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Graffityのイマが分かる、透明性の高い経営合宿とは?

Graffityは、「ARでリアルを遊べ。」というミッションのもと、ARエンターテイメントにフォーカスしているスタートアップです。リアルで人々のつながりを豊かにするARを使った「遊び」エンタメを発明し続けて行きたいという思いが込められております。
Graffityは設立から6年が経過しており、フルタイムは16名、直近3ヶ月間で3名が中途入社しており、組織を急拡大しております。
組織が急拡大するにつれてリスクになることは、メンバー間のミッション・ビジョン・バリューの浸透が難しくなってしまうことです。そこで、Graffityでは、全メンバーが同じ方向を向いて動くための透明性の高い経営合宿を四半期に一回行い、バリューを体現できるチーム作りを行っています。

新オフィスで初の開催。人数も非常に増えてきました。

Graffity経営合宿とは

会社のビジョンやミッションを実現するために、透明性の高い経営状態を共有することや、バリューを体現できるチーム作りを目標とする全体ミーティングのことを指しております。
当初は2日間実施していたため、社内では経営合宿と呼んでいますが、社内のメンバーが増えたことや、ワークショップを切り出して経営合宿以外でも実施するようになったことから、現在は一日で開催しています。
具体的には
① 四半期ごとの目標と進捗の振り返り
② 経営戦略・その他の戦略(営業戦略・採用戦略など)の共有
③ バリューを体現するためのワークショップ
④ チームビルディングをするためのワークショップ

を実施しています。

7/20に実施した経営合宿の内容をレポート!

急拡大している組織では、ミッション・ビジョン・バリューをはじめ、会社の理解が不十分なまま実務に取り掛かってしまうケースが多いのですが、Graffityでは、経営合宿を通してメンバー全体の会社理解を深めていきます。
特に、中途入社者に効果的。経営合宿に使うスライドは非常に分かりやすいため、全員が共通認識を持って会社理解を深める機会となります。

前クォーターの振り返り

手狭になったオフィスから引越しを実施しました。

新オフィスの内装は皆で協力しながら実施。

待ち望んでいた VRヘッドセット「Apple Vision Pro」が発表!

AR業界にとっては非常に追い風となる、Vision Pro。
新オフィスでの業務の様子。

「事業の方向と戦略」の振り返り

「ARエンタメDX事業」について。2023年4月〜6月は売上目標の137.1%を達成。継続案件を続けつつ、新規案件獲得やアップセル獲得に向けて動いていきます。

「2C×エンタメ事業」について。「Apple Vision Pro」がローンチされたことによるARマーケット急拡大に備え、近い将来、同事業を実施できる体制を構築中です。

「チーム」について。PM・営業・サーバーエンジニア・デザイナーを各1名ずつ採用し、フルタイムが合計16名の組織となりました。組織拡大に伴いオフィスを移転しました。

「ファイナンス」について。融資での資金調達が完了。今後はシリーズAの資金調達を、デットとエクイティを組み合わせて実施していきます。

2022年は土台となるARエンタメDX事業を立ち上げることができました。2023年からはフェーズ2として成⻑戦略にシフトし「ARエンタメDX事業の拡大と会社の規模拡大」「新規事業の立ち上げ」に取り組んでいきます。これらは非常に順調に実施できています。

ここまでで分かるように、自分たちの今の立ち位置を透明性高く伝えることで、できたこととできなかったことを明確にするようにしているのです。

Apple Vision Proについて

2023年6月にApple社が発表した「Apple Vision Pro」。デジタルコンテンツを現実の世界とシームレスに融合しながら、実世界や周囲の人とのつながりを保つことができる革新的な空間コンピュータです。(Apple公式サイトより引用)

Apple Vision Proが発表されたのは、AR業界において非常に大きい出来事であり、業界に関わる人全員が待ち望んでいました。

デバイスが出てきた以上、日本にいるスタートアップや大企業は、ユースケースを発明し、グローバルでシェアを取れるアプリケーションを開発することが大きなミッションになります。

AR業界が盛り上がるフェーズに間に合わせるために、スピード感を持って取り組む必要性を感じています。

Apple Vision Proについては、弊社代表の森本が解説した記事がありますので、あわせてお読みください。

また、会社のメンバーの複数人が、Apple Developer Labを通して既にVision Proを体験しており、Vision Proを活用した新しいARアプリのリリースするために、ナレッジを蓄積し始めております。

ネクストについて

ARプラットフォームを活用した新規支援事業へチャレンジをするべく、準備を進めています。具体的には、人員拡大とプロジェクト横断型組織の導入をすること。

過渡期であり急成長している弊社では、このまま今のビジネスモデルを順調に進めるだけでは、私たちが目指す世界の実現やそこへの成長スピードにはまだまだ足りないと考えています。

非線形の成長を目指す為にはこの先私たちが何をしなければいけないかを掲げ、特に今回の経営合宿では「プロジェクト横断型組織の導入」について議論しました。全社員で自由に意見を出し合い、良いアイデアをどんどん取り入れていきます。

ポイントは経営陣とそれ以外のメンバー全員とが双方向でコミュニケーションできていることです。一方的にやり方や決定事項を伝えるだけでなく、全員で議論を重ね最善を導くという姿勢が、20名弱の組織規模においても実現できている点で、社内の風通しの良さを感じてもらえるのではと思います。

メンバーそれぞれが会社について自分ごととして捉え考えるこの機会が、戦略理解、エンゲージメント向上に繋がっています。

ちなみにGraffityの戦略理解に必要な考え方は「ストーリーとしての競争戦略 」がベースになっています。経営陣とマネージャーで会社の戦略を四半期でアップデートしており、戦略の解像度を日々あげております。名著ですので興味のある方はぜひご覧ください。

カルチャーや社内の仕組みについて

Graffityでは、バリューを浸透させるための仕組みとして普段から様々な取り組みを実施しています。その中で経営合宿でも実施しているのは以下です。

  • 賞賛をメインとする「360°フィードバック」

  • MVVを浸透させる「バリュー会」

  • もっと良いものに改善する「KPT」

全員の3ヶ月間の実績をメンバー間で称え合います。実績の大小問わず、しっかりと社員それぞれの取り組みや実績を賞賛し合うことで個々人のモチベーションもあがり、会社としても一人一人の活躍をしっかり知れることで正しく評価できると感じています。

自分のアイデア、他のアイデアについてワークショップ中に言及することがポイント。
付箋(miro)を使ってアイデア出しを行います。

バリュー会とはGraffityが定める3つのバリューの解釈をメンバー全員でアップデートする会となっております。バリューは抽象的な行動指針であり、具体的な行動指針は多様であるべきだという前提を持っています。四半期で各自が実施した3つバリューを体現する具体的な行動を一人一人が付箋(miro)で出し、まとめた上でバリューの解釈をアップデートしていきます。

これらも経営層とメンバーが双方向で組織作りにおけるコミュニケーションがとれ、全員が同じベクトルに向かって推進していく原動力になっていると感じます。

まとめ

Graffityでは、経営合宿を通して自社の現状や今後の方向性を隠すことなく全てさらけだし、またミッション・ビジョン・バリューの認識統一を定期的に行っています。形だけの社内施策は常に改善・アップデートし、急拡大する組織でありながらも一丸となって進める体制づくりが出来ていると感じます。ポイントは経営陣と双方向のコミュニケーションをとれることによる、非常にフラットな組織。

そういう意味では一人一人が事業成長の手触りを持ちながら、成長していくことができます。今後確実に盛り上がるARマーケットのリーディングカンパニーを目指す弊社とともにAR業界を盛り上げていきませんか?


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