと断言できます。
私的に人生に影響を与えた１冊になるのではとそんな予感がします。
まとめ
著者自身がモーニングメソッドの効果を実証しているので、自分自身でも試してみようと思えます。
実際に試してみると、プラス面が非常に大きいことを実感しました。
朝起きるのが大変かもしれないと最初は思うかもしれません。私もそうでした。
そんな時は15分ずつ起きる時間を早くしていくなど、ムリない範囲でやってみるのがいいかと思います。
6分間でできる短縮版モーニングメソッドもあるので、まずはそれをやってみるのもいいかもしれません。
習慣が変われば運命が変わる。
明らかに人生に影響を与えたであろう１冊だと。
私自身が実証していきたいと思います。
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