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エドロックジャック

2020年10月3日~11月3日まで、むすぶばがエドロック一色になりました。
長いようで短かった1か月間の記録です!


■エドロックがむすぶばをジャック!

毎年11月3日は、老若男女が地域や国境を超え、江戸川でお祭り騒ぎ。
河川敷を会場に、音楽ライブやアートコンペ、ワークショップなどを行い、出店やキッチンカーも集まります。
地域のおまつりというよりは、”フェス”という言葉がぴったりの「エドロック」。

しかし今年はコロナの影響で、江戸川河川敷でのライブや出店をせず、参加者それぞれが、オンラインスポットと呼ばれる参加店をめぐるスタイルになりました。
工夫を凝らした開催方法の中で、「むすぶば」はエドロックをよりみなさんに知っていただくためのプチ会場として、
本番の1か月前から、エドロック一色になりました。
1か月という長い期間、今までの「むすぶば」をガラっと変えた”ジャック”のような雰囲気は、初めての取り組みです。

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■突如現れたアートミュージアム

エドロックを語るうえで外せないのが「アート」。
一般から募ったアート作品のコンペを行ったり、会場にアートを配置したり。
アートの持つチカラを提唱し、アートと身近に接する機会を作っています。

会期中、むすぶばにもたくさんのアートが運び込まれました。

まずは、今回のエドロックのメインヴィジュアルにもなったHAYASHIMARIKOさんの作品。
迫力の中に繊細さを感じ、ずっと眺めていたくなる深緑。
ステップの中央に鎮座しました。

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これを囲うように、絵画作品などが展示、販売されました。

そして、通る人々の目を引いた立体作品の数々。
ドットがまぶしいポールや、おきあがありこぼしになっているものもあります。
また、なめらかな曲線美の椅子は、実はエドロックの実行委員長のお尻をかたどってできています!
この椅子に座りたくって、毎日保育園帰りに寄ってくれるお子さんもいました。

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さわれるって、すごいこと。
コドモだけではなくオトナも、刺激を受けますよね!

更に、みんなの書いたお願いごとを集め、神社に飾ってアートにする施策も!
私も当日見にいきましたが、みなさんが「むすぶば」で託した想いが、空にはためいていましたよ。


■売るだけじゃなくて知ってもらうマルシェ

今年のエドロックTシャツは元気な黄色!
加えて新顔のバッジ!これはラジオになっていて、離れていても同じ時を共有できる粋なアイテムです。
こういったエドロックのグッズや、参加店の商品を並べたマルシェを展開しました。
参加店の品物が一堂に会し、言うなれば”イチカワ物産展”のよう!

毎日のように、商品が増え、お菓子からファッション小物やマスク、雑貨に至るまで本当に豪華な店頭で、
こんなにたくさんのお店が参加しているエドロックってすごいなっと、改めて思いました。

しかし、たくさんの商品やアートを並べ、マルシェとして販売しつつ、エドロックというイベントを認知してもらう!
これは簡単なようにみえて難しく、毎日、試行錯誤の繰り返し。

額装されたアートをたくさん置いたことでかまえてしまったのか、はじめは人の流れがなかなか生まれませんでした。

ただ場所をお貸しするのではなく、「むすぶば」としてできる事を模索しました。
シャポー市川に1年以上あるむすぶばとして、
むすぶばの存在に慣れてくださっていたお客様に、
エドロックという新しいコンテンツを受け入れていただくには、どうしたらいいか。

エドロックのマインドを共有した上で、
既存のお客様に寄り添い、むすぶばというフィルターを通して伝えていくことが大切なのではと
本質的なところに立ちかえりました。

実行委員の皆さんや、実行委員長の藤田あかねさんのご自身のアツイお言葉でエドロックというイベントに対する思いをお聞きすると、
新たな発見や、応援したいという気持ちがさらに強くなり、「むすぶば」のこのプチ会場も、更により良いモノにしていこうとモチベーションが上がりました。

実行委員の皆さんと一緒に、導線を見直したり、レイアウトの変更をしたり、
実験や工夫、アイデア交換を積み重ね、常にむすぶばにいる私たちも、お声かけなど、入りやすい雰囲気作りを心がけました。

■ここにきたら、参加したも同然!

「むすぶば」の壁には概要や楽しみ方がかかれ、「エドロック」という単語を初めて聞いた方も、コロナを心配して参加を迷っていた方も、皆さんにわかりやすくお伝えできる”ば”になっていきました。
私も関係者の方のお話を聞いていく上で共感し、もうエドロックの一員の気でおりました♡

ご来場されるお客様に、今年の開催のカタチや、オンラインスポット、アートコンペなどの紹介をしていきましたが、
私的には、マルシェの商品を手に取っていただいただけでも、エドロックに参加したようなものだと思っていました。

「昨年のエドロックには行ったけど、今年はこどもが生まれて、ベビーカーだし参加できそうにないな…」と教えてくださったママさんがいらっしゃいました。
でも今年のエドロックは、どこにも集まらなくてもいいのです。
お家でyoutubeの配信を見ていても、ラジオを流しているだけでも、もうエドロックに参加しています!

「当日は仕事で…」とおっしゃる男性には、アートコンペについてお話しました。
10月初旬から、すでに参加店に作品が飾られているので、好きなタイミングで見にいって、投票もできますよとお伝えすると、
「近いところ回ってみよう~」と!はい!もう!JOIN!エドロックにJOIN!

その人その人の状況、また同じ人でも生活スタイルは変わっていくものですが、
どんな状況でも楽しめることが、エドロックの強みであると実感していました。

そもそも他のイベントが中止になっている中で、エドロックが開催に至ったのは、実行委員の方々の柔軟な発想と、
フレキシブルに楽しめる要素があったからですよね!

前述のママさんも、来年、再来年、お子さんと一緒にまたエドロックに参加してくれると嬉しいなあ~。


■皆の努力の集大成!

エドロック当日はまず、市内5か所に設置されたナビスポットで検温をして、
37.5℃以下だった証のシールをガイドブックに貼り、これを通行手形として、イベントに参加します。
「むすぶば」は、市川駅周辺のナビスポットとして活躍しました。
検温以外にも、イベントのアナウンスや、参加店舗をめぐり集めるシールラリーの景品交換など、終始にぎわっていました。

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私は当日、むすぶばにはおらず、市内の参加店を回り楽しんでいたのですが、
日々、エドロックが形作られていくのを見ていたので、
参加するお客さんやお店の方、関係者の方、たくさんの人の笑顔を目の当たりにして
本当に自分のことのようにうれしく、心が温かくなりました。

こんな素敵なエドロックのお手伝いができたことを光栄に思います。
来年は、江戸川に戻ってこられるのか?どうなるのしょうね、でもどんな形で開催されるとしても、関わった皆さんは楽しんじゃう気がします。
今から楽しみです!
これからも市川市のみなさんと共に、ワクワクし続けられる”ば”を目指して頑張ります!

「むすぶば」では、みなさんによりゆたかな時間を送っていただけるように、今後も様々な催しを計画しています。
noteだけではなく、Instagram、twitterも更新しているのでチェックしてみてくださいね!

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