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グー先生のレシピと「グレイス甲州 菱山畑」を合わせてみたら

九州の大雨のニュースを拝見し、心を痛めております。
皆様が大変な中で「ブドウは大丈夫ですか?」というお気遣いのお言葉も頂き、本当にありがとうございます。
結実したブドウは、果粒が少しずつ大きくなっていくシーズンを迎えています。

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山梨の梅雨晴れの日差しには、夏の到来を感じさせるようなエネルギーを感じます。私は、夏になると、毎年食欲が少し減ってしまうのですが、そんなときに是非楽しみたいというおつまみを、グー先生こと林幸子先生の『ご馳走おつまみ』の中に発見いたしました。

「よそゆきカルパッチョ」
お刺身は、イカ・ひらまさ・鯛を使いました。
お刺身を薄いそぎ切りにして、グー先生オリジナルの梅トマトソースを彩りよくかけた、30分でできあがってしまう一皿です。
梅トマトソースも、種を取った梅と、ヘタを取り、小切りにしたトマトをフードプロセッサーまたはミキサーでピューレ状にしたお手軽なもの。

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最近は、この特製の梅トマトソースにはまっていて、食欲があまりないときも、パスタやサラダにかけたり、助けられています。

「よそゆきカルパッチョ」に合わせて選んだのは、「グレイス甲州 菱山畑 2019」です。

素材の味を引き立て、酸味のしっかりとしたお料理とも相性が良い「グレイス甲州 菱山畑」ですが、菱山畑は、勝沼町の中でも最も標高が高いエリアに位置していることから、そのはつらつとした酸が特徴的です。
また、入り組んだ地形から、花崗岩質などの多様な土壌を持ち、香りや味わいにも、土壌由来の複雑さが表現され、幅広いお料理と合わせることができるワインだと感じています。

今回は、甲州と合わせるべく、鯛やひらまさなど、白身のお魚を選んだのですが、グー先生の『ご馳走おつまみ』の中では、マグロとなっていました。
グー先生特製の梅とトマトの「グーだれ」も含め、グー先生ご本人からは、ピノノワールに合わせることを想定して作ったおつまみとお話を頂きました。

カルパッチョと甲州は海外でも見かけるペアリングの一つなのですが、その場合、お塩とすだちであったり、柑橘のソースであったりする場合が多いので、思い切って梅とトマトのソースと合わせてみました。
『ご馳走おつまみ』に掲載されていたレシピより、少しだけトマトの割合を多くしてみました。

「グレイス甲州 菱山畑」のお料理との相性には、懐の深さを感じるのですが、殊に、ブドウの成熟がゆっくりと進んだ結果、凝縮度と酸のバランスに長けたワインとなった2019年産だからこそやってみよう!と思ったペアリングです。

「グレイス甲州 菱山畑 2019 」のご用命はこちらから↓
https://www.grace-wine.com/shop/products/detail/54

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