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【MBTI解説シリーズ】INFJとISFJの違い 結構似てる?でも違う?

今回は、INFJ と ISFJ の明確な違いに迫りたいと思います。

この2つのタイプは、結構似ているところが多いと思います。

ただし、INFJ が自分のことを ISFJ と認識しているパターン、もしくは、
ISFJ が自分のことを INFJ と認識しているパターンには、あまり遭遇したことがないです😗

やっぱり、S型とN型の差なのかもですねぇ。

※あくまでも、私が今まで出会ってきた統計データ上の話になりますので、例外はあると思います。

今回は、そんな 似ている?2タイプ、INFJ と ISFJ の違いについて詳しく解説していきます。


◼︎ISFJ の皆様へ

私は Si が第6番目と低いため、もしかして皆様の説明を少し外してしまっているかもしれません。

今回の記事は今まで出会ってきた ISFJ と職場の上司(男性)とぽちゃまる(相方INFP)を元に書きましたが、
もしも「ちょっと違うかも」と思う箇所があれば、是非ご指摘くださいませ。

◼︎ INFJ と ISFJ の共通点 その①

では、まずは共通点から。

・平和主義、争いが嫌い
・繊細で優しい
・他者の気持ちに敏感
・空気読んだり、察して動くのが得意
・謙虚で、人に迷惑をかけることを嫌う
・相手を傷つけないように、言葉を選んで話す
・誰かのために頑張ることが好き
・自分を投げ打ってでも、人に尽すことができる
・自分が前に出るよりも、人に譲る
・誰もが平和であることを願っている
・一人は寂しい
・誰かがいてくれると安心する
・人のことをよく見ている

上記は、第2番目の Fe と第3番目の Ti で、
2タイプとも共通している価値観です。

この人が良すぎる性格…🥺
この世の全ての悪から君たちを守ってあげたいと思うくらいには、繊細です。

とにかく争いが嫌いで、人間関係のトラブルはメンタルに一番負荷がかかるようですね…。
なので、争いが起こらないように、徹底的に避ける傾向があります。
それは相手に不快な思いをさせないためであり、
そして、自分の心の平穏を守るためでもあります。

さすがは平和主義…
でも、私もISTP のくせに小心者なので、喧嘩は心臓に悪いっていうのは良くわかるかも…

性格が優しすぎて、人の為にと何でも引き受けてしまう傾向があります。
それで、メンタルも体もボロボロになっている姿をよく見るから…

そんなに一人で頑張らないでくださいね…?
無理しすぎはダメ!やりすぎもダメ!
嫌なら断ったっていいんだから、そんなあれこれ引き受けないで、もっと自分を大切に…。

何か困ったことがあったら一人で抱え込まないで、問題解決能力の高い人に頼ってくださいね。

問題解決能力しか取り柄のないこちらとしては、
頼られても特に何も思いませんから。 

息をするほどに簡単なことを頼られても、別になんの負担にもならないものです。

◼︎INFJ と ISFJ の共通点 その②

ここから先は、似ているけど、ちょっとばかし方向性の違う部分を説明してみようと思います。

違いというのが、
INFJの主機能・・・Ni  内向直感機能
ISFJの主機能・・・Si   内向感覚機能
こちらの差によるものです。

共通点

どちらのタイプも結構ネガティヴめな考え方をしがちです。
かなり慎重派で心配性。
現実的な視点から考えるので、突拍子もない夢やあり得ない奇跡を信じることはありません。

目まぐるしい変化が得意ではなく、着実に確実に手堅くいきたいという思いが強いです。

バタバタ動き回ったり、騒がしかったりするのは苦手で、
じっくり考えて、リスクを検討し、対策を練り、これならいけるでしょう…
と思えるまでは、安易に走り出したりしません。
とても計画的で、完璧主義です。

気が重くなるセリフは、「そんなに慎重になってどうすんの?さっさとやれば良くね?」です。
腰重にはきつい…(私もぶっ刺さる)

その真面目さと責任感の強さから、失敗やトラブルをかなり恐れている傾向が強いです。
失敗・トラブルは、人に迷惑をかけてしまうことだから良くない。
自分の評価も下がってしまうから、なお良くない。
という思いが非常に強いようです。

なので、いつも何かしらトラブった時のことを考えています。
「そんなの起きてから考えれば良いじゃん」と言われると、「それじゃ遅いんだよ〜😫」と言いたくなります。

心の片隅には「もし何か嫌なことがあったら、どうしよう」という不安を常に抱えているようです。

違い

INFJ・・・Ni(内向直感機能)
大きな差は、意識が常に未来に向いているところです。
心配性なのは「なんだか嫌な予感がする。もしかして~なことが起こるかもしれない…」という直感が働くから。
しかも、かなりの確率で嫌な予感は当たります。
そのため、常に危険察知アンテナを立てており、やばいかも…?と思ったら、即リスクヘッジ!
徹底的に凶兆を回避しようとします。

ここまでやるのは、そもそも完璧主義者だから。
とても高い理想を持っているので、いつも完全無欠のノーミスパフォーマンスをしたいと思っています。

直感型なので、現実は見ているようで見えていません。
現実的に(ネガティヴに)考えることはできても、現実をありのままに受け止めるのは難しいです。
なぜかと言えば、理想主義者だから。
自分の中の理想>現実という感じで、理想が勝ってしまうので、妥協できないのです。

行き過ぎると「ノストラダムスの大予言」のようなことを起こします。
周りからすれば「流石に考えすぎでは?」と思うようなことも、本人からすれば確定事項のようになってしまって「最悪の未来が来てしまう…!」と一人であわあわ😱してしまいます。
(会社倒産とか、世界滅亡とか、そういう悲惨すぎる未来予測は当たらないことが多いです。)

変化は比較的苦手です。
その変化というのは、今の現状が変化することについてです。
なぜ苦手なのかといえば、今の状況が変わる→未来の予測が変わる→変わりすぎて訳が分からない〜😫となるからです。
1つの確かな未来を見て安心したいので、
現状があれこれ変化しすぎると、イライラと不安が募っていきます。

鬼強い責任感は、使命や天命に対するものです。
「自分は何かを成すためにここに生まれてきた筈だ…!」という確信めいた直感があります。
天命を見つけると、この役目は何があっても必ず成し遂げなければならない…という強い想いに駆られます。
この世の中のためになる革新的な何かを打ち出すために、人生を捧げ、自分の全てを費やします。
世界を一歩前に進めるために自ら望んで義務を負うこと、これが Ni の責任感です。

ISFJ・・・Si(内向感覚機能)
大きな差は、意識が常に過去に向いているところです。
心配性なのは、未来は何が起こるか全く検討もつかないから。
恐る恐る一歩前進しては「危ない?大丈夫?何もない?」と心配します。
何かあるたびに、過去に経験した失敗パターンを思い出して「これってあの時の怖かったことと同じじゃない…?」と不安になります。

しかし、その心配は当たったり当たらなかったで、確率論です。
何が起こるか分からないため、何が起きても良いように、徹底的に準備しておきます。
この辺が完璧主義になる所以です。

現実型なので、現実はとても良く見えています。
ただ、本人の怖がり気質が影響して、現実世界で起こったマイナスなことばかりに目が向いてしまいます。
楽しかったメモリーもありますが、あれは危険だったメモリーの方がより印象強く記憶されているようです。
何かあったら、初手は要警戒態勢!です。

「この前は△△なことをして失敗したから、今回はやらない…。まだやったことない方法を探して試してみる😣」という感じで、過去に犯した失敗は2度と繰り返しません。
そのため、そんなに自分を責めなくても…というくらい深く反省します。
何度も何度も思い返しては、徹底的に反省しないと気がすみません。

変化はとても苦手です。
その変化というのは、未来か変化することに対してです。
なぜ苦手なのかといえば「同じことを繰り返すことが安心する」から。
新しい変化がどんどん舞い込んできてくると、自分の安定した日常が脅かされる感覚がします。
安定を大切にしているので、どんどん苦しくなってしまいます。

鬼強い責任感は、役割に対するものです。
この役割を担うとなったからには、完璧に演じ切らなければいけない思います。
良い親像、良い上司像、良い大人像…
そういった理想のイメージようなものが自分の中にあり、それを忠実に忠実に守り抜きます。
特定の集団の中で与えられた役割や、築き上げられてきた伝統・文化などを忠実に正しく守り続けていきます。
次世代へと受け継いでいくために自ら望んで責任を負うこと、これが Si の責任感です。

◼︎自分を責めない?少し気持ちを楽にする考え方

生きづらいなぁ、断れないんだよなぁ…
と感じているなら、もしかして参考になるかもしれません。

第3番目の Ti を使ってみましょう

じつは、8機能には自分を守るための機能が2つあります。

それは、Ti と Fi です。

INFJ も ISFJ も Ti ユーザーなので、
今回は私 ISTP の主機能 Ti の考え方について、ちょっとだけ紹介してみます。

Ti は、相手と自分を区別するための機能です。

区別というのは、悪い意味ではありません。
「私とあなたは違う」ということを明確に意識するということです。

「違い」は「理解」を産みます。

つまり、相手を理解するために、
そして、自分を理解するためには、
相手と自分を区別しないといけないのです。

相手を理解できなければ、相手を尊重することはできません。
自分を理解できなければ、自分を守ることはできません。

だから、
自分と相手の間に線を引きます!

ここまでなら出来そう!
でも、これ以上は辛くなってしまうかも…?
と思うところで線を引いてみてください。

Ti は自由な機能なので、
どこで線を引くかは、あなたが自由に決めてOKです!
人の意見は関係ありません。

そして、Ti は自分で決めた線引きを最後の最後まで貫き通す機能です。
なので、決めた線引きはできる限りブラさないように頑張ってみましょう!

◼︎ISTP からみた INFJ と ISFJ

私は ISTP で、Ti 主機能なので、非常にたくましく育ちました。(不本意)

この前、知り合いの50代男性に、
「目的もないのにただ喋るためだけに人に会うって意味がわからないです」って話をしたら、
「マジで男やんけ(笑)」って言われました。

何つーこと言うんだ…許せねぇ…😇


まぁ、そんな私は、
無い物ねだりとわかっていても、やっぱり繊細さがあって、可憐で美しい精神の持ち主だなと憧れてしまいます。

でもね、1つだけ物申したいことがあって…

さすがに責任感強すぎでは?(笑)

いやね…社会にとって絶対に必要なことですし、素晴らしい機能だと思います!

でも、自分が削れて苦しむほどにやることが本当に正解なのか?
と思うことが、正直多いです。

この日本社会において、
言わないこと、察すること、人の為に尽くすこと
は確かに美徳ですが…

文化を変えれば、それは美徳とは呼ばれず、
「自分を大切にしない悪いこと」だと認識されることがあります。

私は、どちらの意見も正しいと思っています。
だから、どちらも取り入れて、バランスを取るべきだと思うのです。

人のために尽くすけど、それと同じくらい自分のことも大切にする。

自分が辛かったり苦しい時は、ちゃんと断る。
余裕があるなら、引き受ける。

自分の責任じゃないと思うなら、謝らない。
自分の責任で起こったミスなら、頭を下げる。

頭に来ることを言われたら、自己主張する。
自分を理解してくれる人に出会えたら、相手のことを理解するように努める。

これって全部正しいことだと思いませんか?


優しくて、責任感が強くて、いつも周りやグループのことを考えてくれて…
私のようなコミュ障がぽつんと1人オレンジジュースをあおっていれば、気にかけて仲間に入れてくれる…

そんな INFJ と ISFJ にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。

でも、だからこそ、
私は皆さんに苦しんでほしくはないです。

楽しんで前向きに生きていこうぜ🤘🤘🤘とは言いません。

でも、もう少し楽に…もう少し緩めて…
そんな風に生きていっても、バチは当たらないのではないですか?

だって、いつもボロボロになるまで頑張ってんじゃん!(笑)
もう報われても良くない?(笑)
もっと幸せになるべきじゃない?(笑)

私はそう思うわけです。


だからね、
すこーしだけでいいから、Ti を使ってみてください。
ちょっと楽になるはずです。

お試しあれ😊

需要があれば、Ti 優勢の Fe の使い方とかも紹介しようかしら?🤔


今回はこの辺で👋

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