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せっせと絵本を贈る

実家にあった200冊を超える絵本は、引っ越しに伴う断捨離の際にすべて私が引き取った。今でもちゃんと大事に保管している。

100冊くらいかなと思ってたら、ざっと数えて200冊を超えていた。本って数字で聞くと多く見えるけど、実物は意外と少なく見えるよね (見えない?)

そんな絵本たちも、妹のお子という引き継ぐ相手ができた。ウキウキで、好きなだけ持って行っていいよ!と妹に話すと「え!?あれ全部もらったの!?てっきり数冊お気に入りだけ持ってると思ってた」と驚かれた。

本を溜め込み居住スペースを侵食しすぎたせいで実家を追い出された姉だぞ。そんな私が簡単に手放すわけなかろう。

がしかし冷静な妹は「家のスペースには限りがあるから、図書館的に利用させて」とのこと。

えーと、それはつまり、私の家がお子の図書館になるってこと……?何その嬉しい展開……!

おばさん張り切っちゃうな〜!お子が絵本を楽しむ年齢になったら、自ら新しい絵本まで買い足しそうだ。大丈夫、絵本ならあと100冊は余裕で収納できる。

お子には、あそこに行けばおもしろい何かが読める、って思ってもらえると嬉しいな…。わたしゃ絵本おばさんとして生きていくよ。


妹のお子だけでなく、友人のお子たちへも絵本を贈っており、もはや絵本ばらまきおばさんと化している。服とかは他の人がプレゼントするだろうから、図書館の隅から隅まで絵本を読んでいた頃の記憶を呼び出して、絵本を贈ることにした。

せっせと選んでは贈りをしているうちに、この営みはみんながハッピーのWin-Win-Winなのでは…?と思えてきた。

友人とお子:もらえて(多分)嬉しい。
 *紙はかさばりそして重いことを知っているから、ほどほどにしようとは思ってます、いちおう…。

書店:本が売れて嬉しい。

私 :友人とお子が喜んでくれたら嬉しい。絵本を選ぶのが楽しい。好きな絵本を普及できて嬉しい。出版業界にお金落とせて嬉しい。

こうやって書いてみると、嬉しいが一番多いの私じゃん。Win-Win-Win!


自分の子供時代の絵本しか知らないから、最近の絵本も読んでみたい。図書館に行くか。楽しみ増えた〜
(おばさんおばさん書いたけど、お子たちには絶対名前で呼んでもらいます)

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