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piyobloger
トイレから出たくない。
駅のトイレから出たくない。
これは毎朝出勤前のわたしが思うこと。
朝、自宅の最寄駅までは半分寝ぼけた状態でとぼとぼ向かい、電車に乗り込めば開いた座席に座ってまた一眠りする。1時間かけて勤務先の最寄り駅に着けば時間調整も兼ねて、駅のトイレで時間を潰す。
駅のトイレに入るころには眠気もだんだん醒めていて、脳内では「仕事に行け」という指令が出ている。
その指令が出始めると、今度は逆に私の身体が「仕事に行きたくない」と駄々を捏ね始める。
おなかが痛くなったり、気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりと朝から私の身体は忙しい。
身体からのシグナルの大元はストレスだとは思ってはいる。
休みの土日しっかり休んでリフレッシュをしても、月曜の朝になればぐったりしてしまうし、週の真ん中で休みを取ったところで、翌日の勤務が嫌すぎて気持ち的に休めなかったりもする。
毎朝思っているなら相当身体に毒なはず。
もし心に注射器を刺して、毒を抜けるとしたらかなりの黒い液体が私の中から出てくるんじゃないかって面白がっている自分もいる。
可視化できないことだからこそ、見てみたさはある。(笑)
だけどこんな風に思う朝もあと5回で終わり。
なぜなら今月の末で今の仕事を退職することが決まったから。
次、何の仕事をするかはまだ決まっていない。
ただ、疲弊した心身を休ませてあげたい。という思いが今はいちばん強い。
働くことだけが人生じゃない。
心が豊かじゃなきゃ幸せには気づけない。
そう言ってくれた母へ感謝を。
そして今まで頑張ってきた自分へ称賛の拍手を。
あと5回、トイレのドアを開ける勇気をもって明日も仕事へ向かう。
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