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揚水式水力発電とは?

昨日のニュースでやっていた、揚水式水力発電!
通常の水力発電と何が違うの?
と思う人が多いと思います。
今回は、この #トレンド について記事にします。

揚水式水力発電ってどんな仕組み?

発電所の上部と下部に大きな池(調整池)をつくり、昼間の電力需要の多いときは上の調整池から下の調整池に水を落として発電し、発電に使った水は下部の調整池に貯めておきます。

電力の消費が多い昼間は、ある池から下の池に向かって水が流れ落ち、中央の水力発電所で発電を行います。

揚水式水力発電のポイント

夜間は余剰電力を使って下の池に溜まった水を上の池に汲み上げます。

電気は蓄えることが難しいエネルギーですが、
昼は水の位置エネルギーを使って電気を起こし、
夜は電気を使って水の位置エネルギーを蓄える。
ということから、大きな意味での『 蓄電施設 』と考えることもできます。

日本では特に夏の昼間にはエアコン、
屋内照明などに最も多くの電力が必要とされます。

揚水式水力発電のデメリット・メリット

一方で、
夜は逆に電力消費が少なくなります。

そこで、
電力需要の少ない夜間に火力・原子力発電所の電力を利用して、揚水発電下部の貯水池から上部の貯水池まで発電用水を汲み上げ、再び昼間の発電に使います。

揚水発電と水力発電の違い

このように、揚水発電は水の高低差
(位置エネルギー)を利用した発電方法といえます。

似たような用語として、水力発電がありますが、
揚水発電と水力発電には違いがあるのでしょうか?
 
揚水発電は、
『 ポンプを用いて組み上げること 』を前提として作られた設備であるといえます。
 
一方で、

水力発電は、
もともと水が上から流れてくるということを想定して作られており、ポンプによる組みあげのことは考えていません。

そのため、
自然現象である雨によって常に上から水が供給される地域に、水力発電所は設置されています。

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