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Apple Vision Proを体験したメンバーで、Vision Pro向けの1Dayハッカソンを開催しました!


フルタイムメンバーの9割以上がVision Proを体験!

Graffityは、東京拠点のARエンタメスタートアップです。現在は2C向けにARゲーム事業、2B向けにARエンタメDX事業を展開しております。ARエンタメDX事業では、「最短3ヶ月で“心動かす”ARエンタメ」をコンセプトに、AR技術に特化したエンタメの企画・開発と、DX化を支援しています。

2023年5月にApple Vision Proが発表され、AR業界は大きく盛り上がりました。ARエンタメスタートアップとして、Vision Proを活用したARエンタメコンテンツの開発は率先して進めていく意思決定をしております。

Vision Proのローンチタイトルをリリースすることを目指し、まずはフルタイムメンバー全員がVision Proを体験しないと良いアイディアがうまれないと考え、Vision Proの実機テストを行うことができるApple Developer Labへ応募し、9割のフルタイムメンバーが参加することができました!

PM、エンジニア、デザイナーと全職種のメンバーが参加することができ、メンバー間で気づきや感想やアイディアを共有し、ローンチタイトルリリースに向け企画・開発を行っています。

Apple Vision Proの詳細な記事は、弊社代表の森本が速報記事を出しているので、一読ください。

Apple Vision Proローンチタイトルリリースへ向けた1Dayハッカソンを開催

ハッカソンで開発したデモアプリを体験する風景

Vision Proのユースケースを想定し、ビデオパススルーを搭載しているMRヘッドセット方式の『Meta Quest Pro』で開発

Apple Vision Proと同じビデオパススルー方式を採用しているMeta Quest ProでVision Proのユースケースを想定した企画を行いデモアプリを開発しました。
2023年の10月の段階では、Xcodeを活用した開発環境のみ、Unity向けの開発環境はベータ版の状態であり、開発の難易度が高く、実機テストも難しい状態でした。Vision Proに近いデバイスで開発を進める方針となり、Meta Quest Proが選定されました。

1Dayハッカソンでは、フルタイムメンバーと業務委託メンバーが参加し、3チームに分かれ、『1日』で3つのデモアプリを開発しました。

ビデオパススルーの詳細記事はこちら。

以下、チーム毎に作成したアプリの概要です。

Aチーム『寿司眼』: ゲイズ操作でのキー入力を行うタイピング練習アプリ。時間内にゲイズ操作によるキー入力を完了させよう!
Bチーム『GESTURE GROOVE』:
 リズムに合わせてジェスチャー操作を行う音楽ゲーム。DJが奏でるリズムにのせ、ジェスチャーで空間を盛り上げ、全身で音楽を感じて楽しむことができます。
Cチーム『Task Tree』: 設定された時間内にタスクをこなし続けると作業時間と連動して『木』が育つタスク管理アプリ。仕事を続けることで自分のデスクの上に森を作ることができます。

【Aチーム】ゲイズトラッキングでタイピング練習アプリ『寿司眼』

コンセプト:
ゲイズタイピングを『寿司ゲーム』で修行!時間内に寿司を食べ尽くせ!

ゲームルール:

  1. 寿司がレーンの上を流れてる間に表示されるテキストをタイピングします。

  2. キーの選択はゲイズ操作で行い、ハンドコントローラーのトリガーを押し込むことでタイプができます。

  3. 制限時間は1分。時間内にたくさんタイピングしよう!

Vision Proならではの企画ポイント:
Vision Proでのテキスト入力はゲイズとハンドトラッキングの操作で行われるとVision Proを体験して感じております。iOSでフリック入力が導入された際、この記事を読まれている方の中にも新しい入力方式に慣れなかった記憶があるかと思います。当時にもフレック入力の練習アプリが多数リリースされており、Vision Proのゲイズ入力にも同様の需要があると考え『寿司眼』のデモを企画しました。

【Bチーム】ジェスチャーで盛り上げ、全身で音楽を感じよう!
ジェスチャー操作を使ったリズムゲーム『GESTURE GROOVE』

コンセプト:
DJが奏でるリズムにのせ、ジェスチャーで空間を盛り上げ、全身で音楽を感じて楽しもう!

ゲームルール:

  1. 「ジェスチャーマーク」を
タイミングよく右か左にスワイプしよう!

  2. スワイプがうまくいくと空間の演出が変化していき、音楽を視覚的に感じることができる!

  3. スコアで友達と競いあったりもできるよ!

Vision Proならではの企画ポイント:
ハンドジェスチャー
Spatial Audio、2つのVision Proの機能を活用し、新しいARリズムゲームの実現!

【Cチーム】設定された時間内にタスクをこなしデスクに森を作る『Task Tree』!

コンセプト:
設定された時間内にタスクをこなすと作業時間と連動して木が育つ。仕事と休憩を繰り返し自分だけのミニ森を作れ!

推しポイント:

  • モクモク作業が捗るアプリ

  • 今日は何本の木が生やせるのか自分との戦いで集中力UP

  • 自分の部屋を木で埋め尽くしてヒーリングにもなる

Vision Proならではの企画ポイント:

  • ゲイズトラッキングを活用し、特定のウィンドウをどれくらいの時間見ているかのデータを元に木が成長するゲーム要素

  • 平面検知でどんな場所でも木を生やしていく機能も追加していきたい

まとめ

Apple Vision Proのローンチタイトルの企画・開発を進めるために、Graffityが取り組んでいる様々な施策の中で、Developer Labへの参加と1Dayハッカソンについてまとめました。

Apple Vision ProはAR業界のゲームチェンジャーと言っても過言ではございません。

デバイスが出てきた以上、日本にいるスタートアップや大企業は、ユースケースを発明し、グローバルでシェアを取れるアプリケーションを開発することが大きなミッションになります
Graffityはミッションである「ARで、リアルを遊べ」を軸に、ARならではのエンタメ体験を追求し続けており、Apple Vision Proを活用したARエンタメコンテンツもすでに企画・開発を進めております。

Graffityでは、AR技術に特化したエンタメの企画・開発と、DX化を支援するスタジオ「Graffity AR Studio」を運営しており、これまで累計25万ダウンロードを突破したARシューティングバトル「ペチャバト」や、グローバルに展開しているARシューティングバトル「Leap Trigger」など、ARゲームを開発・運営しており、これらの知見を活かし、スピード感を持ってARを活用した企画・開発・運用までを、ワンストップでサポートいたします。

ARグラスやMRヘッドセットを活用した企画・開発の実績もあり、Apple Vision Proを活用し、ユースケースを企画・開発したい企業の方々ぜひ弊社にお問い合わせください

ARの新しいユースケースを発明し、AR業界を牽引していくGraffityに興味ある仲間も募集中です!


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